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利き手のように、利き耳もある
利き手や利き目のように、自分が使いやすい利き耳も存在しています。でも、利き耳といってもなかなかピンとこないという人もたくさんいるものです。
今回は、利き耳とはどんなものなのか、左右の利き耳の特徴についてご紹介します。自分の利き耳を知り、少し耳を澄まして生活音の聞こえ方に注目してみましょう。
利き耳の判別方法
利き耳は、簡単に自分で判別できますよ。難しい手順はないので、気軽に試してみてください。普段の自分の様子を振り返ったり、自分では判別が難しいときは家族に相談してみるのもおすすめです。
1.電話に出たとき、受話器を耳に当てる方が利き耳
電話は受話器からの音声をしっかりと聞き取る力が必要なので、より音を正確に拾える利き耳を使います。利き耳ではない耳で電話に出ることも可能ですが、普段使っている利き耳のように電話の音声を正確に聞き取るのは難しいかもしれません。
2.耳を澄ませて小さな音を聞くときに、傾ける方が利き耳
小さな音を拾うためには、より集中力を高められる利き耳を自然と選択します。耳に手を添えて音を拾う場合も、利き耳に手を添えることが大半です。
3.病院で検査してもらう
医療機関で検査を受けて、利き耳を知ることもできます。しかし、すべての病院で利き耳の検査が実施されているわけではありません。利き耳を知りたい旨を事前に病院に伝え、検査を実施しているかを確認して病院を受診しましょう。
左右の特徴
利き耳の左右の特徴の違いは、実は脳の発達に関わっています。では、利き耳の左右の違いによって、脳の発達にどのような特徴があるのかを見てみましょう。
1.右耳が利き耳
右耳が利き耳の人は、左脳が発達している傾向。左耳が利き耳の人とは、違った特徴を持っています。
- 記憶力が高い
- 数学が得意な傾向
- 言語能力が高め
- 理論的な考え方が得意
数学的な思考能力が高く、理論の組み立てなどが得意といえます。左耳が利き耳の人とは反対の分野が得意です。
2.左耳が利き耳
左耳が利き耳の人は、右脳が発達している傾向。以下のような特徴を持っていることが多いです。
- 芸術肌の人が多い
- 発想力豊か
- まとめる力を持っている
感性が豊かで芸術のセンスが高いのが、左耳が利き耳の人の特徴です。音楽鑑賞をしたり、相手に自分の感情を共有してほしいときは、左耳から音を拾うと響きやすいです。
まとめ
利き耳を知ることで、脳の発達の違いを知ることができます。利き耳の調べ方はいたって簡単なので、時間を見つけて、ぜひ自分の利き耳が左右どちらなのかをリサーチしてみてください。