洗濯機を使うときのNG行為6選…故障の原因となるダメ行動や洗ってはいけない素材とは?

毎日のように使っている洗濯機、正しい使い方ができていると胸を張って言えますか。間違った使い方をしていると、洗濯機が故障してしまう恐れも…。この記事では、洗濯機を使うときのNG行為を紹介するので、あらためて確認しましょう。

洗濯機の使い方を間違えると故障の原因になることも…

毎日のように衣類を洗うために使う洗濯機。長年使っていると、説明書を読んだのは遠い昔となり、正しい使っているつもりで間違った使い方をしている人も少なくありません。

間違った使い方をしていると、使い方によっては洗濯機が故障したりエラーによって洗濯できなくなったりすることもあります。

購入から6〜7年経つと修理のための部品も工場で処分されてしまうことが多いため、故障したら買い替えなくてはなりません。洗濯機は1台数万円〜10万円以上するのが相場なので、痛い出費となってしまいます。

洗濯機を使うときのNG行為6選

間違った使い方をしていると、洗濯機が故障する恐れがあります。長年洗濯機を使い続けている方も、あらためて洗濯機を使う際にどのような行為に気をつけるべきか確認しておきましょう。

1.一度に許容量を超えた量の洗濯物を入れる

洗濯機を使うときは、一度に投入する洗濯物の量に気をつけなければなりません。洗濯機が正常に稼働する目安量は、洗濯槽の6〜8割と言われています。

洗濯槽に入るだけ満杯に洗濯物を詰め込んでしまうと、洗濯物の汚れをしっかり洗い落とすことができなかったり、重さに耐えられずに洗濯機がバランスを崩してしまい、故障につながることも。

必ずお使いの洗濯機の許容量を確認し、許容量以上の洗濯物を詰め込まないよう気をつけてください。

2.ウール素材の衣類を乾燥機能で乾かす

洗濯機に洗濯機能が搭載されている場合は、ウール素材の衣類を乾燥機能で乾かすことは控えるべきでしょう。

なぜならば、洗濯機で乾燥させるとウール素材の毛が生地から抜けて舞い上がってしまい、風路やフィルターに詰まってしまう恐れがあるからです。

使い続けるたびに毛が詰まってしまうと故障の原因にもなりますし、温風で乾かすとウール素材の衣類は変形したり縮んだりする恐れもあるので控えるべきでしょう。

3.重曹やクエン酸で洗濯槽を掃除する

洗濯槽をお手入れする際、掃除のマストアイテムとも言われている重曹やクエン酸を使って綺麗に掃除しようと考える人もいるでしょう。しかし、重曹やクエン酸は洗濯機と相性が悪いのでNGです。

重曹は水に溶けにくいため、溶け残った重曹が固まって排水経路に詰まってしまう恐れがあります。また、クエン酸は金属を酸化させる作用があるため、洗濯槽を錆びさせてしまう可能性も。

どちらも故障の原因になり得るので、重曹やクエン酸を使わずに『洗濯槽専用クリーナー』を使用しましょう。

4.防水性の衣類を洗濯機で洗う

レインコートなどの防水性の衣類を洗濯機で洗うことは絶対にやめてください。水を通さないため、水が洗濯槽に溜まり過ぎてしまい、洗濯機がバランスを崩してしまう恐れがあります。

また、脱水時には溜まった水が一気に排水されるため、異常な振動を起こしてしまうため、洗濯機が倒れかかったり、隣り合う壁にぶつかって傷をつけたりする恐れもあるでしょう。防水性の衣類は洗濯機で洗わず、手洗いしてください。

5.多くの油分が付着した衣類を洗濯する

多くの油分が付着した衣類を洗濯機に入れてしまうと、付着している油が洗濯槽内に撒き散らかされてしまい、故障の原因になることも。

揚げ物をした後のエプロンや機械油などが付着している作業着などは、初めに手で水洗いして油を落としてから洗濯機で洗濯しましょう。

6.50℃以上の熱湯を使う

実は熱すぎるお湯を使うことも洗濯機に使われているプラスチック部品を変形させ、洗濯機全体の故障につながる危険性があります。

目安としては50〜60℃以上の熱湯を洗濯などに使おうとすると危険です。「熱湯の方が汚れが落ちやすいから」とポットなどで沸かしたばかりのお湯を入れることは絶対に避けてください。

洗濯機の説明書を熟読して正しい使い方を守ろう

いかがでしたか。「だからあの時、洗濯機がエラーを起こしたのか」「うっかりやっちゃってた」とNG行為に心当たりのある方もいたかもしれません。あらためてお使いの洗濯機の説明書を熟読し直し、正しい使い方を守ってください。

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