目次
車が故障した…「買い替え」と「修理」どちらを選ぶべき?
車が故障したとき、車を修理すべきか、あるいは新たな車に買い替えるべきか悩みませんか。
購入してから年数が経っていない場合は、修理を選択する人が多いでしょう。しかし、微妙なタイミングで故障した場合、買い替えるべきか修理に出して乗り続けるべきか、迷う人は多くいます。
買い替えか修理か悩むとき、やはり気になるのは費用面やそれぞれのメリット、デメリットです。本記事では、車が故障したときに参考にしたい車の『買い替え』と『修理』、それぞれにかかる費用やメリット、デメリットを解説していきます。
車の『買い替え』にかかる主な費用やメリット・デメリット
車を買い替えた場合、どのくらいの費用がかかるのでしょうか。また、メリットや考えられるデメリットについて解説します。
車の買い替えにかかる主な費用
車の買い替えにかかる費用は、選ぶ車種によって異なります。また、新車と中古車でも金額に大きな違いが生まれるので、その点はご自身の予算と相談することになるでしょう。
一般的に、車を買い替える場合は、50万円〜250万円ほどが平均的な相場になります。中古車であれば50万〜100万円ほどで買い替えが可能なので、修理費用が50万〜100万円を超える場合は、買い替えの方がお得です。
車を買い替えるメリット
車を買い替えるメリットは、以下の通りです。
- 今後の故障リスクが減る
- 車種によっては維持費が下がる
- 環境性能に優れた車を選ぶと税金の優遇が受けられる
- 新車の場合は最新性能の車を運転できる
- 車検前に乗り換えると車検費用を省ける
- 修理費用が高い場合は買い替えの方がお得に
以上のようなメリットが考えられます。選ぶ車種によってもメリットや金額面が大きく異なるので、買い替える場合は維持費や税制優遇面、機能面など、さまざまな部分を慎重に検討しましょう。
車を買い替えた際に考えられるデメリット
車を買い替える時に考えられるデメリットは、やはり費用面です。選ぶ車種によっては、あるいは新車の場合は、修理費用よりも高額な購入費用が必要になるケースも多くあります。
ローンを利用しない場合は、一気に手元からお金が減るというデメリットが生じるので、ライフプランや今後の生活のことを考えて検討する必要があるでしょう。
また、さまざまな手続きに手間と時間がかかるというデメリットも生じます。時間に余裕を持たせる必要があるので、現在のご自身の生活と相談することも大切です。
車の『修理』にかかる主な費用とメリット・デメリット
では、車を修理に出した場合、どのくらいの費用がかかるのでしょうか。また、こちらもメリットとデメリットを解説していきます。
車の修理にかかる主な費用は?
車の修理にかかる費用は、故障がどの程度なのかによって異なります。数万円程度で済む場合もあれば、部品の交換が必要な場合は数十万円の出費がかかるケースもあるでしょう。
また、事故などで大規模な修理が必要な場合、100万円を超える修理費がかかることもあるため、この場合は新しい車に買い替えた方が安く済む可能性もあります。
車を修理するメリット
車を修理すると、以下のようなメリットが得られます。
- 買い替えより費用を抑えられる可能性がある
- 愛着のある車を乗り続けられる
小さな故障程度であれば、車を買い替えよりも安く費用を抑えることができるでしょう。この点は非常に大きなメリットです。
また、長年乗っていたり特別な思い出があったり、初めて購入して乗り続けている車であれば、愛着もひとしおです。愛着のある車に乗り続けられるという点は、車好きにとってとても重要なポイントでしょう。
車を修理するときに発生するデメリット
反対に、車を修理するときに発生するデメリットはあるのでしょうか。
- 修理途中で新たな故障箇所が判明して高額になるリスク
- 見積もり段階で買い替えよりも費用が高くなるケース
- 古い車は修理した後も故障するリスクがある
車の故障状態によっては、買い替えよりも費用が高額になるケースも珍しくありません。また、修理してもその後もトラブルが再発したり、再び故障してしまう可能性も否めないでしょう。
特に走行距離が10万キロを超えている車や年数が経過している車は故障リスクが高いです。修理費用も高額になる傾向があるため、買い替えをおすすめされることが多いでしょう。
車の状態やメリット・デメリットを考慮して検討を
いかがでしたか。車の故障状態によって、買い替えるべきか修理すべきか判断が分かれます。購入してから年数があまり経っていない場合は、まず修理にかかる見積もりを出してもらってから検討しましょう。