湯たんぽの効果的な使い方!ぐっすり眠れる当て方や場所、注意点まで

せっかくお風呂で温まっても、布団に入る時には手足が冷えて寝つけない…。冬にそんな悩みがある方は多いはず。そんなときに活躍するのが湯たんぽ。暖房と違って、空気が乾燥して喉や肌を痛める危険もなく、電気代もかからず手軽に温まることができるエコなアイテムです。体にも家計にも優しい、そんな湯たんぽの効果的な使い方や注意点を紹介します。

効果的に体を温める湯たんぽの使い方

布団のなかにある湯たんぽ

湯たんぽの使い方としては、寝る前に布団に入れて一緒に睡眠、という方が多いのではないでしょうか。実は、より効果的に体を温めることができる「湯たんぽの使い時」があるんです。

それが入浴前です。

寒い季節、湯船に浸かるだけでは体の表面は温まっても体の深部は冷えたまま、という場合が多くあるのです。そこで、入浴前に湯たんぽを使って体を「予熱」しておくことで、体の芯までしっかりあたたまることができます。お風呂の間は湯たんぽを布団の中に入れておくと、入浴後の冷えを防ぐことができます。

湯たんぽを当てる場所にもポイントがあります。冷たくなりやすい手や足先に当てがちですが、体の末端を温めても体幹から冷たい血がまわってくるため、なかなか温まりません。

そこで、入浴前はお腹や腰などの体幹部分を事前に温めること、睡眠前は体幹部と大きな筋肉のある太ももや二の腕を温めることで、温かい血液が全身に流れ、体が温まりやすくなります。体に直接当てたまま寝てしまうのは低温やけど等、けがのもとになるので、近くに置くことで暖を取りましょう。

湯たんぽの嬉しい効果3つ

毛布の上に置かれた湯たんぽ

そんな湯たんぽは更に3つの効果を私たちにもたらしてくれます。

①睡眠の質の向上

前述したように湯たんぽを使い全身を温めることで副交感神経が優位にあるリラックスした状態で眠りにつくことができます。眠りが深まるつれ、体温が下がることにより私たちは体の機能を休息させています。湯たんぽは、使うと温度が徐々に下がっていくので、体温低下を邪魔することがないため睡眠の質が向上します。

②冷え性の改善

冷たい血液が全身を巡り、血流が悪くなることで発生する「冷え」は、内蔵の機能を低下させ、免疫力も下がってしまう体の大敵です。湯たんぽを使って体を温めることで、冷え性が改善します。

より効く湯たんぽの使い方は、お腹→太ももの前面→お尻→二の腕、と順番に当てていくことです。副次的な効果として生理痛の緩和にも役立ちます。というのも生理痛は子宮の冷えが重症化する原因。湯たんぽで冷えを改善することで症状を和らげることができます。

③慢性的なコリやむくみへの効果

コリの患部やリンパの流れる部位を温めることで、血流の流れが改善され、結果コリがほぐれたり、むくみが取れたりします。

湯たんぽの使い方の注意点と小ワザ

湯たんぽで温まる女性イメージカット

最後に、湯たんぽの使い方の注意点をお伝えします。湯たんぽは直接体に当てるのでなく、タオルや専用カバーを必ずつけること。そしてお湯を所定の位置まで入れること。少ない量だと容器の変形の原因になります。

最後にお伝えする注意点は温度です。湯たんぽを安全に使うためには、70℃〜80℃の温度で使うのがベストだといわれています。ただ材質によって適温が違うので、説明書を必ず読むようにしましょう。

いちいち温度計で計るのはちょっと…という方に、お湯の状態で分かる、大体の温度の目安を紹介します。一般的に、立ち昇る小さい泡が増えてきたら70℃、底全体から小さな泡が出て、すぐ弾けるようであれば80℃、大きめの泡が出る頃が90℃くらいといわれています。ただ、あくまで目安なのをお忘れなく。

湯たんぽの使い方を押さえて寒い季節を乗り越えよう!

湯たんぽで温まる女性

以上、湯たんぽの効果的な使い方や、湯たんぽを使って得られる嬉しい効果、注意点を紹介してきましたが、昔ながらの湯たんぽは、ヒーターや暖房に負けないほどの魅力的なアイテムです。使用するときに電気も火も使わないという点では安全的にも経済的にも安心ですよね。特に、冷え特有の症状が多く出やすい女性は、湯たんぽで冷え知らずの体を手に入れましょう!