子どもの『門限』は何時に設定すべき?年齢別の目安や門限を設けるメリットとは?

時計を持っている少女

子どもの門限は、設けている家庭とそうでない家庭があります。設けずとも帰宅する子もいれば、門限がないことを指摘してなかなか帰宅しない子もいるので、子どもの性格などに合わせて門限を設けるのがおすすめです。子どもの門限は年齢によって目安が異なるので、年齢に応じた門限を設けましょう。

子どもに『門限』を設けなかったら起きるかもしれないこと

子どもの背姿

子どもの門限が、悩む親が多い傾向です。まずは、子どもに門限を設けなかったときに起きるかもしれないことを把握しましょう。

  • 夜になっても子どもが帰宅せず、警察などに補導される
  • 連れ去りなどの被害に遭う
  • 麻薬の密売人とのつながりや闇バイトなど、よくないつながりを持つ可能性がある

門限は子どもの自己管理としている家庭もあるかもしれませんが、子どもの様子などを見て門限を設けてみるのも有効です。

子どもの『門限』は何時にすべき?年齢別の目安を解説

時計を持つ子ども

子どもの門限を年齢別で儲ける場合の目安は、以下の通りです。

小学生

小学生は6年間あり、きょうだい児と一緒にいるかなどの条件によって門限が異なる家庭があります。小学1年生は7歳、小学6年生は12歳と年齢に幅があることを考慮して門限を定めてください。

  • 小学生の門限の目安…17時前後

真夏の場合は明るい時間が長いので、17時半など少しゆとりを持たせてもよいかもしれません。

冬になると、住んでいる地域によって差がありますが17時はすでに真っ暗であることも多いです。子どもは遊びたい気持ちが強いので17時まで遊びたがりますが、視界がよくない状態で帰宅するのは危険!小学校低学年の子どもが暗い道を一人歩きするとなると、犯罪に巻き込まれる可能性もあります。

中学生

子どもが中学生になると、思春期と相まって門限に関して子どもが意見してくることもあるでしょう。大人と子どものはざまである時期なので、自分の幼さに気づかず無鉄砲な言動をすることもあります。頭ごなしに否定するのはよくありませんが、子どもの意見に流されるのもNG。

  • 中学生の門限の目安…18時前後

中学1年生は、春の時点でつい先日まで小学生だった子です。いきなり門限を急激に伸ばしてしまうのはよくありません。部活に入る子は帰宅時間が遅くなることもありますが、だからといって門限もだらだら長くするのはNGです。

高校生

高校生になると、ある程度善悪の認識がはっきりしてきます。バイトを始める子もおり、交友関係は親が把握できないことが大半になるということも珍しくありません。親子で話し合い、子どもの善悪の認識が信用できるかを見極めて門限を定めましょう。

  • 高校生の門限の目安…22時前後

先ほども触れたように、アルバイトを始める子が増えます。学校が終わってバイトをするとなると、21時くらいまで働いて帰宅することを考えたらこれくらいの時間を門限にするのが妥当。23時を回ると補導対象になるので、そのことを伝えつつ門限を決めてください。

門限を設けるメリット

帰宅する子ども

門限を設けるメリットは、以下のようになります。

  • 子どもの身の安全を確認できる
  • 家族と過ごす時間が増える
  • 勉強時間や家出しなければならないことを、余裕を持て取り組みやすい

一番は、子どもの身の安全が保障される点です。子どもは何歳になっても心配だと思うのが、親というもの。縛り付けすぎず、子どもが自然と帰りたいと思えるような雰囲気を作っておくことも、重要ではないでしょうか。

まとめ

子どもの門限の目安は、子どもの年齢によって段階的に遅くする家庭が多いです。門限は子どもと一緒に決め、門限までに帰宅したいと思える家庭内の環境を整えることも重要になります。

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