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夏の定番サンダル!便利だけど要注意
夏になると暑さによる蒸れを緩和するため、通気性の良いファッションアイテムが好まれます。その中でも、夏の定番と言えるのがサンダルです。
涼しげなファッションコーデを完成させられるサンダルは、デザイン性の高いアイテムも多く販売されています。おしゃれに履きこなせるサンダルはもちろん、ちょっとご近所まで行く際に便利なシンプルなサンダルまで幅広いラインナップが魅力です。
サンダル着用時の注意点
便利で涼しげなサンダルも、履いて行く場所を選ぶ必要があります。場所によっては、サンダルでは危険だったり、ラフな格好が禁止されている所もあるからです。
特に初めて行く不慣れな場所へのサンダル着用は慎重に検討するべきです。長い距離を歩く可能性のある場所では、サンダルが足に合わず、脱げてしまったり躓いてしまったりするリスクが他の靴よりも高まります。
快適にお出かけを楽しむためにも、サンダルを着用する際は、きちんと自分の足に合っているか、また行き先はサンダルが適しているかを十分考えてコーディネートしましょう。
サンダルを履いてはいけないNGな場所5選
では、具体的にどのような場所ではサンダルが不適切なのでしょうか。ここではサンダルを履いてはいけないNGな場所をいくつかご紹介します。それぞれ理由も異なるため、理由も含めて頭に入れておきましょう。
1.高級レストラン
高級なレストランやホテルが運営しているレストランでは、ドレスコードが定められている所も多く、カジュアルな格好が禁止されていることがあります。
サンダルはカジュアルな格好の代名詞とも言えるアイテムです。高級レストランやホテルレストランには似つかわしくないため、サンダルではなく、パンプスなど綺麗めアイテムで訪れましょう。
2.クラブハウスやライブハウス
クラブハウスやライブハウスといった場所でもサンダルは避けたほうが無難です。座席が指定されていない不特定多数の人々が接触しやすい場所では、足を思い切り踏まれてしまうことも多いです。
サンダルで行ってしまうと、足を踏まれた際に怪我をしてしまう危険性があり、せっかくの楽しい時間を台無しにしてしまう恐れがあります。足をしっかりと守れるシューズで臨みましょう。
3.結婚式やお葬式などの冠婚葬祭
結婚式やお葬式といった冠婚葬祭も、基本的にはサンダルなどのカジュアルな装いはタブーです。冠婚葬祭での足元のファッションは、つま先が隠れており、かかとも隠れているアイテムが望ましいとされています。
綺麗めデザインのサンダルであっても、つま先が開けており、かかとが見えているものが多いため適切ではありません。結婚式には、パンプスが最も適しています。
4.山登りなどのサンダルが不適切なアウトドアシーン
基本的に、夏場のアウトドアシーンにはサンダルがぴったりです。海や川などは水に濡れる場所なので、濡れても問題のないサンダルが適しています。
しかし、山登りなどの険しい道を歩かなければいけないアウトドアでは、不安定なサンダルは不適切です。怪我や事故の原因となる恐れがあるため、きちんと足元を守れるそれぞれのアウトドアに適したシューズを選びましょう。
5.車の運転席(運転中のサンダル着用)
車を運転する際のサンダル着用は、道路交通法第4章第70条に違反していると捉えられ、検挙されてしまう恐れがあります。
この条文では、他人に危害を及ぼす恐れのない速度や方法で走行しなければいけないと定められており、そこにはハンドル、ブレーキ他の装置を確実に操作できるような服装も含まれています。
サンダルは作りが不安定なものが多いため、咄嗟にブレーキを踏む際、正確に操作できない恐れがあります。したがって、運転中にサンダルやクロックスなどの運転が不安定になる履物はNGとされています。
夏を快適に過ごすサンダルの選び方を紹介
サンダルは夏にぴったりのアイテムですが、場所によっては着用を禁止されていたり、危険を招く恐れがあることがわかりました。おしゃれなデザインのアイテムも多いサンダルは、履く際に行き先を考えて選ぶようにしましょう。
夏を快適に過ごすサンダルの選び方のポイントは以下の通りです。
- 行き先に適したデザインを選ぶ
- 長時間歩く場合は、足にフィットする安定したデザインを選ぶ
- アウトドアでは用途に合わせて選ぶ(ビーチサンダル、スポーツサンダルなど)
- フォーマルな場所に行く際は、サンダル以外の選択肢も考慮する
- 運転時は必ず靴に履き替える
これらのポイントを押さえつつ、TPOに合わせた足元のコーディネートを心がけることで、夏のお出かけをより楽しく、安全に過ごすことができるでしょう。サンダルの快適さを楽しみながら、適切な場面で活用していきましょう。