梨が腐っている時のサイン4選!賞味期限や保存方法まで解説

籠盛の梨

梨は、傷みやすい果物です。まだ大丈夫と思って常温放置していると、あっという間に傷んでしまうかも!梨の賞味期限の目安を把握し、腐っているサインをチェックしておきましょう。正しい保存方法も紹介しているので、たくさん梨を入手したときの保存時に、ぜひ実践してみてください。

梨の賞味期限の目安

たくさんの梨

梨は非常に水分を多く含んでいる果物で、傷みやすいのが特徴です。正しい方法で保存しなければ、あっという間に腐敗してしまいます。賞味期限も比較的短めなので、チェックしておきましょう。

  • 常温保存…冷暗所で3日程度
  • 冷蔵庫…約1週間ほど
  • カットして冷蔵保存した梨…約2日
  • 冷凍…約1か月

梨が手元にある場合は、できるだけ早く消費しきるのがおすすめです。

梨が腐っている時のサイン4選!

バツ印を出す主婦

梨が腐っているときのサインは、以下のものが挙げられます。

1.果肉の状態が変化する

梨の果肉は、リンゴのように硬いのが特徴です。果肉の形状が手元に来たときと実の硬さが変化している場合は、腐っている可能性が高いので注意してください。

  • 柔らかくなる
  • ブヨブヨになる
  • 皮から不審な汁がにじみ出ている
  • 果肉が溶けきって液状になっている

果肉の状態に異常をきたしている場合、食べるのは危険です。

2.変色する

カットしたとき実の部分が変色していると、傷み始めている可能性が高です。半分に切って芯とその周辺が真っ黒になっているときも、腐敗が進んでいる状態!傷んでいる部分だけを切って食べることもできますが、食中毒のリスクはゼロではありません。

芯の部分だけが真っ黒になる芯腐れ病の場合は、芯の部分を取り除けば食べられます。

3.味が変わる

梨の味が大きく変化しているときは、食べない方が無難です。

  • 明らかに強い酸味
  • 舌がしびれる感じ

梨に限らず、味の劣化による変化や舌先のしびれは、劣化しているサインであることが大半!そのまま無視して食べたり、火を通して食べてしまうと、体調を崩してしまうかもしれません。

4.カビが生える

皮の表面にカビが発生しているものは、食べない方が無難です。皮だけを取り除いても、梨の実の深部までカビが根を張っている可能性が高い状態。洗ったり、火を通す多としても、カビ菌が死滅することはありません。

梨の正しい保存方法

カットした梨

梨の正しい保存方法は、以下の通りです。正しい保存方法を実践して、梨の劣化を防ぎましょう。

  • 梨を1つずつ新聞紙で丁寧に包む
  • ポリ袋に入れる
  • ヘタが下をむく形で、冷蔵保存…梨の上部は呼吸をするため、酸化を防ぐ効果がある

カットした梨は、塩水につけて酸化防止対策を行い、少量の水を入れた密閉容器で保存してください。冷凍保存するときは、カットして塩水につけ、保存袋に入れます。すりおろして冷凍すると、かさばらずにすぐ使用できるのでおすすめです。

まとめ

梨は劣化しやすい果物なので、できるだけ早く消費しましょう。正しい保存方法を守ることで、日持ちしやすくなります。消費しきれない量の梨をもらったときは、可能な限り迅速に知人やご近所さんと分け合うのがおすすめです。

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