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外出後、家の鍵をかけたか不安になるになる人は多い
外出してから「あれ?家の鍵をちゃんとかけたっけ?」と不安になることはありませんか。多くの人が一度は経験したことのある感覚だと思います。
しかし、すでに家から離れた距離にいたり時間に追われている状況では、家に戻って確認することはできません。普段から鍵をかけ忘れないように対策しておくべきだった……と焦ることも少なくないでしょう。
鍵をかける習慣はもちろんのこと、出先で不安になる人は、鍵をかけたことを記憶にしっかり刻んでおく習慣も大切です。ただし、あまりにも鍵をかけ忘れていないか不安になる頻度が高い人は、強迫性障害の可能性もあるので、心当たりのある方は医師に相談しましょう。
家の鍵をかけ忘れないために普段からすべき5つの対策
ここでは、家の鍵をかけ忘れないために普段からできる対策をまとめてみました。
1.声に出しながら指差し確認する
ただ単に鍵をかけただけでは、時間が経ってから「あれ?鍵をかけたっけ?」と記憶が曖昧になりやすく、不安になりがちです。
しかし、「鍵をかけた」と声に出しながら指差し確認を行うことで、”確認”という動作が加わり、記憶に鍵をかけたことを刻み込みやすくなります。
2.玄関ドア近くに鍵を置く定位置を設ける
うっかり鍵をかけ忘れてしまうことが実際に多々あるという場合は、玄関ドアの近くに鍵を置く定位置を設けて、必ず外出時にはその場所を見る習慣をつけましょう。
ただし、玄関ドアを見たときにパッと視界に入る位置でなければ意味はありません。最近では、玄関ドアに取り付けられる小さな小物入れなども販売されています。こうしたアイテムを活用し、玄関ドア自体に鍵を置ける場所を設ける方法もおすすめです。
3.出発時刻にリマインド機能を作動させる
出発する時刻に「鍵をかける」とリマインドを設定しておく方法も効果的です。ちょうど家を出ようとしたタイミングでスマホからアラームが鳴り、画面に「鍵をかける」と表示されれば、その場で鍵をかける行動につながるため、忘れることはないでしょう。
4.写真や動画で鍵を閉めた記録を残す
鍵を閉めたかどうか忘れやすい人は、自分が玄関を施錠しているシーンをスマホのカメラで撮影するという方法もあります。
鍵を閉めている手元を動画や写真で撮影しておくことで、外出先で「あれ?鍵を閉めたっけ?」と曖昧な記憶で不安になっても、スマホに保存されている写真や動画を確認すれば安心できるでしょう。
5.玄関ドアの内側にチェックリストを貼る
鍵をかけ忘れることが頻繁にある人や、鍵の閉め忘れ以外にも外出前にしなければいけないこと(電気を消す、エアコンを消す、コンロの元栓を閉めるなど)を忘れがちな人は、玄関ドアの内側にチェックリストを貼ることで改善されます。
必ず外出前に確認しなければいけないことをリスト化し、家を出るときに目に入れてチェックできるように対策する方法です。最後の項目に「鍵を閉める」と書いておけば、ドアを開けた直後に行動に移すことができるので安心でしょう。
鍵の閉め忘れに効果的な防止グッズを使う手段も有効
鍵の閉め忘れをどうにかして直したいという場合は、鍵の閉め忘れに効果的な防止グッズを活用するという方法もあります。
- ドア自体をオートロックにする
- ドアを施錠すると鍵の色が変化するグッズ
- ドアをスマートキータイプに変更する
最近では、上記のようなアイテムやドア構造で防止する方法が注目されています。ドア自体を変更するには手間もお金もかかりますが、ドアを施錠すると鍵の色が変化し、鍵をかけたかどうか確認できるアイテムは比較的取り入れやすいです。
玄関ドアの鍵を閉め忘れることが多いと悩んでいる方は、紹介したようなアイテムやドアの取り替えも検討してみてはいかがでしょう。
普段の習慣と閉め忘れ防止グッズを併用して対策を
うっかり鍵を閉め忘れてしまうことは、珍しいことではありません。それゆえに外出先で「閉め忘れていないだろうか」不安になりがちです。普段から鍵を閉めたことを確認する習慣をつけた上で、閉め忘れ防止グッズを併用するなど対策を講じましょう。