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手軽ではないことが多い家電の処理
家電製品を手放すとき、処分方法に悩む人は多くいます。可燃ゴミのように手軽にゴミ袋に入れて回収日に出せばよい、というわけではなので、NGな捨て方や手放し方をしてしまうのは避けるべきです。
家電を捨てるときにすべきではない『3つの行動』
家電製品を捨てるときにすべきではない行動とは、以下のものがあります。
1.山や川部、海に不法投棄する
故障や買い替えを行うなどの理由で家電製品を手放す場合、海や川、山などに捨ててしまうのは絶対にNGです。
- 環境破壊につながる…不慮の事故で家電の爆発や発火が起き、火災が発生する可能性がある
- 不法投棄で罰則が発生する…5年以下の懲役または1千万円以下の罰金、もしくは両方を科せられる
誰も見ていなければ、なにをやってもいいと思い込むのはよくありません。見つかったときの罰則が非常に重く、不慮の事故が起きたときに取り返しがつかない事態を招く可能性があります。
2.年式などの事実を偽り、フリマサイトで販売する
家電製品は、使用する年数が長くなると自然と劣化していきます。これを経年劣化といい、どんなに家電を大切に扱っていても避けることができません。家電を大切に使っていた場合、経年劣化して機能そのものは衰えていても、外見は非常にきれいな状態を保っていることも多いです。
そのため、機能が低下していたり壊れているものでも、見た目がきれいなのでフリマアプリで売りさばく人がいます。家電を使う目的でフリマアプリを利用している場合、壊れたものを購入してしまうと非常に不快な気持ちになってしまいますよね。
壊れているものを売る場合は、年式や故障している旨をしっかりと記載しなければなりません。
3.可燃ゴミとして処分しようとする
お掃除ロボットのように、可燃ゴミの袋に入るサイズの家電であれば、使えなくなったときに可燃ゴミの袋の中に押し込んで処理しようとする人もいるでしょう。もちろん、この方法で家電を破棄するのはNGです。
- 可燃ゴミ回収業者が回収対象とみなさず、ゴミ置き場に家電入りのゴミ袋を置いて行ってしまう可能性が高い
- ゴミ収集車に家電入りのゴミ袋を入れると、家電に負荷がかかり、ゴミ収集車に不慮の事故が起こる可能性がある
家電製品は、可燃ゴミの回収対象外です。そのため、回収してもらえません。また、家電をゴミ収集車に家電を入れてしまうと、負荷がかかって爆発や発火が起きることがあります。
ゴミ収集車が発火や爆発を起こしてしまうと、回収業者や近隣住民に取り返しがつかないような事態が降りかかってしまうかもしれません。
正しい家電の捨て方
家電の正しい捨て方は、以下の通りです。
- 家電回収業者に依頼して、引き取ってもらう
- 粗大ごみとして処理する…家電4品(テレビ・エアコン・洗濯機・冷蔵庫)とパソコン以外が対象
- 不燃ゴミとして処理する
- 家電量販店に持ち込む
- 自治体の回収事業を利用する
住んでいる地域によって、さまざまな処分方法が利用できます。自治体の回収事業なども含めて、どのような処分方法があるのかを確認し、ライフスタイルに合った処分方法を利用しましょう。
まとめ
家電の処分方法は、いろいろな種類があります。NGな処分方法は避け、適切な処分方法で今持っている家電を手放しましょう。