食べ物の『賞味期限』どれくらい過ぎるとヤバい?絶対に口にしてはいけないサインとは?

賞味期限が記載された食べ物は、多少期限が過ぎても食べられると言われています。しかし、賞味期限切れの食べ物は、いつまで安全に食べられるのか気になりますよね。今回は賞味期限切れの食べ物について、どのように判断すべきか確認しましょう。

食べ物に記載されている『賞味期限』とは

食べ物に記載されている期限には、『賞味期限』と『消費期限』があります。賞味期限は、品質が変わらずに美味しく食べられる期限を指し、消費期限は安全に食べられる期限を指します。

したがって、賞味期限を少し過ぎた場合でも、味や食感、風味などの品質は多少落ちてしまいますが、健康に問題が生じることなく食べられるものが多いです。

ただし、消費期限を過ぎた食べ物は、食べてしまうと食中毒症状などを引き起こす危険性があるので食べずに廃棄してください。

食べ物の『賞味期限』どれくらい過ぎるとヤバい?

賞味期限は「食べ物を美味しく食べられる期限」を指しています。では、どれくらい過ぎると危険性が高まるのでしょうか。

賞味期限を多少過ぎても食べられる食品は多い

先ほどお話ししたように、賞味期限は数日過ぎても健康に問題が生じることなく、安心して食べられる食べ物が大半です。

あくまで賞味期限は味を保障する期限なので、食べ物の安全性とは異なります。賞味期限が記載されている食べ物は、ある程度日持ちする食材が多いため、状態を確認した上で、調理したり食べたりできるでしょう。

1〜2週間過ぎた食べ物は状態を確認してから口にするべき

ただし、賞味期限が記載されている日持ちしやすい食べ物も、永遠に食べられるというわけではありません。ある程度、日数が経ってしまうと品質が劣化し、傷んでしまう食べ物が多いです。

食べ物によって危険な日数の目安は大きく異なりますが、一般的に1〜2週間ほど賞味期限を過ぎたあたりから、より注意深く食べ物の状態を確認することをおすすめします。

もしも食べ物の状態に違和感を覚えるようであれば、無理に食べずに廃棄するのが無難でしょう。

保存状態によって賞味期限を待たずに食べられなくなることも

賞味期限が記載された食べ物は、消費期限が記載された食べ物よりも日持ちしやすい傾向にあります。ただし、保存状態によっては賞味期限を待たずに傷んでしまうこともあるので注意してください。

例えば、適切な温度化で保存していなかったり、夏場などの暑い時期に常温でしばらく放置していたり、未開封の状態ではなくすでに開封済みのものなどは、早々に食べ物が劣化する原因となります。

「賞味期限が切れていないのになんだか状態がおかしい」「まだ賞味期限が切れてから2〜3日しか経っていないのに違和感を覚える」という場合は、安全のため、無理に食べず廃棄しましょう。

賞味期限を過ぎたら危険な食べ物はある?

賞味期限が記載されている食べ物でも、賞味期限を過ぎた日から安全面に注意が必要な食べ物もあります。

  • 生卵
  • いちご
  • ナチュラルチーズ

卵は賞味期限が記載されていることが大半です。しかし、生卵のまま食べる場合は、賞味期限が消費期限とイコールになると考えてください。加熱すれば食べることはできるので、賞味期限切れの卵は熱を通して調理しましょう。

また、いちごは賞味期限を過ぎると徐々に柔らかくなり、食べられる状態ではなくなってしまいます。賞味期限に関わらず、早めに食べ切るようにしましょう。

賞味期限切れの食べ物…廃棄目安となる危険なサインは?

賞味期限切れの食べ物は、安全に食事を楽しむためにも傷んでいるサインが出ていないかチェックすることが重要です。

  • 生臭い臭いや酸っぱい臭いなど異臭がする
  • 黒ずんでいる、変色している
  • 粘り気が出ている
  • 異様なほど柔らかくなっている
  • カビが生えている

以上のような異常が生じている場合は、すでに品質が劣化し、細菌が繁殖していたり腹痛などの体調不良を招く危険性があります。

日持ちすると言われている食べ物であっても、異常を感じたら廃棄しましょう。

賞味期限切れの食べ物は状態を確認してから食べよう

いかがでしたか。多少、賞味期限が切れても食べられると言われていますが、異常が生じている場合は傷んでいる可能性が十分にあります。賞味期限切れの食べ物は、食べる前に状態を確認してください。

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