目次
ほうきの選び方
柄の長さの違い
ほうきには柄の長さが大きく分けて
- 長柄
- 短柄
- 手帚(てぼうき)
と3つに分けられます。
長柄は120㎝以上あるため立ったまま使えます。そのため、長い時間の掃除でも疲れにくいというメリットがあります。大きいゴミや落ち葉などの掃除に適しています。
短柄は70~85㎝のため、立ったままの使用は厳しいですが片手で掃除できるためちり取りと一緒に使いやすいのが特徴です。軽いゴミ集めなど小さなスペースに適しています。
手帚は気になるときに気になるところをサッと掃除できるのがポイントです。机の上や窓際の溝などの狭いところも掃除しやすいのがメリットです。
場所に適した種類
ほうきを選ぶ際は使う場所に適した種類を選ぶこともポイントです。
和室や絨毯
コシがあってしっかりはける『ほうき草』がおすすめです。ほうき草は穂先が細く、しなやかんため畳の目や絨毯の繊維の奥に入り込んだホコリをかき出すことができます。
フローリング
フローリングは木の皮など柔らかい素材を使うのが最適でしょう。『棕櫚(しゅろ)の木』など使用しているうちにツヤも出るのでおすすめです。
玄関やベランダ
砂ぼこりや細かいゴミが多い玄関やベランダは、繊維が細かく柔らかい『黒シダ』のほうきなどが向いています。
玄関前
小石や大き目のゴミを掃くこともある玄関前は『赤シダ』のほうきがおすすめです。
黒シダは柔らかすぎますが、赤シダは落ち葉など大き目のゴミや重さのある小石も掃くのに向いています。水に弱いため水回りでの使用はNGです。水回りには人口樹脂を使用したものを使いましょう。
駐車場
駐車場などコンクリートの上を掃くには『ヤシの葉』を使った竹ほうきが良いでしょう。コシが強く砂利や芝生、コンクリートの上でもしっかりとゴミをかき出せます。
室内向けほうきのおすすめ5選
棕櫚箒 5玉手箒&はりみセット 山本勝之助商店 かねいち
棕櫚箒(しゅろほうき)は数百年の歴史があり、自然素材なのにとても丈夫で長持ちすると言われています。棕櫚の皮は繊維が細く弾力もありしなやかです。そのため、畳みやフローリングなど室内の様々な場所で安心して使うことができます。
チリやホコリを舞い上がらせることなくキャッチして、繊維に含まれる油脂が床材の自然のツヤを引き出してくれるワックス効果もるそうで、とても有能なほうきです。
アズマ 室内用ほうき 手編み特撰短柄
軽い力で掃き出すことができるため、畳みやフローリングなど室内のちょっとしたお掃除に最適です。
天然草を使用しているため床材を傷める心配もありませんし、手編みタイプは見た目の高級感もあります。斜めにカットされている毛先で小さなゴミもしっかり履けるところも人気です。
ほうき ちりとり立て式掃除セット
蓋付きで実用的なおしゃれなデザインです。自立式のためどこでも安定に立てられるため狭いスペースでも収納でき、冷蔵庫や洗濯機の側やドアの裏側などにもスッキリ収納できます。
ほうきは丈夫でありながら柔らかく床に優しい素材です。4層のブラシが細かいゴミを効率的に掃き、水洗いも可能です。
コンドル 自由箒
木製の長柄タイプは手によくなじむため使いやすいです。木床、Pタイルなど屋内を中心とした掃除におすすめです。塩ビ不使用のため環境にも配慮されています。ブラシ部分がダメになってきたら、スペアのモップと交換することもできます。
防風式 ちりとりセット
ちりとりは防風型のデザインのため、中のゴミが外に出にくくホコリも舞い上がりません。
くし付きのため手を汚さずにほうきに絡まった髪の毛なども落とせます。延長ポールが付いているため天井を掃除するときにも重宝します。
使わないときは狭いスペースにも収納でき、持ち手部分にはフックが通せるため壁掛け収納もできます。ほうき部分は水洗いできるためいつでも清潔に使えます。
屋外向けほうきのおすすめ4選
竹屋さんの高級手ぼうき 天然竹箒
手で持つ小さいタイプのため収納スペースもとらず、手軽に掃除ができる和風竹ぼうきです。
天然の竹の枝穂で作られているため柔らかく持ち手部分はしっかりと固定されています。玄関や庭、ベランダ、車庫などの日々の掃除に最適です。
山崎産業 ほうき 屋外用
コシが強く水に強いため水気の多いところや水を流しながらお掃除もできます。コンクリートなどの置くようには最適です。
化学繊維のため丈夫で長持ち、毛先が細かく分かれているためしっかりと水気を掃き出します。湿った落ち葉や泥の掃き出しなどにも活躍できます。
柄の長さは80㎝の短柄と124㎝の長柄の2サイズが用意されています。細かいところに利用したい場合は短柄、楽な姿勢で広範囲を掃除したい場合は長柄がおすすめです。
アズマ 外ほうき 黒シダほうき長柄
厳選した天然繊維を丁寧に結束されたほうきです。玄関や庭、ベランダなどで細かい砂ぼこりなども残さず掃ける細かくしなやかな穂が特徴です。
また穂は水に強いため、水回りを吐いても穂が反りにくいので安心です。柄には天然木が使用されているため、冬のお掃除でも手にしたときの感触が自然で冷たさを感じにくいです。
アズマ 外ほうき 外苑ほうき
コシのある厳選された葉脈は、砂利やコンクリート、アスファルトなどに適した硬さです。軽く掃くだけで落ち葉や小さな石も集められ、湿った落ち葉も楽に掃くことができます。柄も持ちやすい点も人気です。
おしゃれなほうきおすすめ3選
レデッカー Redecker ミニダストパンセット
ドイツの老舗ブラシメーカー「レデッカー」のミニサイズのほうきとちり取りです。机の上の消しゴムなどちょっとしたゴミを取るのに最適です。見た目が可愛いので実用だけでなくインテリアとしてすぐ手の届くところに置いておくのにもぴったりです。
おしゃれ 卓上 ほうき ちりとり セット
コンパクトなサイズのため軽量で持ち運びもしやすく、収納も簡単です。本棚や食器棚などの狭い空間にも使いやすいです。髪の毛も絡みやすいためベッドやソファーカバーの掃除も良いでしょう。お出かけ時のペット用にもおすすめです。
L-kulam (エルクラ) 立つほうき 自立式 シンプルなカラー
ちり取りについたブラシが毛先についたホコリをキレイにできるため手を汚さず毛先のホコリを取れます。シンプルなデザインで自立式のため玄関の隅や外に立ったまま置くことができ日常的に使いやすいです。雨に持つよく季節を問わず使えます。
100均のほうきとちり取りセットもおすすめ!
セリアのミニほうきは持ち手が長くて使いやすいと評判のようです。好きな布でカバーを付けてリメイクする方法もよいでしょう。お子さんの食べこぼしなどをササっとキレイにするときなどおすすめです。
ダイソーにはスタイリッシュなデザインのほうきとちり取りセットが人気です。100均の商品とは思えないデザイン性であり収納もしやすく実用性と利便性も備わっていると評判のようです。
さいごに
掃除機と違いほうきは省エネで、音も出ないため昼夜問わず気になった時にサッと使えます。そのため屋外だけでなく室内でもほうきを使う人が増えているそうです。
素材によっては床にダメージを与えたり、水回りでは使えないものもありますので、使う場所を決めてからほうきを選ぶと失敗がないでしょう。