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大葉は冷凍できる!
冒頭でも紹介しましたが、大葉は保存できます。料理にすぐに使えたり、保存期間が長くなったりとメリットがたくさんあります。
詳しい内容は「大葉を冷凍するメリット」で紹介しますので参考にしてください。
ただし、大葉を冷凍してしまうと、解凍したときにふにゃふにゃになり、黒く変色してしまうというデメリットもあるので注意しましょう。
大葉の黒ずみの原因は冷凍焼けといわれています。黒い部分は食べても特に問題はありません。しかし、見た目はあまり良くないです。
調理するときは、大葉の黒さが目立たない方法にしましょう。
《 ポイント 》
- 大葉を冷凍するメリットは多い
- デメリットもあるので注意
大葉を冷凍するメリット
ここからは大葉を冷凍するメリット3つ紹介します。忙しい主婦にとっては嬉しいメリットばかりです。
長期間保存できるようになる
大葉を冷凍保存することによって長期間保存できるようになります。保存期間は約1ヶ月間です。
ただし、保存方法によって前後する可能性はあるので注意しましょう。冷蔵で保存した場合、大葉は2週間くらい日持ちします。
2倍近く保存期間を伸ばすことが可能です。
《 ポイント 》
- 保存期間は約1ヶ月間
調理の時間を短縮できる
大葉をカットして使う場合、細く切らなければいけないのでとても時間がかかってしまいますよね。そんなときは大葉を冷凍しておくと便利です。
冷凍した大葉は、パリパリになって保存されています。そのため袋の上から手で揉むだけで簡単に細かい大葉を作ることが可能。すぐに薬味を作りたいときに役に立つ方法です。
《 ポイント 》
- 冷凍するだけで簡単に細かい大葉が作れる
香りや栄養素を落とさずに保存できる
大葉には、ビタミンやミネラルが豊富に含まれています。ビタミンは肌に、ミネラルは細胞を動かすのに欠かすことのできない栄養素です。
それらは冷凍しても落ちることはありません。生で食べるときと同等の栄養を摂取できます。
また、香りもしっかり楽しむことが可能。食感も生に近い状態で食べることができるので、冷凍して損は無いです。
《 ポイント 》
- 冷凍しても栄養価は落ちない
- 香りや食感も残っている
大葉の冷凍保存の方法
ここからは大葉を冷凍保存する方法を紹介します。献立のことを考えながら自分が使いやすい方法で試してみましょう。
大葉をそのまま保存するやり方
まずは大葉をそのまま冷凍する方法です。解凍後にそのまま使いたい方はおすすめ。保存期間は1ヶ月程度です。
- 大葉を洗う
- キッチンペーパーで水気を拭き取る
- ラップで1枚ずつ包む
- フリーザーバッグに入れて冷凍庫に入れる
キッチンペーパーで水気を拭き取ることによって、変色を防ぐことができます。また、大葉を重ねて冷凍してしまうとくっついてまるまる使うことができません。
必ずラップで離してから冷凍しましょう。
《 ポイント 》
- 保存期間は1ヶ月程度
- 水気を拭き取ると、変色を防げる
大葉をカットして保存する方法
カットする方法もあります。こちらも保存期間は1ヶ月程度です。
- 大葉を千切りにする
- 水気をキッチンペーパーで拭き取る
- フリーザーバッグに入れる
- 空気を残したままフリーザーバッグの口を閉じる
- 冷凍庫に入れる
空気が入ったまま冷凍することで凍結後、手で揉むだけで粉々になります。粉々にしたら、空気を抜いて次使うときまで冷凍しておきましょう。
粉々にしたくない場合は最初の段階で空気を抜いておいてください。
《 ポイント 》
- 保存期間は約1ヶ月
- 粉々にしたい場合は、空気を入れて冷凍する
冷凍した大葉の使い方
ここからは冷凍した大葉の使い方を紹介します。たくさんの使い道があるので、薬味としての利用に飽きてしまったら参考にしてみてください。
大葉の解凍方法
大葉は基本的に料理にそのまま使うのがおすすめです。ふにゃふにゃすることなく美味しく食べることが可能。
