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ゴキブリは1年を通して出現する厄介な害虫

ゴキブリは非常に丈夫な害虫なので、季節に問わず1年を通して家屋や屋外に現れます。また、殺虫スプレーを噴射してもすぐには駆除することができず、逃げ回ることもあるので厄介です。
そんなゴキブリは駆除方法を誤ると、駆除するどころか逃してしまったり、最悪の場合、逆効果となり繁殖してしまう恐れがあるので要注意!駆除でやってはいけない行為や正しい駆除方法を把握し、ゴキブリを見つけた際は適切に対応しましょう。
ゴキブリ駆除でやってはいけない『5つのNG行為』

ゴキブリを見かけたときは、適切な方法で駆除に当たらなければなりません。ここでは、やってしまうと意味がなかったり逆効果となったりするNGな駆除方法を紹介します。
1.叩き潰す
ゴキブリはさまざまな菌を所有していることが多いです。そのため、スリッパなどで叩き潰してしまうと、ゴキブリが持つ有害な物質が辺りに飛散してしまうので気をつけましょう。
床から顔までの距離が近い小さな子供やペットがこの物質を吸い込んでしまうと、ハウスダストアレルギーを発症することもあります。
また、ばい菌だけでなく、叩き潰したゴキブリが卵を持っていた場合、卵も辺りに飛びちり繁殖してしまう恐れがあるので注意してください。
2.掃除機で吸い込む
ゴキブリが苦手な人の中には、掃除機で吸い込めばダストボックスの中で自然と駆除できるのではないか、と考える人もいます。しかし、これは大きな間違いです。
ゴキブリは掃除機で吸い込んでも駆除はできませんし、むしろダストボックスの中で生き続けることもあります。
ダストボックスの中に付着している微細なゴミを養分に大きく成長してしまったり、卵を産みつけてしまうこともあるので、かえってより問題が大きくなる危険すらあるので気をつけてください。
3.アルコールスプレーで駆除する
アルコールスプレーを噴射することでゴキブリを即退治できるという話がありますが、実際はゴキブリの生命力の強さにアルコールスプレーが負けてしまうことも少なくありません。一時的に弱らせることはできても、その後に復活し、逃してしまうこともあるでしょう。
また、アルコールスプレーを火気の近くで噴射すると、引火して火災につながる危険もあるので危険です。殺虫剤も含めてスプレー類は火気の近くで使用しないようにしてください。
4.逃して見えなくなったら放置する
ゴキブリを発見した後、駆除できずに逃してしまうと、その後なかなか見つからないこともあるでしょう。ゴキブリが苦手な人であれば「見なかったことにしよう」と見て見ぬふりをしてしまう人もいるかもしれません。
しかし、逃して見えなくなったからと放置してしまうと、その後、見えない場所でゴキブリが繁殖する恐れがあります。
ゴキブリは一度に約20〜40匹もの幼虫を産み、さらに7日〜20日のサイクルで産卵を繰り返すと言われているから驚きです。一度見逃してしまうと、このサイクルで卵を産み孵化するリスクが高まるため、絶対に放置してはいけません。
5.駆除した死骸を放置する
駆除した後、そのままゴキブリの死骸を放置してしまうと、その死骸に他のゴキブリが誘き寄せられ、より家の中にゴキブリが侵入してくる原因となることも。
これ以上ゴキブリの数を増やさないためにも、駆除したゴキブリの死骸はティッシュなどに包み、ポリ袋にイエレぴふ密閉し、ゴキブリが寄ってこないように対策しましょう。
ゴキブリのおすすめの予防・駆除方法は?

ゴキブリは1〜2匹が家の中に入ってしまうと、その後、短いサイクルで卵を産みつけてしまいます。一度に孵る数も多いので、まずは毒餌などを使って家の中にいるゴキブリを一掃する予防策を講じてください。
- 毒餌の設置
- くん煙剤
一般的には、以上の2つの方法でゴキブリを発見する前に駆除する方法がおすすめです。
その後、ゴキブリを見かけてしまった場合は、隅などに追いやり殺虫スプレーを噴射する方法が最も効果的で確実です。殺虫スプレーがない場合は、食器用洗剤で代替しましょう。
もし見失った場合も、細いノズルをつけてあらゆる隙間に殺虫剤を噴射したり、毒餌を設置したり、くん煙剤を使用するなどして、放置しないようにしてください。
最後は死骸を見つけ、他のゴキブリが寄ってこないようにティッシュでとり、ポリ袋などに入れて密閉してから捨てましょう。
ゴキブリは予防策を講じて発見次第速やかに駆除して
いかがでしたか。ゴキブリは最初に予防策を講じ、姿を現す前に駆除する方法がおすすめです。それでもゴキブリを見かけるようなことがあれば、殺虫スプレーで確実に駆除して、必ず死骸を正しい方法で処分しましょう。









