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元ソフトバンク育成・早真之介さん、戦力外から警察官に転身!「困っている人の支えに」と決意語る
昨シーズン限りでソフトバンクを戦力外となり、現役を引退した早真之介さん(22)が、新たな夢である警察官としての第一歩を踏み出します。2023年に戦力外通告を受けた後、独学で警察官採用試験に挑戦し、見事合格を果たしました。この決意と努力に、ネット上でも多くの称賛の声が寄せられています。
早さんは、滋賀県出身で京都国際高校から2021年に育成ドラフト4位でソフトバンクに入団。主に3軍戦で活躍し、走攻守に優れた左打者として将来を期待されていました。しかし、2023年オフに戦力外通告を受け、現役続行を目指してトライアウトにも参加しましたが、不運にも左足にボールが当たり肉離れを発症。無念の途中辞退となりました。
「人生で野球を手放したのは初めて。不安な1年でした」と語る早さんですが、小さい頃からの憧れだった警察官を目指すことを決意。実家に戻り、1日6時間の猛勉強を続け、採用試験合格を勝ち取りました。
合格が発表されたのは12月5日。ソフトバンク時代の背番号「125」と同じ日付という運命的な巡り合わせに、「喜びが2倍です」と笑顔を見せました。両親もケーキで祝福し、母のめぐみさんはケーキにパトカーのおもちゃを飾るサプライズも。家族の温かいサポートが、早さんの努力を支えていたことがうかがえます。
早さんは来春から警察学校に入校し、警察官としての新しい人生をスタートさせます。「これまでたくさんの人に支えてもらいました。今度は、自分が困っている人の支えになりたい」と、新たな使命感を胸に抱いています。
この話題に寄せられたネットの声
「これからプロに目指す選手にとってこういう事例が表に出たら仮に引退後の指標になると思う」
「目的を持って物事に取り組んでいて、プロ野球の球団に行かれる方だけの事はあると思います」
「国民と国のために働く、素晴らしい人材ですね」
「自分はそんなに勉強できない」
「野球に未練もあったのでしょうし、他人には分からないほど、悩んだことでしょうね」
「見切りをつけ公僕につく決断をされた事も素晴らしい」
この話題には数多くの称賛の声が寄せられていました。
厳しいプロ野球の世界での経験は、今後の警察官人生にも生かされることでしょう。