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観葉植物は、どんなものでも育てやすいわけではない
観葉植物は、家の中で育てることができるお手軽な植物だと思いやすいかもしれません。しかし、そうではなく、初心者ではすぐに枯れてしまうものもあります。
見た目ではなく育てる難易度にも注目すると、観葉植物を上手に育てやすくなりますよ。初心者では育てるのが難しい観葉植物をまとめているので、ぜひチェックしてみてください。
育てるのが難しすぎる『観葉植物』4選
初心者では育てるのが難しい観葉植物は、以下のものがあります。
1.ベンジャミン
ベンジャミンはお店などで見られることが多い、おしゃれな観葉植物です。家にあるといいなと思いやすい反面、管理はとっても大変!
- 葉が落ちやすい…光がない・水を吸い過ぎる・風通しがよくなと落葉する
- 形状を保つのが難しい…落葉しすぎてスカスカになりやすい
- 剪定すると、ゴムの木と同じようなベタベタした樹液が出て、壁につくと取れない
環境があっていないと、葉がどんどん落ちてしまうのが特徴です。落葉しすぎてスカスカになって見栄えが悪くなりますが、新芽が生えてくる速度も非常に速いため形状を保つのは難しい面を持っています。
2.パキラ
育てにくいと聞くと、虫の付着や病気に弱いという面に注目が集まりやすいですが、パキラは成長スピードが速いがゆえに扱いにくい観葉植物です。
- とにかくぐんぐん伸びるため、剪定必須
- 根腐れしやすい
- 幹がねじれているものは、寿命が短い
幹のねじれは、購入した時点でねじれているものもあります。まっすぐなものを購入したい場合は、販売店で直接購入するのがおすすめです。葉の様子に異変を感じて水を多めに与えると、水が多すぎて根腐れしてしまうため注意しましょう。
3.アジアンタム
ふっさりした姿が美しいアジアンタムですが、管理が非常に難しく、すぐ葉がチリチリになってしまいます。
- 乾燥が苦手
- 寒さに弱い
- 水切れすると、葉が縮れる
葉が縮れてしまうと、元に戻ることがありません。水を多めにあげなければ、水分不足になってしまうので、元気がなくなってきたら水やりをするという管理方法だとすぐダメになってしまいます。
4.シェフィレラ・カポック
シェフレラとカポックは、非常によく似た性質を持つ、育てるのが難しい観葉植物です。
- 育成環境で水やりの量が異なる
- とにかく虫がつきやすい
- 購入した時点で当たり外れが大きい
購入した時点で当たりはずれがあり、耐久値にばらつきがあると同時に虫がついていることがあります。特にカイガラムシがつきやすく、虫よけスプレーなどでは死滅しません。ピンセットでこまめに虫を取るか、全体をシャワーで洗い流すのが虫に対する有効な手段です。
初心者にもおすすめの種類とは
初心者でも簡単に育てられる観葉植物は、以下のものがあります。
- ガジュマル
- サンスベリア
- モンステラ
- ポスト
- ゴムの木など
水やりや日光に具合、エアコンの風のことを考慮しつつ、観葉植物を設置する場所を決めましょう。どこに場所に観葉植物を設置するかを決めて、こまめに世話をし、長く観葉植物を育ててくださいね。
まとめ
観葉植物は、種類によって育てる難易度が異なります。初心者でも育てやすいものを選び、失敗なく観葉植物を育てていきましょう。