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受験期間の終わりが見えてきた冬だからこそ注意したいこととは
中学や高校、大学の受験を控えている子どもにとって、冬は勝負の時期です。年末年始やお正月などの行事もあるものの、通年行事のように受験は毎年やってくるものではありません。受験生がいるからこそ、冬の間家庭で注意したいことをまとめました。
『受験生』がいる家庭で、年末年始や冬の期間注意したいこと4選
受験生がいる家庭で注意したいこととは、以下のものがあります。
1.受験生のやる気をそぐような言葉をかける
受験生のやる気をそぐようなことを言ってしまうと、受験に対する意欲が低下してしまいます。
- 「勉強してるの?ちゃんとやりなさい」など、勉強を強要するような言葉
- 「どうせやっても受からないのに」など、希望が持てないことを言う
- 「あの高校よりあっちの高校を受けた方がいいのに」など、子どもが受けたがってる高校ではない高校をしつこく進学先に挙げるなど
受験は子ども本人が取り組むものであり、親が強要するものではありません。
2.家族も冬のイベントは我慢する
冬は、受験生にとって勝負の時期といえる追い込みの時期。しかし、冬はクリスマスに年末年始と短い冬休みの期間にイベントが複数入っています。子どもが頑張っているのに、親だけがクリスマスや年末年始の行事を楽しむのはNG。子どもから薄情な人と思われやすいです。
子どもが受験勉強を頑張っているのであれば、食事だけクリスマスや年末年始のものにするなど、子どもの勉強の邪魔にならず、ちょっとした息抜きができるようなものにしましょう。
3.飲み会や初詣などの人ごみは避ける
受験生にとって、冬の感染症は大敵!冬の間はインフルエンザやノロウイルスなど非常に感染力が強いウイルスが流行しやすい時期なので、受験生本人だけでなく親も人が多い場所に行くことは避けるべきです。
- 忘年会・新年会
- 地区の集まり
- 初詣
- 混雑しやすい時間帯の買い物など
人が多い場所に出向くと、ウイルスに感染している人がいる可能性が高まります。それだけでなく、自分は我慢して勉強しているのに親は楽しい思いをしているのかと思うと、受験生である子どもが悲しい思いをしてしまうかもしれません。
4.子どもと他人を比較しない
受験を控えていることもに絶対してはいけないのは、他人との比較です。
- 「○○ちゃんは、○○高校(中学)に行くのに」など、子どもの学力よりもレベルが高い学校を受験する子と比べる
- 昔の自分や年齢の近い親族と子どもを比べ、いかに勉強していないかを切々と語る
子どもと他人の比較をしても、基本的になにもよいことはありません。子どものやる気がなくなるだけであることが大半といえます。
家族にできる『ベストな応援』
家族が受験生にできるベストな応援方法は、以下のものがあります。
- 受験生の頑張りを褒める
- 心身に気を使った食事
- 寒くないような環境を整える
- 程よい緊張感を持てるよう、テレビはあまりつけない
- 子どもが勉強しているときは、スマホをいじらない
- 子どもの陰口、勉強のはかどり具合を家族間の話題にしないなど
基本的に、子どもが受験に取り組んでいることに関してマイナスなイメージを持つようなことをいうのはNGです。子どもがこの場にいなかったとしても、話題に挙げるべきではありません。
まとめ
子どもが受験生となると、冬は勝負の時期です。子どもを追い詰めず、そっと応援できるような環境を整え、子どもの頑張りを応援しましょう。