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隣の芝生は青く見える…相手のことが羨ましいと思いやすい
自分もそれなりに満たされた生活をしているはずなのに、他人のことを羨ましく思ってしまう。「隣の芝生は青く見える」という言葉がありますが、人間は自分にないものを目の当たりにしたときそれが欲しいと思いやすくなることがあり、自分と他人を比較して落ち込むこともあります。
『他人を羨ましく思ってしまう』4つの理由
他人を羨ましいと思ってしまう理由は、以下のものがあります。
1.自分が手にすることができない財産を持っている
人は、職業や家柄などで手にできる財産がある程度決まっていることが多いです。特に、大企業勤務の人や芸能関係の仕事、医師や弁護士といった給与の高い仕事をしている人は、きらびやかな生活をしていることも少なくありません。
SNSなどでその様子を見て、自分にはない財産などに羨ましさを感じることもあります。今の自分の生活と比較し、惨めな気持ちになる人もいます。
2.仕事で成功を収めている
仕事で大成功を治め、安定した生活と容姿が整った伴侶と温かな家庭を築いていたり、独身貴族で海外旅行を満喫している様子などを見ると、他人に対して羨ましさを感じやすいです。
仕事で大きな成功を治めることは、たやすいことではありません。自分の実力では大きな仕事を成功に導くことはできないという自覚がある人の場合、相手の成功後の生活ではなく、仕事を成し遂げた姿に羨ましさを感じることもあります。
3.自分の理想としている容姿
人間はそれぞれ体質や骨格などが異なるので、自分が理想としている顔やスタイルになることが難しい面も多々あります。
- 高身長になりたかった
- スレンダーなボディを手にしたかった
- 筋肉質な身体を手にしたかったなど
自分の理想としている姿を手にしてる人を見たら、自分はどんなに努力してもこうなれないと、うらやましく思う気持ちだけでなく落胆した気持ちもわきやすいです。
4.自分が叶えたいと思いつつ叶えることができないライフスタイルを実現している
自分が理想としているライフスタイルを手にしている人を見たら、うらやましさを感じる人は多いです。
- バリバリ働いてキャリアを積みたいけど、育児や家事、介護や自分の健康状態などが理由で叶わなかった
- 定時で仕事が終わり、給与面も充実していて休みもある職場に就職したかったが、長時間労働で休みがなく、薄給である会社で毎日クタクタになるまで働いている
- 適齢期で結婚し子どもを産んで主婦になっていたかった年齢なのに、結婚相手がおらず仕事も中途半端など
自分の理想と正反対の生活を余儀なくされている人は、理想と現実のギャップに打ちのめされてしまうこともあります。
他人と自分を比較しないためのコツ
他人と自分を比較しないためのコツは、以下の通りです。
- 今の自分にしかないものを見出す
- 人は人、自分は自分という考えを重視する
- 自分の長所を見つけ、自己肯定感を高める
- 考えすぎず、ストレスを溜めないようにする
他人と自分を比べても、基本的にはストレスがたまるばかりとなってしまうことが多いです。比べてしまう原因をしっかりと把握し、他人との比較はできるだけしないよう注意してください。
まとめ
人をうらやむ気持ちは、誰しも持っています。どうして羨ましいと感じているのか理由を把握し、適切に対処しましょう。