コロコロをやってはいけないNGな場所6選!誤った使い方が招く掃除の大失敗

コロコロ(粘着ローラー)は、手軽に掃除ができる便利なグッズとして、家庭で多くの人が愛用しています。しかし、その使い方を間違えると掃除がうまくいかないどころか、思わぬトラブルを招いてしまうことも。本記事では、コロコロをやってはいけない場所を具体的に挙げながら、適切な使い方もわかりやすく解説します。

コロコロは本当に便利!でも間違った使い方をしていませんか?

コロコロ掃除

掃除道具の中でも、「コロコロ」の愛称で知られる粘着ローラーは、手軽さと効率の良さで多くの人に支持されています。カーペットの髪の毛やソファのペットの毛を取り除くのに大活躍!その反面、「使える場所はどこでも同じ」と思い込んでしまい、誤った使い方をしてしまうことも少なくありません。

例えば、畳にコロコロを使って「毛羽立ちが増えてしまった」「跡が残った」なんて経験はありませんか?また、フローリングを掃除しようとしたら、粘着テープが剥がれなくなった…なんて話もよく聞きます。こうした失敗を防ぐためにも、「やってはいけない場所」を知ることは大切です。

まずは、どのような場所がNGなのかを詳しく見ていきましょう。適切な使い方を知れば、コロコロをさらに便利に使いこなせます!

コロコロをやってはいけないNGな場所

床掃除をする女性

コロコロは万能の掃除道具というイメージがありますが、実は向かない場所もあります。ここでは、やりがちなミスや意外と知らない注意点を挙げていきます。それぞれの場所でなぜNGなのか、詳しく解説していきますので、ぜひ参考にしてください。

1. 畳にコロコロは禁物

日本の和室の畳

和室の掃除に便利そうだからといって、畳にコロコロを使うのは注意が必要です。畳はイ草(いぐさ)という植物の繊維で編まれており、デリケートな素材です。粘着力の強いテープを使うと、繊維を引っ張り出して表面が毛羽立つ原因になります。結果として、畳の美しさが損なわれるだけでなく、掃除をすればするほど傷んでしまうという悪循環に…。

《代替方法としては?》

  • 畳専用の弱粘着テープを使う。
  • ホコリや髪の毛は掃除機を使って優しく吸い取る。
  • 仕上げに乾いた布で軽く拭く。

特に畳の目に沿って掃除をすることが重要です。目に逆らうとさらにダメージを与える可能性があるので注意しましょう。

2. 衣服や布団の掃除には専用のコロコロを

シャツを着たままコロコロをかける男性

衣服や布団にコロコロを使うとき、普段掃除用に使っているものをそのまま流用していませんか?実はこれ、大きな間違いです。掃除用の粘着テープは力が強すぎて、衣類の繊維を傷つけたり、布団を引っ張ってダメージを与える可能性があります。

さらに、掃除で使ったコロコロはテープ部分だけでなく、本体にも汚れが付着していることが多く、それを衣類や布団に使うと汚れが付着するリスクも。お気に入りの服や寝具を守るためには、専用のコロコロを用意することが必須です。

《衣服や布団用のコロコロの特徴》

  • 粘着力が弱く、繊維を傷つけない設計。
  • 汚れがつきにくい抗菌加工が施された製品もあります。

このように専用の道具を揃えることで、衣服や布団を美しく保ちながら効率的に掃除ができます。

3. フローリング掃除も正しいテープ選びがカギ

フローリングにコロコロを使うのは、ホコリや髪の毛を手早く掃除できる便利な方法です。ただし、使用するテープの種類を間違えると、大きなトラブルにつながることも…。例えば、カーペット用の強力粘着テープをフローリングに使うと、テープが床に張り付いて剥がれなくなったり、跡が残る原因になります。

《正しい掃除のポイント》

  • フローリング専用の弱粘着テープを使用する。
  • 力を入れすぎず、軽く転がすだけでOK。
  • フローリングが濡れている場合は、必ず乾かしてから使用する。

掃除機では取り切れない細かいゴミもコロコロで簡単に除去できますが、使い方を誤るとせっかくの床材を傷つけてしまうため注意が必要です。

4. 濡れた場所でコロコロを使うのは危険

コロコロを使う際に見落としがちなのが「表面の状態」です。特に水気を含んでいる場所でコロコロを使うと、テープが湿気を吸い込んでベタつき、掃除が逆に難しくなることがあります。さらに、湿ったホコリや汚れがテープに絡まり、汚れが広がる原因になることも…。

例えば、濡れたままのフローリングや、水をこぼした直後のキッチン周りでの使用は避けましょう。水分が含まれると粘着力が失われるため、ゴミが取れないどころか、逆にテープが剥がれにくくなり、後始末が大変になることもあります。

《濡れた場所の正しい掃除方法》

  • まずは乾いた布やペーパータオルで水気をしっかり取り除く。
  • その後、乾燥した状態でコロコロを使用する。
  • 大量の水がこぼれた場合は、モップや掃除機を併用する。

濡れた場所はコロコロの天敵とも言えます。使いどころを見極めることで、掃除の効率が大幅に向上します。

5. ガラスや鏡にコロコロを使うのはNG!

ガラスや鏡といったツルツルした表面は、一見コロコロで掃除しやすそうに思えるかもしれません。しかし、これもNGな場所の一つです。粘着テープの跡が残ってしまうことが多く、特に日差しが当たる窓ガラスでは汚れが目立つ原因になります。また、強い粘着力のテープを使うと、微細な傷がつくこともあるので注意が必要です。

《おすすめの代替掃除法》

  • ガラスや鏡には専用のガラスクリーナーを使用。
  • 布やマイクロファイバークロスを使い、表面を優しく拭き取る。
  • ホコリが多い場合は、乾いた布や静電気で吸着するタイプのダスターも有効。

これらの掃除法を取り入れることで、ガラスや鏡を傷つけることなくピカピカに保つことができます。

6. 革製品の表面にもコロコロはNG!

革製品の掃除にコロコロを使うことは避けたほうが賢明です。例えば、革張りのソファや高級バッグに使用すると、粘着テープが革表面のコーティングを剥がしてしまったり、変色を引き起こすことがあります。特にダメージを受けやすいのは、光沢のあるタイプや繊細な加工が施されている革製品です。

《革製品の正しいケア方法》

  • 革専用のクリーナーや保護剤を使用する。
  • 柔らかい布やブラシで、表面のホコリを優しく取り除く。
  • 定期的に保湿ケアを行い、革の乾燥や劣化を防ぐ。

革製品は手入れ次第で長く使えるアイテムです。コロコロではなく、専用の道具を使って丁寧に掃除しましょう。

コロコロを正しく使って賢く掃除をしよう!

コロコロを持つ女性

コロコロは正しい使い方をすれば、掃除の効率をぐっと上げる便利なアイテムです。しかし、今回紹介したような「やってはいけない場所」では、逆にトラブルを招く可能性もあります。大切なのは、場所に応じた粘着テープの種類や掃除方法を選ぶことです。

掃除の手間を減らし、効果を最大化するためには以下のポイントを押さえておきましょう。

  • 使用する前に、掃除場所の材質や状態を確認する。
  • 専用の粘着テープを用意し、場面に応じて使い分ける。
  • 力を入れすぎず、ゆっくり転がすことを心がける。

これらのコツを実践することで、コロコロを安全かつ効果的に活用できます。掃除は道具を賢く使いこなすことで、もっと楽しく、簡単になりますよ!

この記事のタイトルとURLをコピーする

カテゴリから記事を探す

すべてみる
カテゴリを見る