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ゴミの分別、しっかりしていますか?
ゴミを捨てるとき、分別作業は必須となります。全部燃えるゴミでもいいのでは?と思う人もいるかもしれませんが、ゴミの分別をサボってしまうと思いがけない事態を招く恐れがあるので要注意!どのようなことが起きる可能性があるのかをまとめたので、ぜひチェックしてみてください。
ゴミの分別を『サボるとどうなる?』
ゴミの分別をサボると、以下のようなことが起きる可能性があります。
ゴミを収集してもらえない
ゴミの分別を怠り、全て燃えるゴミの中に種類問わずゴミを入れると、収集対象外となります。収集対象外のゴミは回収してもらえないのでその場に残り、放置すると中身を確認されて放置した人の元にゴミが戻ってくることも少なくありません。
ゴミをごちゃまぜに出すことで、生ゴミが異臭を放ち、ゴミ袋内のものが劣化して不潔な状態になってから手元に戻ってくることもあります。分別は、きっちり行うべきです。
ゴミが発火する
可燃性のものを燃えるゴミの中に紛れ込ませた場合、なにかのきっかけで発火する恐れがあります。
- ライターやチャッカマン
- ガスボンベ
- 電池
- 花火
- マッチなど
火が出るものを処理するときは、自治体の指示に従って処分を行うべきです。ゴミから発火し、炎が大きくなってしまうと、周辺の家に燃え移って火災が発生する恐れがあります。
管理人や自治体から注意を受けることも
ゴミを分別しないまま捨てると、アパートやマンションの場合は管理人から注意を受けることがあります。一軒家に住んでいる場合などは、自治体からの注意を受けることもあり、これらの注意を無視するのは絶対にNG。下記で紹介するように、法律違反になる可能性があります。
法律違反になることも
ゴミの分別を怠るのは、廃棄物処理法違反になるので絶対にすべきではありません。ゴミの分別を行っていない場合、まず最初に「指導」があります。経過観察を行い改善がみられない場合は、「起訴」となり、有罪判決が出た場合は懲役刑または罰金刑が科せられます。
この場合、措置命令違反や不法投棄の罰則が適応されるため、5年以下の懲役または1000万円以下の罰金が発生する事態に発展。たかがゴミの分別と、軽視すべきではないのです。
清掃員に多大な迷惑をかける
ゴミの分別を怠ると、清掃員に多大な迷惑をかけます。
- 割れ物や刃物を紛れ込ませる…手を切るなどのけがを負う
- 発火や爆発の恐れがあるものを入れる…収集車内で爆発や炎上が起き、最悪の場合命にかかわる事態に発展する
バレなければいいという考えでゴミの分別をいい加減にしていると、上記のような事態を招く恐れがあります。
まとめ
ゴミの分別作業は、面倒かもしれませんがしっかりと行わねばなりません。怠ってしまうと、思いがけない事態に発展する恐れがあります。