『この人と結婚しなければよかった』と感じる瞬間5選 結婚前のような関係値に戻す方法やコツとは?

結婚後に「この人と結婚しなければよかった」と感じる瞬間が一度でもあった人は意外と多いようです。本記事では、「この人と結婚しなければよかった」と感じる瞬間や結婚前のような関係値に戻す方法を紹介しています。夫婦関係を良好に維持するためにチェックしてみましょう。

結婚を一度でも後悔したことがある人は4〜5割超え

ある調査によると、結婚した人の約4〜5割は「一度は結婚を後悔したことがある」と回答したといいます。同じような別の調査では、6割の人が同様に答えたというから驚きです。

しかし、長く一緒に暮らしていると、相手がいる環境に慣れてしまい、お互いに思いやる気持ちが足りなくなったり、悪い部分が目につきやすくなったりするでしょう。

こうした日々の不満やマンネリ化が積み重なり、最終的に離婚に至る夫婦が3組に1組と増加傾向にあるのも事実です。どの夫婦にも同じような事態は起こりうるので他人事ではありません。

『この人と結婚しなければよかった』と感じる瞬間5選

では、一度でも結婚を後悔したことがある人たちは、どのような瞬間に「この人と結婚しなければよかった」と感じるのでしょうか。

1.家事・育児への考え方に違いを感じた瞬間

後悔した瞬間で最も多かった声が家事や育児への考え方に配偶者と大きな違いを感じた瞬間でした。これはどちらかというと女性側に多くみられる意見でしたが、共働き家庭が増えた昨今、男性側も不満を抱くケースが増えているようです。

やはり、家事や育児に協力的でない配偶者の態度を見て「他の人ならこんなことにはならなかったのでは」と考えてしまったり、配偶者と家事のやり方や求める度合いの違いを感じて「もっとこうしてほしいのに……」という不満が積み重なり、後悔したという声が多く聞こえました。

2.義実家との付き合いに悩んだ瞬間

義実家との付き合いで悩みが生まれた瞬間、今後の結婚生活に不安を覚え、その悩みが長年解消されないと結婚自体を後悔してしまう結果になりかねません。

こちらも特に女性に多く、「義実家の家族の在り方と価値観が合わない」「一々首を突っ込まれるのがプレッシャーに感じる」など、家庭環境で生まれた価値観の違いや距離感に悩む人が多いようです。

一方、男性側も自分の実家の両親と配偶者の関係が悪い場合、間に挟まれることに心が疲弊してしまう人が多くいます。その結果、男女ともに結婚を後悔し、最悪の場合、離婚に至るケースも少なくありません。

3.相手から不快な態度を取られた瞬間

長年一緒に暮らしていると、相手に対する配慮が欠けてしまう人が一定数います。「親しき仲にも礼儀あり」という諺があるように、最も身近な配偶者だからこそ思いやる心が大切です。

しかし、上から目線なきつい口調で言葉を投げかけてしまったり、相手の話に空返事するようになったり、感情的に暴言のような言葉や態度をとってしまったり……心当たりはありませんか。

一緒に暮らす人からこのような態度を取られると、今後の生活に不安がよぎり、結婚を後悔したという声が多いです。

4.自由が少ないと感じた瞬間

男性側が結婚を後悔したと感じた瞬間で多かった理由が、自由が極端に減ったことでした。

夫婦になったことで、夫婦で過ごす時間を大切にしようとすると、友人や同僚との付き合いを減らさなければなりません。さらに子どもが生まれれば、子供優先の生活になるため、なかなか好きなように動くことが難しくなります。

お金も多少なりとも制限が生まれるので、「自由が少ない」「独身の頃のように自由に楽しみたい」という思いが生まれた瞬間、結婚を後悔する人もいるようです。

5.生活やお金の価値観にズレを感じた瞬間

一緒に暮らしていると、元々は違う環境で育った者同士なので、どうしても生活やお金の使い方に対する価値観にズレを感じる瞬間は訪れます。

本来であれば、その都度、相手と話し合って少しずつ擦り合わせていくものですが、どちらか一方が我慢に我慢を重ねていると、不満が募って結婚を後悔する瞬間が訪れます。

離婚理由でも「価値観の違い」が第1位に上がるほど夫婦の絆を崩壊させる要因になり得ます。価値観のズレは、その都度、しっかり話し合ってお互いに歩み寄りながら擦り合わせる作業が必要ですね。

結婚前のような関係値に戻す方法やコツ

結婚前は「この人と結婚したい」と強く願っていたはずなのに、結婚後に後悔してしまうのは、相手の悪い部分が見えるようになったり、相手に対する思いやりの減少が原因だと考えられます。

結婚前のような関係値に戻すためには、以下のポイントを意識しながら、配偶者とのコミュニケーションを大切にしましょう。

  • 配偶者に対する話し方や態度に問題がないか見直す
  • 自分が相手のために何をすれば居心地の良い家庭を築けるか考える
  • 不満はその都度、柔らかい口調で伝えるようにする
  • 些細なことでも「ありがとう」「ごめんね」を伝えるようにする
  • 毎日一言二言でも今日会ったことなど些細な会話を交わすようにする
  • 話し合ってお互いに自由時間を確保し、過干渉にならない
  • お金の使い方に対する理想と現実を配偶者と話し合って擦り合わせる

結婚を後悔している人は、配偶者と対等なコミュニエーションを密に取れていない傾向が見られます。結婚前は、相手にどのような気持ちを持っていたか、どのようなことに気をつけて接していたかを具体的に思い出し、相手への愛情を取り戻しましょう。

また、あまりにも過干渉になりすぎると、相手が束縛に不満を抱くようになってしまいます。夫婦関係も正常な状態で維持できなくなるので、程よく相手を信頼し、干渉しすぎないように自由時間をお互いに充実させる努力も必要です。

互いに思いやりの心を持ちながらコミュニケーションを大切に

いかがでしたか。結婚を後悔する瞬間は、多くの人に訪れます。しかし、そこで夫婦関係を見直し、再構築できるかどうかが今後の結婚生活を大きく左右する分かれ道です。

結婚前の相手に対する自分の気持ちを思い出し、思いやりの心を持ちながらコミュニケーションを大切に、また程よい距離感でお互いの時間を尊重し合うことも忘れないようにしましょう。

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