使ってはいけない『包丁』の特徴4選

長年、毎日使っている包丁が、最近使いにくいと感じるようになっていませんか。もしかすると、それは買い換え時のサインかもしれません。今回は、使っていると危ない包丁の特徴を解説していくので、当てはまった方は買い換えやメンテナンスを検討してください。

普段使っている愛用の包丁は使いやすい?

包丁

毎日の料理で欠かせないツールといえば、包丁ですよね。長年同じ包丁を使っていると、包丁に愛着が湧くという主婦の方も多いです。しかし、普段使っているマイ包丁、現在も使いやすい状態ですか。

長年使っていても、経年劣化によって切れ味が悪くなったり、なんとなく使いにくいと感じるようになることは珍しくありません。使いにくい状態の包丁を無理に使い続けていると、怪我の原因にもなるので、買い換えやメンテナンスを検討しましょう。

包丁の寿命はどのくらい?

ちなみに、包丁の寿命はどのくらいかご存知でしょうか。ご家庭で使われている包丁の場合、そのご家庭で使われている頻度やメンテナンスの仕方によって、包丁の寿命は様々です。

また、最近は包丁の価格帯も幅広いので、良質な包丁であれば一生持つものもある反面、100円ショップなどの包丁は、すぐに使えなくなってしまうこともあります。

3年ほどで壊れてしまう包丁もあれば、10年、20年と長く使える包丁もあります。一生同じ包丁を使うという主婦の方もいるので、その包丁の質やご家庭での使い方によって、寿命は大きく異なると言えます。

使ってはいけない『包丁』の特徴4選

ご家庭にある包丁や使い方によって、包丁の寿命は大きく異なります。しかし、以下のような特徴が現われている包丁は、そのまま使い続けると怪我に繋がる恐れがあり、大変危険です。当てはまる方は、包丁をメンテナンスしたり、買い換えを検討したりしましょう。

1.錆びている

ご家庭でお使いの包丁の刃に錆びが現われていませんか。水分が付いたまま放置したり、油が付着したまま放置していると、錆びてしまうことがあります。

錆びた包丁は切れ味が悪くなり、切れ味の悪い包丁を無理に使って食材を切ろうとすると、勢いで手を切ってしまうトラブルも少なくありません。錆びてしまった包丁は、新しい包丁に買い換えるか、包丁をメンテナンスしてもらえる業者に依頼しましょう。

2.柄の部分が壊れている

持ち手の部分がカタカタと揺れるなど、不安定な状態になってしまっている包丁は、そのまま使い続けると切っている最中に手を切ってしまう恐れがあります。持ち手の部分が壊れてしまっている場合は、すでに寿命です。新しい包丁に買い換えましょう。

どうしても同じ包丁を使い続けたいという場合は、包丁を専門に扱っている業者に相談すると、修理してもらえたり、さまざまな提案をしてくれたりします。

3.包丁の刃が欠けてしまっている

包丁の刃が欠けてしまった場合も、切れ味が悪くなったり、まったく切れなくなったりするため、そのままでは包丁として使い物になりません。安い包丁であれば買い換えを、良質な包丁であれば、業者に相談して刃を直してもらうなど、きちんと包丁として使える道を選びましょう。

4.切ろうとした時に手がまな板に当たる

こんな状態はNG

包丁を使って食材を切ろうとした際、包丁を持っている手の側面がまな板に当たっていませんか。この場合、長年包丁を使い続け、同時にしっかりご家庭で研ぎメンテナンスをしてきたために、包丁の刃幅が狭くなっている可能性が考えられます。

この状態になってしまうと、今後も徐々に刃幅が狭くなっていき、包丁として非常に使いづらいものとなってしまいます。現段階でも使いづらく、料理をするには適していないため、買い換えましょう。

包丁を長持ちさせるには定期的なメンテナンスが重要!

長年使っている包丁は、できるだけ長持ちさせたいですよね。包丁は、正しくメンテナンスをすることで、切れ味を維持することができます。正しい使い方をした上で、定期的に研ぐようにしましょう。

1ヶ月に1回を目安に包丁を研ごう

包丁は定期的に研ぐべき

一般的に家庭で使われる包丁は、1ヶ月に1回を目安に研ぐことが推奨されています。特に毎日使っている方は、切れ味が悪くなるタイミングも早くやって来るため、最低でも1ヶ月に1回、1ヶ月以内に気になるタイミングが出てきたら、その幾度、研ぐようにしましょう。

最近では、簡単に包丁を研ぐことができるシャープナーも多く販売されています。包丁研ぎに慣れていないという方は、ぜひそちらを検討してみてください。

研いでも研いでも切れ味が良くならない時は?

研いでも研いでも切れ味が良くならないと困っている方も多いのではないでしょうか。その場合は、まず研ぎ方が間違っていないか確認しましょう。包丁を研ぐ際のポイントは以下の通りです。

  • 包丁は研ぎ石に対して45~60度ほど斜めに置く
  • 研ぎ石と包丁の間の角度(包丁を浮かせる角度)は約15度
  • 刃を手前から奥へ力を入れずに真っ直ぐスライドさせる
  • 刃を移動させるときは、角度が変わらないようにする

この4つのポイントを押さえて研いでみてください。それでも切れ味が変わらないという場合は、刃がかなり傷んでしまっている可能性があります。専門の業者に依頼して包丁のメンテナンスをしてもらうか、新しい包丁に買い換えましょう。

使いにくいと感じる包丁は怪我する前に買い換えて

買い替えも検討してみて

今回は使うべきではない包丁の特徴やメンテナンス方法を紹介してきました。包丁は、正しい使い方と定期的なメンテナンスで長持ちさせることが可能です。しかし、使いにくいと感じる包丁は、無理に使い続けず、怪我をする前に買い換えを検討しましょう。

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