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値上げラッシュに便乗してステルス値上げが横行 話題に
物価高が続く中、多くの企業が4月から値上げに踏み切りました。ビールや食料品、日用品などの価格が軒並み上昇し、家計を圧迫しています。そんな値上げラッシュの陰で、「ステルス値上げ」も広がりを見せており、消費者の間で話題となっています。
ステルス値上げとは、商品の価格はそのままに内容量や数量を減らすことで実質的な値上げを行う手法です。例えば、これまで「120グラム100円」で販売していた商品が、いつの間にか「100グラム100円」になっているというケースです。
企業側がこうした手法を選ぶ背景には、普通に値上げをすると競合他社との間で価格差が生じ、市場で競争する上で不利になってしまうのが要因になっているようです。
原材料費や人件費、物流コストの上昇に対応しつつ適正な利益を確保するため、特に「小さな変化で利益をカバーできる場合」や「将来的に元の分量に戻せる見込みがある場合」に、この手法が選ばれやすいようです。
しかし、ステルス値上げは企業にとってもリスクがあります。消費者の信頼を失い、ファンが離れていく可能性があります。また、ステルス値上げに気づいた競合他社が、元の量で同じ価格の商品を売り出して顧客を奪おうとする事態も考えられます。
法律上は告知義務がなく、パッケージに表示された情報が正確であれば問題はありませんが、消費者との信頼関係構築の観点からは懸念が残ります。
この話題に寄せられたネットの声
「某メーカーのなんとかチップスのステルスは開けた時に半分くらいしか入ってないスカスカの状態で騙された感じがした」
「物価高騰でサイズを小さくしました。と説明される方がよっぽど感じがいい」
「今のポテトチップスなんて、ポテトチップス入り窒素袋と言っても過言ではないぐらい中身スカスカだからな」
「このご時世、ステルスでなく堂々と周知してくれた方が感じが良い」
「おいしくなって再登場だの食べ切りサイズだのは全てステルス値上げ」
「ステルス値上げより便乗値上げの方が気になりますね」
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