高級レストランでの『絶対NG行為』7選!やってはいけないタブーな行動とは

テーブルマナー

特別な日や記念日などに高級レストランへ訪れる機会がやってくると、普段とは違う特別な料理が食べられると楽しみに感じる一方、「マナーは大丈夫かな」「服装は?」とマナー面で不安に感じる人も多いでしょう。そこで今回は、高級レストランでやってはいけないタブー行動について解説していきます。

高級レストランでは事前に押さえておきたいマナーが多い!

フレンチ

年齢を重ねるにつれて、記念日やデート、特別な人との会食など、高級レストランへ行く機会が増えてきます。特別な美味しい料理を楽しめるということもあり、訪れる前から気分が高揚する反面、「マナーは大丈夫だろうか」「服装はこれでいいのかな」と不安を感じる人もいるでしょう。

通常のレストランや居酒屋とは違い、高級レストランでは暗黙のルールと言えるマナーが存在します。あまりにもマナーから逸脱した行為は、レストランの雰囲気を損ねてしまいますし、周囲からも白い目で見られてしまう恐れがあるので注意が必要です。

少しでも不安を感じる人は、高級レストランへ訪れる前に、簡単にで良いので最低限のマナーを調べて頭に入れておくと安心ですよ。

高級レストランでの『絶対NG行為』7選

高級レストラン

では、具体的に高級レストランでやってはいけないタブーには、どのような行為が含まれるのでしょうか。意外と多くの人が知らずにやりがちな行動もタブー視されることがあるので、高級レストランで食事を楽しむ際は気をつけましょう。

1.カジュアルすぎる服装で訪れる

高級レストランには、ドレスコードがあるお店とないお店があります。ドレスコードが指定されていないお店であっても、カジュアルすぎる服装はあまり好ましくありません。

女性はきれいめなワンピース、あるいは高級レストランに似合うスーツなどがオススメです。男性はジャケットを着用するスタイルで訪れると無難ですよ。

普段着ているニットTシャツ、デニム素材の服装などは、一般的にカジュアルな服装として見られるため、避けてください。

2.食事の途中でトイレに行く

意外と知らない人が多いですが、一般的に高級レストランで食事中にトイレへ向かう行為はマナー違反とされています。

これは、清潔感が大切な食事の雰囲気を台無しにしてしまったり、最適なタイミングで料理を作り提供してくれるレストラン側の配慮を無下にする行為として見なされてしまうからです。

基本的に、高級レストランではテーブルに着く前、あるいは乾杯する前、そしてメイン料理とデザートの間がトイレに立つタイミングとして最適とされています。

3.熱い食事に息を吹きかけて冷ます

高級レストランでは、コース料理に熱々のスープが提供されることがありますが、実はこうした熱い料理に「フー、フー」と息を吹きかけ冷まして口へ運ぼうとする行為はタブーです。

食事中に音を立てて食べてはいけないというマナーは有名ですが、「フーフー」という息を吹きかける行為も音を立てる行為として見なされます。

また、息を吹きかけて冷ます行為は、お店の「暑く美味しいうちに食べてほしい」という善意を無下にする失礼な行為でもありますし、見た目も美しくありません。

熱いと感じる際は、スプーンにほんの少しだけとり、口の中に入れても問題ない量を口に運ぶようにしましょう。

4.大声でスタッフさんを呼ぶ

食事が終わりお会計をする際、あるいはコース料理ではなく当日メニューから料理を注文する際など、スタッフを席へと呼ぶ場面が必ずあります。しかし、ここで「すみませーん」と大声でスタッフを呼ぶ行為はNGです。

高級レストランの雰囲気を台無しにしてしまいますし、静かに食事を楽しむ周囲のお客様への迷惑となるからです。

スタッフを呼ぶ際は、近くにいるスタッフに目配せをし、軽く手を挙げて席へと呼びましょう。また、お会計の際は、自分から席を立つのではなく、必ずスタッフを席に呼び、お会計へと案内されるのを待ちましょう。

5.グラスを「カチン」と当てて乾杯する

一緒に食事を楽しむ相手と乾杯する際、ドリンクが入ったグラスを手に持ち、乾杯の合図を送ります。この時、グラスを相手とカチンと当てて乾杯したくなる人もいると思いますが、高級レストランではNGです。

先ほどもお話ししたように、高級レストランでは、音を立てること自体がマナー違反とされています。そのため、グラスの「カチン」と当たる音はマナー違反と見られてしまうのです。

乾杯する際は、グラスを3〜4本の指で持ち、軽くグラスを上げて乾杯しましょう。この時、脇をしめることを意識して行うと、より作法が美しく見えます。

6.食事の席で鏡を見る

食事中、どうしても自身の髪のセット状態や化粧の持ちなどが気になり、席で鏡を確認する女性が多いです。しかし、食事中に席で鏡を見る行為は「はしたない」とされるマナー違反です。

他にも食事中に口紅を塗り直したり、化粧直しをしたりすることももちろんマナー違反です。きになるかもしれませんが、メイン料理を食べ終え、トイレへ席を立つ際に、化粧室で直すようにしましょう。

7.料理にかぶりつく

基本的に、高級レストランではフォークとナイフを使い、一口で口に運べるサイズに切ってから食べます。料理に直接かぶりつく行為は「下品だ」としてマナー違反となるので気をつけてください。

特に、パンなどはそのままかぶりついて食べる人がいますが、パンも一口で食べられるサイズに手でちぎって口に運びましょう。

また、こぼれたパンのくずなどを自身でテーブルの端へと集める人もいますが、これもマナー違反となります。後でスタッフさんがきちんと処理してくれますので、自身で片付けるような行動は控えてください。

大人として高級レストランでの最低限のマナーを覚えておこう

いかがでしたか。意外と「この行動もマナー違反になるの?」と驚く行動が含まれていた、という方も少なくないと思います。ぜひ高級レストランへ行く際は、事前に最低限のマナーを頭に入れて向かいましょう。

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