また、凍っていてパリパリしているので、扱いやすいのも嬉しいポイントです。どうしても解凍して柔らかくしてから調理したい場合は、常温で半解凍にしましょう。
冬場は10分。夏場は3分程度で半解凍になります。完全に解凍してしまうと水分で溶けたような状態になるため、扱いにくく、なおかつ美味しくありません。
《 ポイント 》
- 料理に凍結したまま使う
- 半解凍で使うこともできる
大葉の使い方
冷凍の大葉は、基本的に生と同じ使い方ができます。薬味や大葉の天ぷらなどの定番料理はもちろん、そのまま巻いた大葉おにぎり、またハンバーグのタネに細かくした大葉を入れて和風ハンバーグを作ることもおすすめです。
いつもの料理に入れるだけで、爽やかな料理にアレンジできます。
《 ポイント 》
- 生と同じ使い方ができる
- おにぎりやハンバーグがおすすめ
大葉を保存食にして冷凍する
大葉は保存食にしても美味しいです。調理法によっては変色が目立たないものもあります。ぜひ試してみてください。
大葉の塩漬け
まずは大葉の塩漬けからご紹介します。1ヶ月程度食べられます。
- 大葉の水気を拭き取る
- 大葉・塩・大葉・塩の順で重ねていく
- 大葉をラップで包む
- 冷蔵庫で一晩寝かす
- 冷凍庫に移動させる
ラップで包むときはぴったり空気が入らないようにすると、塩が染み込みます。塩のみのシンプルな味付けなので、白いご飯との相性は抜群です。
《 ポイント 》
- 約1ヶ月保存できる
- 白いご飯と相性抜群
大葉味噌
次に大葉味噌の作り方です。保存期間は約1ヶ月で、様々な料理に応用できます。
- 大葉と赤唐辛子をみじん切りにする
- フライパンにサラダ油を入れて炒める
- 油が少し赤くなってきたら、みりん・砂糖・味噌を加えて煮る
- 大葉を加え、ひと混ぜして粗熱を取る
- 冷めたらタッパーに入れて、冷凍室に保存
辛さが苦手な方は、赤唐辛子を控えて作ってみてください。おにぎりの具や炒め物の味付けに使えます。
《 ポイント 》
- 保存期間は約1ヶ月
- いろいろな料理に活用できる
大葉の醤油漬け
大葉の醤油漬けは、さっぱりとした味付けが魅力です。3週間ほど日持ちさせることができます。
- ボウルにごま油・醤油・ごま・すりおろしニンニクを入れて混ぜる
- 大葉を漬け込む
- 落とし蓋のかわりに落としラップをする
- 冷蔵庫で保存する
大葉の醤油漬けは、冷蔵保存をしておきましょう。冷凍してしまうと、調味料ごと固まってしまって、味が染み込みません。
おすすめは、味付け海苔のように大葉でご飯を包んで食べる方法。にんにくを使っているので、スタミナがつく保存食です。
《 ポイント 》
- 日持ちは約3週間
- スタミナが付く保存食
大葉のジェノベーゼソース
大葉のジェノベーゼソースも作ることができます。ジェノベーゼと聞くと難しそうに感じますが、意外と簡単にできます。冷凍保存で約1ヶ月保存が効きます。
- ニンニクを下処理する
- 大葉・ニンニク・粉チーズ・くるみをフードプロセッサーで細かくする
- オリーブオイル・塩を入れてフードプロセッサーで混ぜる
- フリーザーバッグに入れて冷凍庫に保存する
フードプロセッサーにかけすぎると色が悪くなることがあります。味が薄い場合は塩で整えましょう。おすすめの活用方法は、パスタや蒸したじゃがいもにかけることです。
パンにつけても美味しく食べることができます。
《 ポイント 》
- 冷凍保存で約1ヶ月保存できる
- イチオシはパスタや蒸したじゃがいもに乗せる
さいごに
今回は、大葉の冷凍保存の方法について紹介しました。
大葉はビタミンやミネラルなど栄養価が豊富に含まれています。その栄養価を落とさずに保存できる方法が冷凍保存です。保存方法はいくつかあるので、自分が好きな方法を試してみてください。
また、味付けして保存すると料理の幅を広げることができます。忙しい主婦の方は普段からたくさんの保存食を作っておくと、忙しいときに余裕をもって食事の準備ができます。
この記事を参考に長期的に大葉を楽しめるようになりましょう。