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お風呂上りにしてはいけない『肌に悪いNG行為』5選
1.濡れたままの状態でいる
お風呂場は蒸気があり湿度もあるので、お風呂から出る前の肌は潤っています。しかし、お風呂場の外の空気は季節によってはとても乾燥しているため、お風呂場から出ると肌の表面にある水分は乾いた空気に奪われてしまいます。
そのため、濡れた状態でしばらくいると、どんどん肌の水分は空気中へ行ってしまい、肌表面の水分は蒸発し乾燥状態になるため、肌に水滴がついた状態のまま過ごすのは避けましょう。
2.しばらくスキンケアをしないでいる
入浴後に水気をふき取った後の肌は、実は入浴前より乾燥していることをご存じでしょうか。洗顔で皮脂が流れ落ちているためです。皮脂が落ちることでバリア機能が低下してしまい、ちょっとした摩擦でも肌に傷がつきやすい状態となっているのです。
お風呂場から出たとたん、湯気と共に肌のうるおいも飛んでいってしまうため、乾燥状態を長く放置せず、早めにスキンケアで潤いを与えるようにしましょう。
3.タオルでゴシゴシこする
お風呂上がりの全身の水滴を取る時、ゴシゴシこすらないようにします。特に顔は目や口の周りの皮膚が薄いため、入浴後の肌をタオルで往復させながら拭くのは絶対NGです。
顔を拭く作業は、ティッシュ数枚で軽くパッティングするだけで十分とも言われています。タオルを使う場合は、一瞬で済ませるイメージでポンポンと顔の水滴をオフしましょう。
4.叩きながら化粧水を浸透させる
お風呂上がりにスキンケアをする際、手のひらでパンパンと叩くようにしたパッティングで浸透させる行為はよく見かけます。しかしこの行為は、叩くことで物理的に肌に刺激を与えてしまうためNGです。
叩くことでしっかり水分が入りそうですが、刺激が強すぎて赤ら顔の原因になることもあるそうですので、気を付けましょう。
5.汗が引かないのにスキンケアを始める
乾燥する季節はお風呂場から出ると、どんどん潤いが無くなるためすぐのスキンケアが必須です。しかし逆に夏場は汗が出やすく、汗が引く前にスキンケアをしても汗と混ざってしまうこともあります。汗と混ざることでせっかくつけた化粧水などが肌によくなじみません。
扇風機や冷房で汗を引かせてからつける、タオルでゴシゴシとしっかりふき取る、という方法も考えられますが、こちらも肌が乾燥して傷つきやすくなるためNGです。ではどうすればよいかというと
- 浴室を出る前に化粧水をつける
- 化粧水をつける前に『導入美容液』や『ミスト化粧水』などでプレ保湿をする
- 浴室から出る前にフェイスシートパックを付けて出る
- お風呂を出る前に手足に冷水をかけて体をクールダウンする
などの方法があります。
お風呂上りはお水を飲んで内側からも肌に潤いを
お風呂上がり、水分が不足しているのは肌の表面だけでなく、体の内部も水分不足になっている状態です。
外側からのスキンケアでしっかり肌に潤いを与えても、内側がカラカラではもったいないことです。そこで、お風呂上がりにスキンケアをしながら、コップ1杯の水で内側にも水分補給を忘れずにしましょう。
スキンケアをお風呂場でするのもおすすめ!
お風呂場から出ると乾燥しやすく肌にマイナスなことがあります。そこで、湯気があるお風呂場でスキンケアをする方法を取り入れてみるのもよいでしょう。
お湯から上がったらすぐにタオルで水分を拭き取って、保湿アイテムで潤いを閉じ込めます。お風呂から出てスキンケアする際のタイムリミットは10分以内とも言われています。乾燥で肌に負担をかけないよう季節に応じていろいろ工夫してみましょう!