加湿器が壊れてしまう『NG行為』7選

乾燥が気になる季節には加湿器で乾燥を防ぐことが大切です。乾燥していると鼻や口の粘膜が乾き、風邪やウィルス感染にかかりやすくなりますよね。使っている加湿器を長持ちさせるために、加湿器が壊れてしまうNG行為をご紹介しますので参考にしてみて下さい。

1.直射日光やエアコンの風が当たる場所に置くのはNG

加湿器

直射日光やエアコンの温風が当たる場所に置くと、加湿器のセンサーが誤作動を起こしたり熱により変形、変質して壊れることもあるようなので気を付けましょう。

2.カーテンや壁・家具の近くに置くのはNG

カーテンや壁・家具の近くに置くと、吹き出し口がふさがれ故障の原因となる可能性があります。また、本体の故障だけでなく結露が発生してカーテンなどにカビができやすくなります。

3.逆向きの排水はNG

加湿器の水を排水する際、逆向きに排水するのはNGです。向きの表示が必ずありますが、その向きとは逆向きに排水すると本体に水が入り壊れる原因となります。

4.本体を丸洗いするのはNG

加湿器本体を丸洗いすると、外側や底部が水に濡れるためNGです。本体内部に水が浸入するとショートをして、通電しなくなり壊れる原因となります。また、感電の恐れもあり危険なので絶対にやめましょう。

5.対応モデル以外にアロマオイルを使うのはNG

アロマ

アロマオイル・アロマウォーター対応モデルなどの製品は別として、通常の加湿器にアロマオイルを使うと水とオイルが混ざり合わずオイル成分だけが残ってしまいます。タンク内だけでなく噴出口の目詰まりの原因となり壊れることもありますのでNGです。

6.吹き出し口から給水するのはNG

当然のことですが本体に給水をする際、吹き出し口から水を入れると壊れるためNGです。また、吹き出し口から異物が入ることも故障の原因となるため、小さなお子さんなどが誤って物を入れたりしないよう気を付けて下さい。

7.定期的なお手入れをしないで使い続けるのはNG

掃除をしないで使い続けるとフィルターのホコリがたまったり水道水に含まれるカルキが付着して動かくなくなることがあります。汚れたまま使い続けることは雑菌などが繁殖しやすくなるため、衛生面でもよくありません。

定期的なお手入れの他、タンクの水を換えることとトレーの水を捨てることは毎日忘れずにしましょう。

加湿器の効果的な置き場所

加湿器の効果的な置き場所

窓の近くや部屋の隅はNG

窓の近くは結露が発生しやすい場所のため、そのような場所に加湿器を置くとさらに結露が発生しやすくなります。

また、部屋の隅も邪魔にならない場所のため置き場所として選びたいところですが、部屋全体に加湿効果が行き渡りにくいのと壁にカビが発生しやすいためNGです。さらに、テレビやパソコンなどの電化製品の近くに置くのも故障の原因となるため避けましょう。

部屋の真ん中が理想的

加湿器の正しい置き場所は、加湿器から放出される水蒸気が全体にいきわたるよう部屋の真ん中です。ただ、部屋の中央に置くのは難しいケースが多いでしょう。その場合はNGな場所を避け、家具から10㎝以上離した場所にします。

空気の流れは暖かい空気は上に行き冷たい空気は下に行くという性質があります。このことから、加湿器の吹き出し口が床に近いと冷たい空気の中に水蒸気が噴き出されることになり、床に結露ができやすくなります。そのため、加湿器は床から30㎝以上の高さに置くのが理想のようです。

加湿器の寿命

加湿器の寿命は?

加湿器には加湿方法の種類があり、寿命も若干異なっているようです。ですが、冬に使われる他の暖房器具と比べて加湿器の寿命は短く一般的に3年~5年と言われています。

加湿器の寿命が長くないのは、ミネラルを含んだ水道水を使用しているためカルキとしてミネラルが残り本体の故障の原因になることも理由の一つのようです。

また、加湿器のほとんどがフィルターを使用していますが、フィルターは消耗品です。定期的なお手入れや交換が必要になりますが、それらを交換するタイミングで買い替えるケースも多いそうです。

さいごに

加湿器は正しく使おう

冬はエアコンやヒーターを使うことでさらに空気が乾燥しやすいです。乾燥していると風邪やウィルスに感染しやすいため加湿器を使い部屋の乾燥を防ぐことが大切です。今回ご紹介した、加湿器が壊れてしまうNG行為を避け、適切な置き方で加湿器をより効果的に使ってください。

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