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オウム元幹部が「死刑は憲法違反」と訴え 話題に
地下鉄サリン事件から30年となる今年、オウム真理教元幹部の死刑執行に関する新事実が明らかになり、注目を集めています。
2018年に死刑が執行されたオウム真理教元幹部の中川智正元死刑囚(執行時55歳)が、生前に拘置所内で絞首刑に関する詳細な研究を行っていたことが15日に判明しました。この事実は、弁護人を務めた後藤貞人弁護士によって明らかにされました。
中川元死刑囚は一審、二審で死刑判決を受けた後、上告審において「絞首刑は死刑囚の首を切断する恐れがあり、残虐な刑罰を禁止した憲法に違反する」と主張していました。
科学的根拠に基づいて絞首刑の残虐性を証明するため、中川元死刑囚は支援者らの協力を得て、国内外の事例を徹底的に調査しました。明治期の新聞記事や官報などから、死刑執行時に首が切断された事例が複数あることを確認したといいます。
さらに、法医学者との意見交換により、死刑執行後も死刑囚の意識が一定期間残る可能性があるという見解も得ていました。
しかし最高裁は2011年11月、過去の判例を引用する形で絞首刑の残虐性を否定し、上告を棄却。その後、中川元死刑囚の死刑は2018年に執行されました。
この話題にはSNSで批判的なコメントが寄せられています。
この話題に寄せられたネットの声
「残虐って、、どの口が言ってるんですか…」
「一家丸ごとあれして埋めたのは残虐ではないのか?」
「別に残虐でもいいのでは?」
「何を言ってるんでしょうか?」
「いやびっくり。どの口が言ってるのか。」
「自分だけは楽に死なせてくれというのは虫がよすぎるだろ」
この話題には数多くの批判的なコメントが寄せられていました。