目次
1.窓を開けたまま掃除機をかけるのはNG
掃除をする時には窓を開けて掃除機をかける人も多いと思いますが、掃除機をかける時に窓を開けるのはNGと言われています。理由は、外から入ってきた空気でフローリングのホコリが舞い上がり掃除機で吸い取れなくなるからです。
また、ホコリは机の下や部屋の四隅など特定の場所に集まることが多いです。換気をすることで、逆に集まっていたホコリを部屋中にまき散らすことになる、という考えからも掃除機をかける時は窓を開けないほうが良いそうです。
換気をするのは掃除機をかけた10分後くらい
掃除機をかけて10分くらい経つと舞い上がったホコリが落ち着いてくるため、このタイミングで窓を開けて換気をすると効率的にハウスダストを追い出すことができるでしょう。
換気をするときのポイント
効率的に換気をするには、対角線上にある2カ所以上の窓を開けるか、1カ所の場合はサーキュレーターなどを活用して空気の流れを作りましょう。また、窓は広く開けないほうが風の通りがよくなるため全開にせず15センチ程度開けていればよいそうです。
2.洗剤で窓ふきをする時「上から下」の順番で拭くのはNG
掃除をする時には「上から下」の順番が基本であることが多いです。しかし、洗剤を使った窓ふきに限っては上から下へ拭くのはNGです。窓ふきでは洗剤をキレイにふき取ることが大切です。
そのため、上から下の順でふき取ると洗剤液が垂れて跡が残ってしまうことがあるからです。洗剤を使った窓ふきは「下から上」の順番と覚えておきましょう。
それ以外は「上から下」の順番が基本
洗剤を使った窓ふきは例外として、ホコリは上から下へ落ちていくため掃除の順番は「上から下」が基本です。低いところから掃除を始めると、せっかくきれいにしてもホコリがまた溜まってしまいます。
部屋を掃除するときは天井から、2階建ての場合は2階から、というように上から下になるように掃除をしましょう。
3.ホコリをウエットシートでふき取るのはNG
ホコリを取るときに最初から濡れた雑巾やウエットシートなどを使うと、ホコリが水分を含み取り除きにくくなります。かえって汚れが伸びて広がり、落ちにくくなるため最初から濡れた雑巾などでホコリを取るのはNGです。
最初にモップでホコリを取り除く
フローリングを水拭きまでしたい場合は、最初にクイックルワイパーやフロアモップ、フローリング用のコロコロなどを使ってホコリを取り除きましょう。乾いたホコリには乾いたアイテムを使います。
4.畳を水拭きするのはNG
畳の汚れをしっかり落としたいときは水拭きをするご家庭も多いでしょう。ですが、畳に水拭きは基本NGと覚えておいてください。畳は水拭きすると、湿気がおびることになりカビやダニの繁殖の原因となります。畳を掃除する際は掃除機や畳用のほうきを使うのがおすすめです。
掃除機やほうきでは取れない汚れが気になる場合
掃除機やほうきでは落ちない足跡やべたつきが気になる場合は、よく絞った雑巾で水拭きをした後必ず乾いた布で乾拭きをします。そして、最後に換気を忘れずにしましょう。サーキュレーターや扇風機を使って水気を飛ばしておくと安心です。
5.洗剤を本体製品以外の容器に移し替えるのはNG
洗剤を本体製品以外の容器に移し替える場合、アルミ缶などの金属製の容器は化学反応を起こし腐食して漏れたり、破裂したり溶けることがあるそうです。種類の違う洗剤を一緒に使うのは有毒ガスが発生する危険があります。
塩素系洗剤の容器の中に酸性洗剤を混ぜてつかったり、前に使った洗剤が残ったまま違う種類の洗剤を入れたりしないよう十分に気を付けましょう。
最後に
掃除をする時、基本的には換気は必要と考えられています。ですが、掃除機をかける時はホコリが舞い上がり吸い取り切れなくなることからNGとされています。塩素系漂白剤などの洗剤を使う際は必ず換気をおこないましょう。