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結婚式のご祝儀を忘れてしまった!
結婚式に参列するといっても、着の身着のまま参列できるわけではありません。いろいろな準備を整えなければならないので、当日バタバタすることも多々あります。仕事や家事、育児で自分の時間が十分に取れない環境だと、式当日にご祝儀を忘れてしまうこともあり得ます。
結婚式当日にご祝儀を忘れてしまったとき、どのような対応がNGなのでしょうか?
ご祝儀を忘れたときにすべきではない絶対NG行為
結婚式のご祝儀を忘れてしまったときにやるべきではない、NG行為をまとめました。
1.何食わぬ顔で参列する
結婚式に参列するにあたり、ご祝儀を忘れてしまったことに気づいていながら何食わぬ顔で参列するのはNG!道中や現地に到着してご祝儀を忘れていることに気が付き、どうしてもお金に用意ができなかった場合は、ご祝儀を後日渡す旨を記帳する必要があります。
うっかり中のお金を入れ忘れた場合を除いて、ご祝儀を忘れた自覚があるのであれば、何食わぬ顔で式に参列するのはマナー違反に当たります。
2.忘れてしまったことを、相手に伝えてしまう
ご祝儀を忘れたことを、直接式を開く相手に伝えてしまうのはよくありません。相手が気を使ってしまうほか、周囲の人からの印象が悪くなってしまいます。周囲の人はもちろん、式の雰囲気を壊さないためにも、ご祝儀を忘れたことを本人たちに直接伝えるのは控えましょう。
3.現金を手渡しする
ご祝儀を忘れたけど、比較的まとまった額の現金は持っている。そういった場合、現金をご祝儀としてそのまま手渡ししてしまうのはNG。
おめでたい式で現金をそのまま手渡しするのは、印象が悪い行動です。お金を渡さないまま参列するよりもよいと思うかもしれませんが、現物のお金を手渡しで渡されて素直に喜べる状況ではない可能性が高いです。
4.そのまま踏み倒す
結婚式のご祝儀は、決して安価な価格ではありません。当日ご祝儀を忘れたことをいいことに、そのままご祝儀を踏み倒してしまうのはマナー違反。
結婚式は、1人当たりにかかる食事代や飲み物代がかなり高く設定されています。式を挙げる人の負担額を増やさないためにも、ご祝儀の踏み倒しはすべきではありません。
結婚式のご祝儀を忘れたときの、適切な対処法
結婚式当日にご祝儀を忘れてしまったときは、以下のような対策を実施しましょう。
- 現金はあるけど、ご祝儀袋と新札が手元にない…ご祝儀袋はスーパーやコンビニで調達し、お金はホテルスタッフに相談して交換してもらえることがある
- ご祝儀袋そのものを忘れ、現金もあまり持っていない…記帳時に、ご祝儀袋を後日渡す旨を書く
自宅にご祝儀袋を忘れた場合、式が終わって帰宅後、できるだけ早く現金書留でご祝儀を送りましょう。当日ご祝儀を渡せなかったことに対する謝罪文を添えると、なおよいです。
まとめ
人間はついうっかり失敗することがある生き物なので、結婚式に参列したときにご祝儀袋を忘れる可能性は十分あります。ご祝儀袋を忘れてしまったときに注意すべきNGマナーと、対処方法を身につけておけば、慌てずに対処できますよ。