目次
冷感敷きパッドを選ぶポイント
冷感敷きパッドの選び方をご紹介します。
汗をかきやすい人でも快適に眠れる「リネン素材」
「リネン(麻)」は通気性と吸湿性に優れた素材です。
人の汗を吸い取り、パッドの風通しを良くしてくれるので快適な睡眠ができます。人が寝ている間にかく汗の量はなんとコップ1杯分!(180~200ml)
冷感敷きパッドが汗を吸収すると冷感効果が低くなってしまいます。吸湿性に弱い素材だと、寝始めはひんやり快適。だけど段々と冷たさがなくなって、結局むしむしと暑くなってくるのです。その点、リネンはひんやり感が持続するので一晩中快適に過ごせます。汗っかきの人や寝室が蒸し暑くて眠りにくいという場合に選ぶとよいでしょう。しかもリネンは洗濯しても乾きが速いという特徴もあります。いくら通気性と吸湿性に優れていても、暑い日を連日過ごして汗まみれになったパッドってなんだか嫌ですよね?
汗を吸収したパッドを洗濯したい!けれどパッドって乾きが遅いから面倒くさい・・と躊躇してしまいそうです。でもリネンなら他の素材よりも乾きが早いので、洗濯が小まめにできて清潔感を保てます。ただし、リネンはちょっとゴワゴワとした触り心地がデメリットです。リネン素材は魅力だけど、硬い生地では寝つきにくいという人はリネンと柔らかい素材の面が混合したパッドを選ぶと良いでしょう。
小まめに洗濯できる「ポリエステル」
冷感敷きパッドでよく使用されるのが「ポリエステル」。ポリエステルは乾きが早く、破れにくいので使い勝手がよい素材です。涼感は強く、持続力も高いので暑い夏の夜でも快適に過ごせます。また、丈夫なので何度洗濯しても繊維が傷つきにくいです。夏場は寝汗の量も多いですから、「頻繁に洗いたい!」という人には嬉しい素材です。
ただ、ポリエステルは素材の特性上ベタベタと体にひっつきやすいのが難点です。汗をよくかく人にはおすすめしません。それともう一つ、ポリエステルはゴワゴワ~っと固い感触が気になる部分です。肌触りが気になる人は、ふわふわな肌触りと膨らみのあるキルティング加工が施された商品がおすすめです。
蒸し暑い夜でも体を一気に冷やしてくれる「ジェルタイプ」
冷却ジェルが入っている敷パッドです。冷却ジェルのおかげで敷パッドは常にヒエヒエ状態。横になった瞬間気持ちい~涼感を全身が包まれます。他のタイプよりもダントツに冷えているため、暑苦しい夜にうってつけです!また、感触はツルツルとした肌触りなので、生地の質感で敷パッドを選びたい人にもおすすめします。
ただし、ジェルタイプの弱点は持続力がないことです。冷却ジェルが人の体温をあっという間に吸収し、ジェルが温まってしまいます。始めは冷たくて気持ちよくても、徐々にただのぬるい敷パッドになってしまうのです。また、ジェルタイプは防水加工が施されているため吸湿性・通気性が非常に悪い!汗を吸収するとすぐに蒸れてしまいます。汗を吸収させないために敷パッドの上にタオルを引いて眠るといいでしょう。
「q-max値」で最適な冷たさのパッドを選ぼう
冷感敷きパッドには、q-max値という生地に触れた時、「どの程度の冷たさを感じるか」を表した数値が確認できます。q-max値の数値は大体0.2から0.5までです。触った感触は0.2で「なんとなく冷たいかな~」と感じる程度。0.3だとしっかり冷たさを実感できます。0.4と0.5だとハッキリ「冷たい!」と感じられるでしょう。
ただ、いくら冷たいといってもその冷たさが「長続き」するとはかぎりません。素材によっては冷たさが5分と持たないこともあります。
オススメの冷感敷きパッド
冷感敷きパッドは商品の数が多すぎてなにが良くてどれがいいのかわかりません!本当に良質な冷感敷きパッドをご紹介しましょう。
ナイスデイ ひんやり 敷きパッド 接触冷感 Q-max0.516
q-max値は0.516!触れた瞬間にひや~っと冷たくて気持ちいいです。素材は速乾性に優れたポリエステル。抗菌効果と防臭効果が施されているので、汗を吸収しても雑菌の繁殖を防ぎ、パッドに嫌なにおいが付かない様にしっかりガードしてくれます。よく冷えるし、嫌な臭いも防げるこの冷感敷きパッドなら、暑い夏を快適にすごせるでしょう。シングルサイズなので洗濯機で丸洗いすることも可能です。
