目次
千葉・吹奏楽部 月192時間の”長時間練習”で過去『生徒自殺』も。遺族が日弁連に人権救済申し立て
2018年、千葉県にある柏市立柏高校吹奏楽部に所属していた男子生徒が自殺。その背景として、柏高校吹奏楽部が一か月192時間の”長時間練習”を実施していたことが関与しているとの報告書を、市の調査検証委員会がまとめました。
遺族らは文部科学省に、柏市教育委員会に対する指導や国が掲げる「部活動ガイドライン」を徹底して周知するよう求めてきました。しかし、遺族の願いとは裏腹に柏高校を含む複数の学校では、現在も部活動で長時間練習が実施していることが発覚。
その事態を知り、遺族らは3月26日に日本弁護士連合(日弁連)に人権救済申し立てを行い、都内にて会見を開きました。柏市教育委員会は取材に対し、「来年度は部活の在り方を検討する」方向であることを明かしています。
高校生の部活練習時間に対し、ネットではさまざまな声が上がりました。
この記事に寄せられたネットの声
- 「部活までブラックかよ日本」
- 「192時間って、、普通に働いてるくらいの時間だよね」
- 「嫌な事は辞めていいことを知って欲しいですね」
- 「学校は勉強しに行くところであって部活をしに行くところではないです 教員側もそれを基準に部活動などをやらなければいけないと思います」
- 「思いっきりやりたい人、のんびりやりたい人、それぞれに共存できる術はないかな、と思ってしまいます。」
部活に対する思いは、人それぞれです。個人の思いなどを加味して部活にどう参加すべきかを子ども自身が選択できるような県境を整えることも重要かもしれません。