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不倫発覚後の離婚率はどれくらい?
不倫は、離婚につながる原因の一種です。不倫後の離婚率は、以下のような目安が出ています。
- 男性が不倫した場合…約20~30%
- 女性が不倫した場合…約70%
夫の離婚を許す妻は多い傾向がある反面、妻の不倫は許せないという感情を持つ夫は少なくないという印象の結果です。
不倫をされたらどうすべき?
伴侶から不倫された場合、以下のような行動を取ることが多いです。
証拠を集め、話し合いをする
伴侶が不倫していると気づいても、決定的な証拠をいくつも提示しないと言い逃れをする可能性があります。そのため、感情的になるのをグッとこらえて、まずは証拠集めを行いましょう。
- 不倫相手とのやり取りを、スクリーンショットや写真に撮る
- カードの利用履歴など、よく分からない出費の確認
- 探偵もしくは自らの足で伴侶を尾行し、証拠写真を撮影するなど
言い逃れ出来ない証拠を複数集めておくことで、不倫を認めさせて話し合いが行いやすくなります。話し合いで相手が心から反省しているか、不倫に対して悪びれる様子なく言い訳をするのかなど、相手の態度などを見極める場にもなります。
離婚・別居する
不倫が判明し、夫婦や家族としての関係を継続することに拒否感がある場合、別居や離婚になることも少なくありません。相手が不倫に対して反省していたとしても、不倫した事実は消えないため、相手に対する不信感を持ちやすいといえます。また、心の傷が癒えるにはそれなりの時間がかかります。
不倫内容によっては相手を拒絶したくなるようなことも含まれている可能性があるので、家族や伴侶としての関係の継続ができない場合は、別居や離婚になります。
慰謝料請求する
不倫が発覚したら、不倫相手と伴侶に対して慰謝料請求を行う人も多くいます。不倫の慰謝料は相場があるため、弁護士など専門知識を持っている人に相談し、値段を決めることが大半です。
離婚せず、夫婦関係を再構築する
不倫の内容や不倫後の相手の態度などを見て、関係を再構築する夫婦もいます。子どもがいるなどの事情や、相手にチャンスを与える人などに見られやすく、関係の再構築には時間がかかることが多いです。
再構築するときの注意点
不倫後の夫婦関係の再構築には、以下のような注意点があります。
- 関係の再構築には時間がかかり、不倫された人の心には消えない傷が残るということを知っておく
- 不倫した人に対する、疑いの心を払しょくできないことがある
- お互いの努力が必要
子どもがいる場合、離婚によってできる子どもの心の傷をつけることがないというメリットがあります。生活の安定なども、夫婦関係の再構築のメリットの一種です。
関係を再構築するのであれば、夫婦間で不倫に対する誓約書の作成などを行うこともあります。それほど不倫という行為は、相手を傷つけるものなのです。
まとめ
伴侶が不倫した場合、不倫後の関係をどうすべきかという点は、逃れられない話し合うべき課題となります。不倫するとどのようなことが起きるのか、どういったことと向き合わねばならないのかを把握しておきましょう。