目次
気付いたらお風呂に黒カビが…秋になると活発化!
お風呂はお湯を使う密閉空間なので、高温多湿な環境が生まれやすい場所です。また、皮脂汚れや垢などを石鹸で洗い落とすため、雑菌の餌となる汚れを生み落としやすい場所でもあります。
そのため、お風呂掃除をしている際、気付けば「また黒カビが発生している!」とショックを受けた経験を持つ人も少なくないのではないでしょうか。
黒カビは暑い夏場に発生しやすいと思われがちですが、実は意識が低下しやすく長雨が降り続きやすい秋も黒カビが活性化しやすいと言われています。
早い段階から黒カビが生えやすいNG習慣を見直し、黒カビが発生しないように気をつけましょう。
お風呂に黒カビが生えてしまう『NG行為』5選
では、お風呂に黒カビが生えてしまう原因となるNG行為には、どのような習慣が含まれるのでしょうか。意外とやりがちなちょっとした日常の行為が黒カビ発生につながりやすいので、今日から意識的に改善していきましょう。
1.黒カビを発見しても放置してしまう
黒カビを発見した際、皆さんはすぐに黒カビを対処しようとしますか。中には「後でやればいいや」と放置してしまう人もいるでしょう。
しかし、黒カビは放置すればしただけ発生範囲が広がってしまいます。黒カビを発見しても放置してしまった場合、気付けば少しずつ黒カビが増え、落とすのが大変になってしまうというケースも珍しくありません。
黒カビを発見したら、速やかにカビハイターなどを使用して黒カビに対処するようにしてください。
2.お風呂を使った後に換気しない
お風呂を使用した後、きちんと換気していますか。お風呂場はお湯を使用するため、換気しないで放置していると、浴室内が高温多湿の環境になってしまいます。
高温多湿は雑菌が増殖しやすい環境なので、雑菌が繁殖してしまうことで黒カビの栄養分が増え、黒カビが発生する原因を生み出してしまいます。
お風呂を使った後は、必ず窓を開けたり換気扇を使用したりして、カラカラに乾くまで換気するようにしてください。24時間換気が備わっているご家庭は、24時間換気をすることで黒カビ予防につながります。
3.排水口に溜まったゴミを毎日捨てない
排水口の掃除はお風呂場の掃除の中でも地味に面倒ですよね。しかし、排水口のネットに溜まった髪の毛や洗剤カスを放置していると、そこから雑菌が繁殖してしまいます。
雑菌が繁殖してしまうと、排水口に黒カビが発生し、そこから少しずつ黒カビの範囲が拡大してしまう恐れがあるので、排水口に溜まったゴミは毎日捨てるようにしてください。毎日捨てていれば、排水口の掃除も楽になりますよ!
4.ボディーソープの泡を壁や床に飛び散ったままにする
体や髪を洗った際に出るボディーソープの泡。実は、このボディーソープの泡が洗っている最中に壁や床に飛び散り、その泡残りから雑菌や黒カビが発生するケースも多いです。
特に高い位置に付着してしまった泡や床の奥の方に溜まった泡などは、お風呂から出る際に見落としがちです。放置している時間が長いと、その分、黒カビの発生を許してしまうため、お風呂から出る際は、必ず壁や床に飛び散った泡を流してから出るようにしましょう。
5.お風呂掃除でお湯を使用する
お風呂掃除する際、「寒いから」「体が冷えるから」とお湯を使用する人は多いですよね。しかし、お風呂掃除でお湯を使用してしまうと、湿気が充満するだけでなく、浴室内が高温になるため、雑菌や黒カビの温床になりやすいです。
また、お風呂掃除でお湯を使用することで、ガス代や電気代が高くなる要因にもなるため、固定費を削減したいと考えている方は、ぜひ掃除で使用する水は冷水やぬるめの常温水を使うようにしましょう。
お風呂で黒カビを発見!正しい落とし方を徹底解説
お風呂で黒カビを発見した際、こすって落としたくなりますよね。しかし、擦ってしまうと傷がついてしまい、その隙間に水分が流れ込み、そこから黒カビが活性化してしまう恐れがあります。
したがって、以下の方法で黒カビを落とすようにしましょう。
- お風呂内の水気を全て拭き取る
- 黒カビに効くカビハイターや重曹ペースをと吹きかける
- ②を吹きかけた上からラップで覆い、しばらく放置する
- パッキングした後にシャワーで洗剤を洗い流す
- しっかり水気を拭き取り、換気する
手順④で落ち切っていなかった黒カビは、もう一度カビハイターや重曹ペーストを塗り込み、少し長めにパッキングして再度洗い流してください。
掃除前も掃除後も、お風呂場に湿気が残らないようにすることがポイントです。必ずふきんなどで水気を拭き取ってください。また、お風呂を掃除する際は、なるべく天井も掃除するように意識しましょう。
お風呂場に湿気を溜め込まないことが黒カビ予防への近道
いかがでしたでしょうか。お風呂場に黒カビが発生してしまう大きな原因は、高温と多湿、そして皮脂や洗剤カスなどの汚れです。これらを予防することが黒カビ抑制の近道につながるので、この点を意識して掃除や換気を行いましょう。