出産祝いでやってはいけないタブー10選!知らないと後悔するNGギフト

出産祝いのご祝儀袋

出産祝いは、家族や友人、知人が出産したときに贈ります。なにを贈るか楽しみつつ贈り物を選ぶ人も多いですよね。しかし、出産祝いにも基本的なマナーがあります。今回は、出産祝いを贈るときに知っておきたいマナーやすべきではないタブー行為などを解説します。

出産祝いは労りと喜びを伝える贈り物

出産祝いのプレゼント

家族や友人、知人が出産した際、新たな命の誕生に対する祝福と母親への労りの気持ちを込めて贈るのが出産祝いです。

例えば、赤ちゃんに合うおもちゃや洋服、またはおむつケーキなど、近年人気のアイテムが選ばれることもあります。しかし、こうした贈り物には贈る際の時期や品物の種類に気を付けるべきマナーが存在します。ここからは、出産祝いを贈る際に注意したいタブーを具体的に見ていきましょう。

出産祝いにしてはいけない10のタブー

お祝いのご祝儀袋

出産祝いには、知っておくべきマナーや避けるべきタブーが多くあります。以下では、特に気をつけたいタブーについて詳しくご紹介します。思いやりを持って贈り物を選ぶことで、お祝いの気持ちがより伝わりやすくなります。

1. 出産前にお祝いを贈る

出産祝いは、出産後に贈るのが通例です。これは、無事に生まれたことを祝う意味が込められているためであり、出産前に贈るのは避けるべきとされています。また、出産は予期せぬ事態が起こる可能性もあるため、もしもの場合に贈られた家族が辛い思いを抱くことになりかねません。出産祝いは、出産が無事に終わったことを確認してからが適切です。

2. 不吉な数字や忌み数を含んだ金額で贈る

出産祝いとして現金を贈る場合、「4」や「9」の数字が含まれる金額は避けるのがマナーです。「4」は「死」、「9」は「苦」を連想させ、不幸を意味する忌み数とされてきました。特に伝統を重んじる家庭では、このような縁起の悪い数字を嫌がる傾向が強いため、配慮を欠かさないようにしましょう。現代では気にしない方も増えていますが、相手の価値観を尊重することが大切です。

3. 授乳に悪影響を与える品物を贈る

授乳中の母親への贈り物としては、カフェインやアルコールを含む飲み物は避けましょう。母乳に影響を与える可能性があるため、育児の妨げになることも考えられます。例えば、エナジードリンクやカフェラテ、さらにはアルコール類は特に注意が必要です。また、脂っこい食べ物や糖分の多いスイーツも母乳の出が悪くなる可能性があるため、プレゼントを選ぶ際には実用性と健康面を配慮した選択が望まれます。

4. ハンカチや櫛など縁起の悪いアイテムを贈る

出産祝いには、縁起の悪いものや不吉とされるアイテムは避けるべきです。具体的には、刃物や櫛(くし)、ハンカチ、日本茶などがあります。刃物は「縁を切る」を連想させ、櫛は「苦」や「死」の意味を持ち、ハンカチは「手切れ」を連想させます。日本茶も弔事で使われることが多いため、避けた方が無難です。しかし、相手が気にしない場合もあるため、贈り物を選ぶ際は相談してからにするのも良い方法です。

5. 香りの強いアイテムや刺激物を贈る

育児中は赤ちゃんや母親が香りに敏感になることが多く、香りの強い贈り物は刺激が強すぎる場合があります。例えば、香水や芳香剤、強い香りのするキャンドルなどは避け、無香料か控えめな香りのものを選ぶと安心です。気持ちよく使ってもらうためには、相手のライフスタイルや好みにも配慮することが重要です。

6. 大きすぎる贈り物を贈る

赤ちゃんの誕生に際しては、家庭内のスペースが限られることが多くあります。そのため、サイズが大きく場所を取るものは避ける方が無難です。特に大型の家具や装飾品などは、相手にとってかえって負担になる場合があるため、コンパクトで実用的なものを選ぶと喜ばれるでしょう。

7. 高価すぎる贈り物を贈る

あまりにも高価な贈り物は、相手が気を使いすぎてしまう場合があります。祝福の気持ちを込めて贈るものであっても、相手の経済的負担やプレッシャーを考慮することが大切です。贈り物の相場に見合った価格帯で、気持ちが伝わるアイテムを選ぶことを心がけましょう。

8. 個人的なアドバイスを含むメッセージを添える

出産祝いに添えるメッセージは、シンプルで心温まる内容がベストです。特に育児に関するアドバイスや個人的な意見が多すぎると、相手にとって負担や余計なお世話に感じられることがあります。例えば「母乳育児をがんばって」などのアドバイスは避け、純粋にお祝いの気持ちだけを伝えると良いでしょう。

9. 派手すぎるデザインの贈り物を贈る

贈り物のデザインも大切なポイントです。あまりにも派手すぎるデザインや色合いは、家庭の雰囲気や育児スタイルに合わない場合があるため、無難なカラーやデザインのアイテムが好まれることが多いです。特に初めての子育てに戸惑う家庭では、落ち着いたトーンのアイテムが喜ばれる傾向にあります。

10. 目立つブランド名のアイテムを贈る

ブランド名が目立ちすぎるものやロゴが大きくデザインされているアイテムは、好みが分かれやすいため避けるのが無難です。シンプルで使いやすいアイテムの方が、受け取る側が気軽に利用でき、長く愛用される可能性が高くなります。

出産祝いは相手に喜ばれるマナーと心配りを忘れずに!

新しい命の誕生を祝い、母親を労わる出産祝いは、心からの気持ちを表す贈り物です。基本的なマナーとタブーをしっかりと理解し、相手に合った素敵なアイテムを選ぶことで、より喜ばれるお祝いとなります。相手の立場や家庭の事情にも配慮し、適切な贈り物を見つけてください。

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