『身に覚えのない番号』から電話がきたときのNG行為5選 絶対にやってはいけないことと対処法

皆さんは身に覚えのない番号から電話がかかってくることはありませんか。本記事では、『身に覚えのない番号』から電話がきたときのNG行為や推奨される対処法をまとめました。今後のためにもチェックしておきましょう。

『身に覚えのない番号』から電話がくる理由

皆さんのスマホには身に覚えのない番号から着信が入ることはありませんか。まったく知らない番号から電話がくると、ドキッと不穏な想像をしてしまう人も多いでしょう。

なぜこちらが知らない番号から教えてもいないのに電話がかかってくるのでしょうか。

  • 配達物お届けの連絡
  • 利用サービスからの連絡
  • 登録していない取引先からの連絡
  • アンケート調査などで記入した番号が流出している
  • サイトハッキングなどで情報漏洩している

上記3つは必要な連絡のため、一度ネットで調べて心当たりがあれば折り返したり、必要な連絡であれば、同じ電話番号から2〜3回かかってくることが多いので、次回着信があったときに応答するとよいでしょう。

しかし、まったく身に覚えのない電話番号の場合、アンケート調査やサイトに登録した個人情報が漏洩し、営業に使われたり悪用されたりしている可能性が疑われます。しつこい勧誘や危険な詐欺への誘導など、あらゆる可能性が考えられるので気をつけてください。

『身に覚えのない番号』から電話がきたときのNG行為5選

身に覚えのない電話番号から着信があったとき、どのように対応すべきなのでしょうか。ここでは、身に覚えのない番号から電話がきたときのNG行為を紹介します。

1.番号を調べずに応答する

身に覚えのない番号から電話がかかってきたときは、まずネットで番号を検索する習慣をつけましょう。企業や他の人にもかかってきている番号であれば、ネット検索で情報が出てきます。

番号を調べずに応答してしまうと、しつこい勧誘や詐欺事件に巻き込まれるリスクが高まるので気をつけてください。

2.自分の名前を伝えて応答する

電話に応答するとき、つい「はい、〇〇(名前)です」と名乗っていませんか。これでは、初手から自分の名前という個人情報を明かしています。

この応答だけでも「あ、この人は〇〇という名前なんだ」「〇〇であっているんだ」と相手に教えてしまうことになるので、応答してしまった場合でも「はい」や「もしもし」だけで応答しましょう。

3.家族構成や生活習慣に関わる内容を話す

営業電話や詐欺電話をかけてくる人たちは、相手の話を聞き出すプロです。そのため、話術に乗せられてうっかり自分の家族構成や生活習慣に関わる内容を話してしまう人は少なくありません。

例えば、「今、お時間大丈夫ですか?お子さんやご主人とか……」と聞かれて「今は子どもも主人もいないので大丈夫です」と答えてしまった場合、「この人には夫と子供がいるんだな」「この時間帯は家に一人なんだな」とあらゆる情報を与えることになります。

直接的に聞かれた時も注意すべきですが、このように会話の流れでこちらの情報を開示しないように気をつけてください。

4.威圧的な態度で対応する

営業や勧誘、あるいは詐欺まがいな事件の匂いがする電話に対して、苛立ちを露わにしたり威圧的な態度で怒鳴りつけたりする行為は非常に危険です。

相手に不快な思いをさせることで、相手が持っているこちらの個人情報を盾に、情報をネットに流されたり、以前には注文していない大量の出前が届くという嫌がらせを受けたという話もありました。

教えてもいないのに電話がかかってくるということは、電話番号以外の個人情報も相手に握られていると考えるべきです。したがって、相手を刺激するような対応は避けましょう。

5.調べずに折り返し電話する

電話がかかってきたときには気づいていなかったけれど、後でスマホを見たら身に覚えのない番号から着信があった……という経験を持つ人は多いでしょう。

このとき、ネットで番号を調べずに折り返し電話する行為はリスクがあります。折り返しかけた相手がしつこい勧誘をしてきたり、あるいは折り返し電話するだけで料金がかかるようになっていたりする詐欺のような仕組みになっているものもあるからです。

必ず折り返し電話をする前にネットで番号を調べるようにしましょう。ネットで調べても情報が得てこない場合は、リスクを考えて無視するのが賢明です。

身に覚えのない番号から電話がきたときの対処法

身に覚えのない番号から電話があったときは、以下のように対処してください。

  • 応答せずにネットで番号を検索する
  • 国際電話(番号の頭に+が付く)や非通知は出ない
  • 出てしまった場合は「はい」とだけ伝える
  • 個人情報に値する内容は絶対に教えない
  • 角が立たない理由をつけて早めに電話を切る(「今料理中なので後でかけ直します」など)
  • 不審な内容は録音しておき後で警察に相談する

基本的には、応答せずにネットで番号を検索してから応答するか否かを判断します。心当たりのある番号であれば応答し、心当たりがない、または情報が出てこない場合は、そのまま応答せずに無視しましょう。

もしも応答してしまった場合は、絶対に個人情報になる内容を漏らさず、早めに角の立たない理由をつけて電話を切ってください。「料理をしている」「チャイムが鳴った」など、定型文を用意しておくと安心です。

知らない番号から電話がきたときは冷静に対応して

知らない番号から電話がきたときは、焦って応答したり、感情的になって相手を威圧したりする行為は避け、落ち着いて冷静に対処してください。もしも電話口で脅迫めいたことを言われた場合は、可能な限り録音し、警察に相談しましょう。

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