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ゴキブリが出やすくなる時期
ゴキブリは、1匹見つけたら100匹いるといわれています。それを考えると、見つけてしまったときの絶望感は大きくなるものです。これ以上ゴキブリを増やさないためにも、ゴキブリが活発に活動する時期を知っておきましょう。
- 摂氏20℃以上の環境…梅雨から夏にかけて活発に活動
上記の気温になると活動しやすくなるため、全国どこにいても夏場はゴキブリの発生に注意しておくべきです。
ゴキブリが出やすい部屋の特徴4選
ゴキブリが出やすい部屋には、以下のような特徴がみられやすいです。
1.一定して20℃以上が保たれている部屋
温度が朝夕と日中で大きく温度が変わらない環境を、ゴキブリは好みます。
- 比較的温度が一定で温かい場所が多い、オール電化の家
- 高い温度が保たれていると活発に活動しやすく、繁殖にも適した環境といえる
ゴキブリは20度を下回ると、生きていきにくくなるため、冬場は姿をみにくくなるのです。しかし、エアコンの普及によって室内温度が保たれやすくなって以降、冬場であってもゴキブリが生きながらえており、遭遇する機会も増えてきています。
2.水と餌がある
ゴキブリは、ほんの少しの餌と水があるだけで生きていける、強い生命力が大きな特徴のひとつです。
- コップに入れっぱなしの水
- 桶や洗面器に水が溜めっぱなしになっている
- 残飯の処理が甘い
- 食べ物を室内に放置
- 虫の死骸などを放置
- 食べかすを回収しない
- ペットの餌を出しっぱなしにしている
腐っているものやペットフードは、臭いが強いためゴキブリがよりやすい傾向があります。
3.基本的な整理整頓ができていない
家の中が常に散らかっていると、ゴキブリがどんどん繁殖してしまうかもしれません。
- 餌が豊富にある状態
- 隠れる場所があり、自由に動き回れる
- 余分な水分が部屋に落ちている可能性が高い…非常に少量の水があるだけで、ゴキブリは生き延びられる
餌と水だけでなく、汚れている部屋は高温多湿であることも多いものです。ゴキブリは湿度が高い状態を好むので、室内の汚れを放置するのは危険!
4.段ボールが多い
宅配をよく利用し、家の中に段ボールがたくさんある状態が長く続いている家庭は注意が必要です。ゴキブリは、段ボールを好みます。
- 温かかく、寒さをしのぎやすい
- 狭いため、身を隠しやすい
- 段ボールに付着したまま、家の中に侵入することもある
なにかに使えるかもと、段ボールを保管している家庭は少なくありません。ゴキブリが複数集まり、巣を作りやすいのは段ボールの隙間なので十分注意しましょう。
ゴキブリを追い出す方法
ゴキブリを家から追い出す方法は、以下のものが挙げられます。
- 殺虫剤を使用する
- 罠を仕掛けてとらえる
- アロマを焚いて、追い出す
- せり科のハーブを置く
- 専門業者に駆除を依頼する
一番効果が高いのは、専門業者への依頼です。それだけでなく、ゴキブリが発生しにくい環境作りにも取り組まなければなりません。
まとめ
ゴキブリは、どこにでもいてどこからでも侵入してきます。できるだけ繁殖しないような環境を整え、ゴキブリが近寄りにくい部屋を作りましょう。