麻夢物語 敷きパッド
リネン100%の冷感敷きパッドです。吸湿性に優れており、汗をかいてもべたつきません。汗をよくかく人には嬉しいですね!また、熱を分散する効果があるので人が寝ている場所だけに熱がこもらないように熱を発散してくれます。これならあまり寝返りをうたなくても汗で蒸れることはないでしょう。
冷感敷きパッド アイスジェル
冷却ジェルが中に入っている冷感敷きパッドです。蒸し暑い熱帯夜でも、パッド内のジェルがひんやり全身を冷やしてくれるので快適に過ごすことができます。また、冷却ジェルの入っているタイプは本来すぐに涼感がなくなってしまいますが、こちらの冷感敷きパッドは長~い間体を冷やしてくれます。
冷却効果を高くするには、あらかじめ寝室をエアコンで冷やしておくと、敷パッドがよりヒエヒエの状態になります。そうすると、眠るときにエアコンなしでも高い涼感を得られます。
想像以上に冷えると思うので、体が冷えすぎない様に注意しなくてはなりません。眠るときは、エアコンを切っておきましょう。
冷感敷きパッドを洗濯する方法
「汗をたっぷり吸ってるから洗いたけどどうすればいいのかわからない!」冷感敷きパッドって普通に洗濯してもいいのかどうか気になりますよね。冷感敷きパッドを洗うにはどうすればいいのか?気になる洗濯方法をご紹介します。
冷感敷きパッドは丸洗いする
冷感敷きパッドは洗濯機で丸洗いすればOKです。洗濯機に入れる前に、気になる汚れがあれば洗剤を直接しみ込ませておきます。繊維が傷まない様に水流は弱めにして、他の洗濯物と一緒に洗わないでください。また、汚れの気になる場所を下向きにして入れるとキレイに汚れを落とせます。
洗濯後はすぐに日の当たる風通しの良い場所に干してください。もし、洗った日に雨が降っていても室内干しで扇風機を当てていればすぐに乾きます。
洗濯機に入らない冷感敷きパッドはどう洗う?
冷感敷きパッドダブルサイズほどあると、洗濯機に入れることができません。ではどうやって洗うのか?「浴槽」を使いましょう。浴槽にぬるま湯をためて、洗濯洗剤を入れます。びょうぶ折りにした冷感敷きパッドを入れて踏み洗いします。滑らない様に注意してくださいね。踏むときは繊維を傷つけない様に優しく、気になる汚れはよく踏むか手でもみ洗いもしましょう。洗った時に使った水は捨て、もう一度水を加えてよくすすぎ洗いします。洗剤を落としきったらすぐに干して乾かしてください。
乾燥機は使用しない!
速く乾かそうと思って「乾燥機」を使用することだけは控えてください。乾燥機の熱で冷感敷きパッドはの繊維がボロボロになっちゃいます。冷感する効果が無くなってしまう恐れがあるので注意してください。
さいごに
冷感敷きパッドを選ぶ際のポイントと洗濯方法、暑い夏におすすめしたい冷感敷きパッド3選でした。
冷感敷きパッドは使う人が汗っかきなのか、部屋は蒸し暑い場所なのかなどを基準に素材を変えてください。素材によって通気性の高いタイプや、冷却効果の高いタイプなどがあります。また、快適に眠るためには素材の肌触りも気にしたほうがよいでしょう。化学繊維は冷却効果が高いですが、ちょっとざらざらするので、肌触りが気になる人には不向きです。
天然素材ならサラサラとした肌触りが楽しめるし、通気性が良いので肌触りが気になる人でも快適に過ごせます。ジェルタイプは非常に冷却効果が高い敷きパッドです。しかし、冷却効果の持続力がないのですぐに蒸れてしまいます。商品によっては持続力が高いものもありますが、冷却ジェルは長時間使用すると体が冷えすぎるので、エアコンを切ったりシーツを重ねたりして体温調整に気を付けましょう。
冷感敷きパッドは汗を吸収するのでちょこちょこ洗いたいですよね?でも心配いりません。冷感敷きパッドはだいたいの商品が丸洗いができるので洗濯も比較的簡単です。洗濯機に入らない大きさのものは浴槽で踏み洗いすればOKです。