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楽しい川遊び!自然相手だからこそ要注意
子どもの夏休みや涼を求めて山に行ったときなど、川遊びをする人が多いのではないでしょうか。冷たい水に体を浸すと、夏のうだるような暑さが噓のように感じますよね。しかし、川遊びをするときにしてはいけない、絶対NG行為があります。けがをしないためにも、知っておきましょう。
川遊びにおける『絶対にしてはいけないこと』6選
川遊びにおける絶対NGな行動は、以下の通りです。
1.増水しているときに川に行く
雨が降った後は、川が増水しています。水量が多い方がスリルを感じられると思うかもしれませんが、川の流れが速く、いつもと異なるうねりや流れになっていることが想定されるので非常に危険です。足を取られたり、うねりに飲まれてしまうと、取り返しがつかない事態になる可能性もあります。
2.川遊び中子どもから目を離す
川遊び中、幼い子どもから目を離してはいけません。ほんの少し油断してものを取りに行った隙などに子どもが川に入って、深みにはまっておぼれたり流されることがあります。この事故は後を絶たないので、特に子どもが小さいうちは目を離さないようにしてください。
3.川に飛び込む
川は、深い部分と浅い部分の見分けがつきにくく、深いと思って飛び込んだ場所が想像以上に浅瀬だったということもあります。飛び込みをした場合、体を強打し骨折などの大けがを負う可能性が高いです。頭から落ちた場合、大けがでは済まない事態を招く可能性もあります。
4.ごみを捨てる
川遊びをしている最中に、食事を取ったり水分補給を行い、その際出たごみをそのまま川の周辺もしくは川に投げ入れて買えるのはNG。環境破壊につながるだけでなく、ごみの種類によっては下流で遊ぶ人にけがを負わせることになるかもしれません。
5.ずっと川に入りっぱなしになる
川は、想像以上に体温を奪っていきます。そのため、川に入りっぱなしになるのは危険!低体温状態になる可能性があるので、子どもだけでなく大人も長時間川の水に入りっぱなしになるのは避けましょう。
6.川の水を飲む
川の水は透き通っていてきれいに見ますが、実は細菌や寄生虫が含まれている可能性が非常に高いので、飲むのは危険!不用意に飲むと、体調不良を起こす原因になります。
川遊びを安全に楽しむ対策
川遊びを安全に楽しむ対策は、以下の通りです。
- サンダルなどを履いて、足の裏をケガしないように注意する
- 大人も一緒に水に入り、深くない場所で遊ぶ
- 子どもから絶対に目をそらさない
- むやみに飛び込まない
- 川を汚さずに遊び、川の水は飲まない
- 増水している可能性があるときは、面白半分に行かない
川遊びは自然が相手なので、穏やかに見えていても川の中では流れが変わっていて足を取られる可能性もあります。さまざまなことを考慮し、安心安全な場所で無理のない範囲で川遊びを楽しみましょう。
まとめ
一見穏やかにせせらぐ川ですが、急に深くなったり深いと思った場所が浅かったりと、自然相手なので人間の想像を超えることが起きやすいです。さまざまなことに注意しつつ、川遊びを楽しみましょう。