死ぬ前に『やっておけばよかった』と後悔しがちなこと５選

2025/10/30 2025/10/30 気になる

死ぬ前に自分の人生を振り返り後悔する人の特徴

人は死ぬ前、全く後悔を残さずにこの世を去ることはほとんどありません。しかし、人によって後悔の少ない人と後悔の多い人に分かれることはあり、後者の後悔の多い人には生前、以下のような特徴があります。

真面目な人や臆病な人、心優しい人に多くみられる特徴ですが、特に日本人には多くみられます。

周囲の視線を気にして、周囲に歩幅を合わせて生きることを優先したために、自分らしい人生を歩めなかったと後悔する人は少なくありません。

では、具体的にどのようなことを死ぬ前に後悔する人が多いのでしょうか。ここでは、死ぬ前に「やってはおけばよかった」と後悔しがちなことを5つ紹介します。

死ぬ間際に自分の人生を振り返った時、「本当はあんなことをやってみたかった」「あそこでこんなことをやっていたら、どんな人生だったのだろう」と考え、後悔を口に出す人は珍しくありません。

「本当はこんなことがやってみたかったのよね」「仕事ばかりでやりたいことができていなかった」という声を聞くと、元気なうちに多くのことに挑戦したり、自分のやりたいことを実践することの大切さを思い知らされます。

やりたいことに後悔の念を抱く人もいれば、行きたかった場所に後悔を抱く人もいます。

皆さんも「あそこに行ってみたい」と思い浮かぶ場所はあるのに、金銭面やスケジュール面、あるいは勇気がなくてなかなか足を運べない……という経験はありませんか。

しかし、何年経っても「行きたい」と思っている場所は、あなたが心の底から行きたいと願っている場所です。そのまま自分の気持ちを無視して行かずに人生を終えてしまうと、最期に後悔するかもしれません。

若い頃はとても仲がよかったのに、気がついたら疎遠になっていた……という友人はいませんか。あるいは若気の至りで何気ないことで口喧嘩になり、そのまま疎遠になった経験を持つ人もいるでしょう。

人生において気のおける友人はたくさん出会えるものではありません。そのため、死ぬ間際になって、ふと「そういえばあの頃の友人とその後も会えなかったな」と思い出し、「付き合いを続けていればよかった」と後悔を口に出す人は多くいるそうです。

大切な人との時間をもっと大切にすればよかったという後悔の気持ちは、自分が亡くなる直前だけでなく、親や配偶者などが亡くなる間際、直後にも深く抱く人が多くいます。

例えば、若い頃は仕事に打ち込み、なかなか家族との時間が取れていなかったという人は、「もっと家族との時間を大切にしてればよかった」「もっと愛情や感謝の気持ちを素直に伝えたらよかった」と後悔を抱くことも多いです。

死ぬ前に後悔しがちなこととして、「自分らしく生きればよかった」という後悔はとても多く耳にします。

普段、生活していて無意識のうちに「私はもう大人だから」「もう母親（父親）だから」など自分にレッテルを貼り、自分らしさよりも肩書きを重視して生きていませんか。これは、あなたらしさというよりも、あなたに課せられた”役目”です。

自分を押し殺して他人のために一生懸命頑張る姿は素敵ですし尊敬します。しかし、あまりにも自分を押し殺しすぎてしまうと、自分らしさがいつの間にか失われ、「自分がどのような人間だったのか」を思い出せなくなってしまうことも。

すると、死ぬ前に「自分らしく人生を生きれなかった」「もっと自分らしく好きなことをしてみればよかった」と後悔しやすくなります。

死ぬ前に後悔しないためには、まず今の自分と向き合うことをおすすめします。

使っていないノートや紙を取り出し、そこにリスクやデメリットなどを考えず、ただ自分が「やりたいこと」「興味があること」「行きたい場所」「会いたい人」「どんな生活を送りたいか」などを自由に書き出してみましょう。

自分を押し殺している人は、最初は何を書けばいいのかわからないかもしれません。その場合は、ネットなどで他の人が「やりたいこと」を思い描く際、どのようなことをリストアップしているのか参考にしてみるとよいでしょう。

「海外旅行に行きたい」「自由な働き方をしてみたい」「習い事をしてみたい」などの定番のものから「綺麗ですっきりとした家に住みたい」「毎日子供と笑って過ごせる母になりたい」「自分の時間がもっと欲しい！」など、今の自分と比較して、なりたい自分像をリストアップするのもおすすめです。

このように、自分の心のままに書き出してみることで、本来の自分を取り戻すことができます。さらに、リストアップされたものを少しずつ達成していくことで、自分らしい生き方を模索することができるでしょう。

死ぬ前に後悔しないためには、自分を押さえ込みすぎずにしっかり向き合うことが大事です。自分を犠牲にし過ぎてしまうと、自分らしい人生が歩めなくなってしまいます。まずは自分らしさを探す時間を作ってみてはいかがでしょう。