目次
梨の賞味期限の目安
梨は非常に水分を多く含んでいる果物で、傷みやすいのが特徴です。正しい方法で保存しなければ、あっという間に腐敗してしまいます。賞味期限も比較的短めなので、チェックしておきましょう。
- 常温保存…冷暗所で3日程度
- 冷蔵庫…約1週間ほど
- カットして冷蔵保存した梨…約2日
- 冷凍…約1か月
梨が手元にある場合は、できるだけ早く消費しきるのがおすすめです。
梨が腐っている時のサイン4選!
梨が腐っているときのサインは、以下のものが挙げられます。
1.果肉の状態が変化する
梨の果肉は、リンゴのように硬いのが特徴です。果肉の形状が手元に来たときと実の硬さが変化している場合は、腐っている可能性が高いので注意してください。
- 柔らかくなる
- ブヨブヨになる
- 皮から不審な汁がにじみ出ている
- 果肉が溶けきって液状になっている
果肉の状態に異常をきたしている場合、食べるのは危険です。
2.変色する
カットしたとき実の部分が変色していると、傷み始めている可能性が高です。半分に切って芯とその周辺が真っ黒になっているときも、腐敗が進んでいる状態!傷んでいる部分だけを切って食べることもできますが、食中毒のリスクはゼロではありません。
芯の部分だけが真っ黒になる芯腐れ病の場合は、芯の部分を取り除けば食べられます。
3.味が変わる
梨の味が大きく変化しているときは、食べない方が無難です。
- 明らかに強い酸味
- 舌がしびれる感じ
梨に限らず、味の劣化による変化や舌先のしびれは、劣化しているサインであることが大半!そのまま無視して食べたり、火を通して食べてしまうと、体調を崩してしまうかもしれません。
4.カビが生える
皮の表面にカビが発生しているものは、食べない方が無難です。皮だけを取り除いても、梨の実の深部までカビが根を張っている可能性が高い状態。洗ったり、火を通す多としても、カビ菌が死滅することはありません。
梨の正しい保存方法
梨の正しい保存方法は、以下の通りです。正しい保存方法を実践して、梨の劣化を防ぎましょう。
- 梨を1つずつ新聞紙で丁寧に包む
- ポリ袋に入れる
- ヘタが下をむく形で、冷蔵保存…梨の上部は呼吸をするため、酸化を防ぐ効果がある
カットした梨は、塩水につけて酸化防止対策を行い、少量の水を入れた密閉容器で保存してください。冷凍保存するときは、カットして塩水につけ、保存袋に入れます。すりおろして冷凍すると、かさばらずにすぐ使用できるのでおすすめです。
まとめ
梨は劣化しやすい果物なので、できるだけ早く消費しましょう。正しい保存方法を守ることで、日持ちしやすくなります。消費しきれない量の梨をもらったときは、可能な限り迅速に知人やご近所さんと分け合うのがおすすめです。