笑うしかない!?実際にある日本では考えられない『海外の法律』14選

海外旅行を計画するとき、ついつい観光地やグルメにばかり目が向いてしまいがち。でも、現地で思わぬトラブルに巻き込まれないためには、その国独自の法律やルールを知っておくこともとても大切です。日本では問題にならないことが、海外では法律違反になるケースも少なくありません。そんな意外な法律についてご紹介します。

日本人がびっくりする海外の驚きの法律14選!

旅行の準備

海外旅行中、予想外の法律に戸惑うことがあります。旅行者にとってはちょっとした驚きや発見ですが、場合によっては罰金や逮捕につながることも。ここでは、日本人が「まさか!」と感じるような海外の法律を具体的に取り上げていきます。

1. イタリアのビーチで砂のお城を作ってはいけない

ビーチにある砂の白

夏の海で砂のお城を作るのは、子どもにとっても大人にとっても楽しいひととき。ですが、イタリアの一部地域では、この行為が法律で禁止されています。その理由は、ビーチの美観や他の利用者への配慮を重視しているため。この法律に触れると罰金が科される可能性があるので、特に家族連れで訪れる場合は注意が必要です。

イタリアでは他にも、環境保護や地域住民の生活を守るための独特な法律が数多く存在します。例えば、ビーチチェアを置く位置が決まっている地域もあり、ルールを知らないと不意に違反行為をしてしまうこともあるのです。

2. イタリアでは夜23時半以降にベンチで集まるのは禁止

イタリアの公共スペースには、夜間の静けさを保つための独自の法律があります。その一例が、夜23時半以降にベンチで3人以上で集まる行為の禁止。騒音防止が主な目的ですが、特に観光客が多いエリアではトラブル防止のため厳格に運用されています。

例えば、現地の若者グループが深夜まで話し込むケースが過去に多発し、住民からの苦情が絶えなかったことが背景にあるようです。イタリアの美しい街並みを楽しむためにも、夜遅くの行動には注意しましょう。

3. ニューヨークでファッションセンスの悪い男性は外出禁止

アメリカ・ニューヨーク州には、驚きの法律があります。それが「ファッションセンスの悪い男性の外出禁止」。もちろん、これは現代ではあまり適用されることはないものの、法律として存在していることは確かです。観光地で「法律違反だ」と注意される可能性は低いですが、ニューヨークの街中を歩く際にはセンスを意識するのも面白いかもしれません。

ニューヨークの法律には、こうしたユーモラスで歴史的背景のあるものも多く、観光ガイドには載っていないディープな発見が楽しめます。

4. ジョージア州ではフライドチキンは素手で食べなければ違法

アメリカ・ジョージア州には「フライドチキンは素手で食べるべし」というユニークな法律があります。これは地元の伝統を守るために作られたもので、特に観光客に対しても例外はありません。

例えば、レストランでナイフとフォークを使って食べようとすると、店員に注意されることも。地元の人々はこの法律を楽しみながら守っており、観光客にもジョーク交じりで教えてくれることがあります。旅の思い出として、ぜひ素手でフライドチキンを楽しんでみてください。

5. スイスでは22時以降にトイレを流すのは禁止

スイスの一部地域では、夜22時以降にトイレの水を流すことが禁止されています。この法律の背景には、静けさを大切にするスイスならではの文化があります。特に集合住宅では、深夜のトイレの音が隣人の睡眠を妨げると考えられています。

ただし、このルールはすべての地域で厳格に適用されているわけではありません。ホテルや観光施設では例外が認められている場合も多いので、宿泊先で確認しておくと安心です。

6. イギリスでは訪問者にトイレを貸さないことが違法

イギリスには、「訪問者にトイレを貸さないことは違法」という少々ユニークな法律があります。これは古くからの礼儀や文化を重んじるイギリス特有の考え方が背景にあります。例えば、友人や親戚が訪問した際にトイレを貸さないという行為が、社会的な非難を受けたことがきっかけで生まれたと言われています。

現代ではあまり適用されないとはいえ、訪問者に対して温かくもてなすイギリス人のホスピタリティが垣間見える法律です。旅行中に地元の人々と交流する際には、こうした文化的背景を知っておくと会話も弾むかもしれません。

7. サモアでは妻の誕生日を忘れると有罪

サモアの法律では、夫が妻の誕生日を忘れると有罪となる可能性があります。この法律は、家庭内の平和を保つために作られたもので、家族の絆を重視するサモアの文化を象徴しています。

