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小さい子どもと電車やバスなどの公共乗り物を利用する際、注意したいのが車内マナー。子どもをほったらかしにして好き勝手させてしまうとマナー違反をしてしまい、周囲の人から冷ややかな視線を送られてしまいます。場合によっては、ご両親が厳しく注意を受けてしまうこともあります。
今回は電車やバスに乗るとき、子どもに守らせたい車内マナーについて解説します。
静かに過ごさせる
まずひとつめが、車内ではできるだけ静かに過ごさせるという点。車内で大声でしゃべったり騒いだり、スマホなどの音を出す行為は周囲の乗客に迷惑をかけます。
電車バスに乗っている人の中には、考え事をしている・読書している・仮眠をとっているなどで集中したい方も少なくありません。そんなときに、子どもの騒ぎ声や騒音が聞こえるとイライラしてしまうのは仕方がないことでしょう。
もちろん、コントロールが効かない子どもを静かにさせるのはそう簡単なことではありません。だからといって、自分の子どもが騒いでいても気にせず放置していい訳ではないです。最低でも注意する・叱るなどの努力は行いましょう。
つり革で遊ばせない
次に挙げられるのが、つり革で遊ばせないこと。
元気いっぱいな子どもの中には、つり革にぶら下がり遊んでしまう子もいます。しかし、本来つり革は遊ぶことを目的とした遊具ではなく安全を確保するための物。
運転中につり革で懸垂遊びなどをしていると、急ブレーキがかかったときなどに周りの乗客にぶつかってしまう恐れがあります。最悪の場合、怪我を負わせて大ごとになるリスクもゼロではありません。
急ブレーキがかからなかったとしても、非常に危険な行為であることには変わりないため、子どもがつり革遊びを始めたら親が注意して止めさせましょう。
車内で飲食させない
バスや電車内での飲食行為の是非は賛否が分かれるところ。臭いが強くないパンや小さなおやつであれば、食べても問題ないという意見も少なくありません。しかし、セーフ・アウトの線引きは曖昧。どこまでなら飲食していいのか明確に定義されていません。通勤通学中の電車では、一切の飲食がマナー違反であるという主張もあります。
どこまでなら大丈夫か教えられない以上、子どもには車内での飲食は禁止と一括りに教えてあげるのが無難です。また、注意力散漫な子どもの場合、揺れる車内で飲食物をこぼす懸念もあります。他の乗客にかかって迷惑をかけるリスクもあるため、子どもには車内での飲食は止めさせるようにしましょう。
まとめ
今回は電車やバスの中で子どもに注意させたいマナーの一部が挙げられました。
近年では子育て世帯に強く当たる乗客の存在が問題視されていますが、その一方でマナー違反をする子どもを注意できない親たちも存在します。
子どもだから仕方がないという言い分もありますが、通用する範囲には限度があります。今回の記事をキッカケに子どもに車内マナーを教えてあげてみてください。