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周りから信頼されない人が持つ主な特徴
皆さんの周りには「なぜかあの人は頼りにならないんだよなぁ」と印象を抱く方はいませんか。周りから信頼されない人は、以下の特徴を抱えていることが多いです。
- 自分の意志がない
- 周りの意見に流されやすい
- 消極的で自信がない
- 仕事や作業の許容量が少ない
- 優柔不断
自分の軸があまりないため、意志が弱く、周りに流されてしまったり、優柔不断な面を見せることが多かったりするため、周りから見ると「この人に頼っても不安が残る」と思われてしまうのです。
また、頼りにならない人は許容量が少ないことも多いので、一度に複数の作業を頼まれたり、予定外なことが起きたりすると、途端にパニックを引き起こし、冷静に対処することが難しくなることもあるでしょう。
『あの人は頼りにならない』と思われてしまう行動5選
もしかすると、あなたも無自覚に周りから「あの人は頼りにならない」と思われるような行動をとっている可能性は否定できません。ここでは周りから頼りにならないと思われてしまう行動を紹介するので、当てはまっていないかチェックしてみましょう。
1.求められても自分の意見を伝えられない
周りから「どう思う?」「あなたの意見は?」など、自分の意見や意思を求められても「なんでもいいですよ」「ちょっとわかりません」と自分の意見をはっきりと伝えられない人は、「頼りにならないな」と思われがちです。
自分の意見を伝えたら相手を不快にさせてしまうかもしれない、的外れなことを言ってしまうかもしれない、など、自信のなさからさまざまな不安を抱いてしまうのでしょう。
しかし、相手がこちらの意見を聞いているのに「なんでもいい」「わからない」では、誠実な返答ではありません。ゆっくりでも自分の意見を言葉にして相手に伝える努力をしましょう。
2.自分から行動せず指示を待ち続ける
周りから頼りにならないと思われてしまう人は、自分から行動を起こすことがあまりありません。職場でも頼まれた仕事を終えたら、次に指示をもらえるまでその場で待ち続けていることが多いでしょう。
しかし、指示を待つだけで自分から考えて行動しなければ、周囲からは「サボっている」「やる気がない」などと悪い印象を持たれてしまうことも。
まずは周りの人に「手伝えることはないか」と尋ねてみたり、今自分にできることはないか探して「この作業を進めていていいですか」と上司に許しをもらいに行くなど、できるところから積極性を見せましょう。
3.お願いされたことに対して曖昧に返答する
「この作業をお願いできる?」と職場の同僚にお願いされたとき、「”たぶん”できます」「大丈夫だと”思います”」など、曖昧な返答をすることは避けるべきです。
お願いしたことに曖昧に返答してしまうと、相手は「本当に大丈夫かな?」と不安になり、「頼りにならなそうだから、時々確認してあげなくちゃ」と頼りにならない人というレッテルを貼られてしまいます。
お願いされたことに対しては「やっておきます」「〇〇までに終わらせます」など、はっきりと返答することが大事です。今忙しいのであれば「この仕事の後でよければ空いています」など、自分の現在の状況を相手にわかりやすく伝えましょう。
4.すぐに焦ったり感情的な言動をとる
予定外なことが起こると冷静さを失い、途端に焦った様子を見せたり、自分の思い通りに行かないと感情的な言動をとったりする人は、相手に幼稚な印象を与えてしまいます。
そのため、「この人に頼んでも不安要素が多いな」「一緒に仕事をするには頼り甲斐がないな」と思われてしまうでしょう。『あの人は頼りにならない』と印象を与えないためにも、どのような状況に置かれても冷静さを失わず、落ち着いて対処することを心がけてください。
5.発言と行動が伴わないことが多い
言っていることとやっていることが違う人は、徐々に周りが違和感に気づき始め、「この人は頼りにならないな」「口だけで信頼できない」と信頼を損ねてしまいます。
例えば、「この仕事をやっておきます」と言ったはいいものの、そのまま作業に移ることを忘れたり後回しにしたりして、期限内に終わらせることができない状況が該当します。
このような状況が続くと、周囲は「あの人は口先だけで有言実行できない人なんだ」と印象を持ってしまい、頼りにされなくなるでしょう。
信頼されるためにコミュニケーションの中で意識すべきこと
周囲に信頼してもらうためには、以下のポイントを意識してコミュニケーションをとるようにしましょう。
- 他者との会話の内容に対して自分の考えを持つ
- 指示を待つだけでなく自分から「手伝えることありますか」など行動してみる
- 自分の許容量を把握して相手から頼まれた際には意志を持って明確に返答する
- 任されたことは責任を持って最後まで遂行する
- 突発的なトラブルにも落ち着いて対応することを心がける
周囲の意見に耳を傾けることも大切ですが、自分の考えや意見をしっかり持つことも大切です。自分の意見を踏まえて周囲の意見と擦り合わせると、良好なコミュニケーションをとることができるでしょう。
また、周りに頼りになると印象を与える人は、常に落ち着いて行動していることが多いです。どのような事態に陥っても、慌てたり感情的になったりせず、まずは冷静に状況を分析したり、周囲に意見を求めたりして問題を1つ1つ解消していきましょう。
“自分”を持って周りから信頼される振る舞いを心がけよう
皆さんは紹介したような行動を取り、周りから「頼りにならない人」と思われていませんか。
周りから信頼されるためには、自分をしっかり持ち、自分で考えて積極的に行動し、しっかり成果を出すことが大切です。周りに流されるのではなく、自分に責任を持って行動することを心がけましょう。