もちろん、忘れただけで刑務所に行くわけではありませんが、罰金や軽いペナルティが科される場合があります。このユーモラスな法律は、夫婦間の絆を再確認するきっかけにもなるかもしれませんね。

8. フィリピンでは特定のナンバープレートの車の運転が曜日ごとに禁止

フィリピンの交通規制は非常にユニークです。例えば、月曜日にはナンバープレートの末尾が1か2の車が運転禁止となる「ナンバーレスデー」という法律があります。これは、交通渋滞の緩和を目的として制定されたもので、各曜日に対象となるナンバーが決められています。

観光客がレンタカーを利用する際には、この法律に注意する必要があります。現地のルールを知らないと罰金を科される可能性があるため、旅行代理店やレンタカー会社に確認しておくと安心です。

9. オーストラリアではバス停で泥水をはねる行為が違法

オーストラリアには「車でバス停の利用者に泥水をはねると違法」という法律があります。この法律は、歩行者の安全と快適さを確保するためのもので、運転手のモラルや配慮が求められることを示しています。

特に雨の日に注意が必要で、泥水を避けるために車線変更を行わなかった場合、罰金が科される可能性があります。このルールを守ることで、オーストラリアの美しい景観や人々の穏やかな生活を尊重する姿勢が求められます。

10. イタリアのミラノではしかめっ面が法律違反

イタリア・ミラノには、「しかめっ面は法律違反」という少し風変わりな法律があります。これは「笑顔が街を明るくする」という理念から生まれたもので、基本的に市民には笑顔を絶やさないことが求められます。

ただし、お葬式や病院のお見舞いなど、悲しみが伴う場面では例外が認められます。この法律を知ると、笑顔を大切にするミラノの街の雰囲気がより一層特別なものに感じられるかもしれません。

11. タイではお札を踏む行為が禁止

タイでは、国王の肖像が描かれているお札を踏むことが法律で禁止されています。これはタイ独自の王室崇拝の文化が背景にあります。例えば、うっかりお札を地面に落として踏んでしまうと、不敬罪に問われる可能性があります。

観光客が特に注意すべき点は、混雑した市場や交通機関でお札を落とした場合です。拾う際には、周囲に配慮しながら慎重に行動することを心がけましょう。

12. アラブ首長国連邦では公共の場で恋人と手をつなぐ行為が禁止

アラブ首長国連邦では、公共の場で恋人や配偶者と手をつなぐ行為が不道徳行為とみなされることがあります。この法律はイスラム文化を背景にしており、公共の場での振る舞いに厳格なルールが適用されています。

旅行中は文化的な違いに配慮しつつ、現地の人々がどのように行動しているかを観察することが重要です。愛情表現が控えめなスタイルでも、旅行の楽しさは十分に満喫できます。

13. シンガポールではチューインガムの持ち込みが禁止

シンガポールは、世界でも最も清潔な都市の一つとして知られています。その清潔さを保つために、公共の場でのチューインガムの持ち込みが法律で禁止されています。これは、ガムの吐き捨てが街の美観を損なうことが背景にあります。

特に空港の検査で見つかると罰金が科されるため、日本からシンガポールへ行く際は、持ち物に注意しましょう。このルールを守ることで、シンガポールの美しい街並みを堪能することができます。

14. フランスではブドウ畑へのUFO着陸が禁止

フランスには「ブドウ畑へのUFO着陸禁止」という、一見奇妙に思える法律があります。これは、フランスの誇りであるワイン産業を保護するためのものです。過去に実際にUFO騒ぎがあったことがこの法律の制定理由とされています。

この法律は、観光客にとっては実際に影響を受けるものではありませんが、フランスのユーモアや文化的背景を知るうえで興味深い一例です。

海外旅行の前に知っておきたい現地ルール

海外には、文化や歴史が反映された独特な法律が数多く存在します。それらを知ることは、旅行先でのトラブルを防ぐだけでなく、その国の価値観や生活を理解する第一歩でもあります。事前にルールを調べ、現地の人々や環境を尊重する行動を心がけることで、より深く旅を楽しむことができるでしょう。法律の背景にあるストーリーを学ぶことで、旅行がさらに特別なものになるはずです。準備を万全にして、新しい世界に飛び出しましょう!

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