食費が高い人がしている７つの無駄遣い習慣！やめるべき買い方・使い方

なぜ食費が高くなってしまう？気づかないうちにかさむ出費

日常生活の中で、食費がどんどん膨らんでいるように感じたことはありませんか？

特に家計簿をつけていると、意外なほど食費がかかっていることに驚くこともあります。しかし、これは決して特別なことではなく、現代の暮らしにおいて多くの方が共感できる悩みのひとつです。節約の第一歩として、まずはその原因を知ることが大切です。

ここからは「食費を高くしている無駄遣い」について、一つひとつ見ていきましょう。

食費を高くする7つの無駄遣い習慣

多くの人が無意識に行っていることが、実は食費を引き上げている要因となっています。ここでは、思わずやってしまう無駄遣いについて詳しく説明し、それぞれの無駄遣いがどのようにして食費に影響を与えているかも掘り下げていきます。

1. 外食やデリバリーの利用が頻繁になってしまう

外食やデリバリーは、日常の忙しさに加え、手軽さと便利さからつい頼りがちです。特に仕事や家事の疲れから「今日はちょっと楽をしたい」という気持ちで外食やデリバリーを選んでしまう方も多いでしょう。

しかし、自炊に比べると1食あたりのコストが高くつき、これが毎月の食費に大きな負担をかける原因になっています。例えば、1,000円のランチやデリバリーを週に数回頼むと、すぐに数万円の出費に。こうした頻度が食費を押し上げていることを意識し、少しでも自炊の機会を増やすことで改善が可能です。

2. 計画なしにまとめ買いをしてしまう

スーパーでの買い物で、特売品や「安いからまとめて買っておこう」と思うことがありませんか？一見節約に思えるまとめ買いも、計画なしに行うと逆効果になることが多いです。特に生鮮食品は日持ちしないため、使い切れずに廃棄することにもつながり、実は「フードロス」につながっているのです。

農林水産省によると、日本国内では家庭から年間約282万トンもの食品が廃棄されており、その多くが未使用の食材だといわれています。これを減らすためには、1週間単位の献立を立て、計画的に必要な量だけを購入する習慣が有効です。

3. 欲望のままに不要な食品を買ってしまう

買い物リストにはないお菓子やスイーツ、惣菜コーナーの新商品に心を奪われる経験は、多くの方が共感できることでしょう。こうした購入は日常のちょっとした楽しみですが、毎回繰り返すと意外なほどの出費に繋がります。

たとえば、300円のスイーツも回数が増えれば1,000円以上に膨れ上がり、これが食費を上げてしまう原因のひとつとなります。衝動買いを避けるために、あらかじめリストに必要な食材だけを記載し、買い物の際はそれに沿って行動することが節約に役立ちます。

4. 給料日後の「ついつい贅沢」

給料日後には、気持ちが緩んで「たまには自分にご褒美を」と思うこともあるでしょう。しかし、こうした贅沢が続くと出費がかさみ、結果的に月の食費を押し上げる原因に。

特に給料日直後は、外食やちょっとした贅沢品の購入に対する誘惑が強くなりがちですが、計画的に出費を管理するためには、月初に予算を決めて「無駄遣い」を防ぐ意識が必要です。例えば、月の食費の上限を決め、週ごとに分割して使うと、計画的に管理しやすくなります。

5. 新しい調味料の衝動買い

新しい料理を試すために、普段使わない珍しい調味料をつい購入することもあるでしょう。柚子胡椒やレモンソルト、エスニック調味料など、興味深いものがたくさん並んでいますが、頻繁に購入すると結果的に食費を押し上げる原因になります。

まずは既存の調味料で応用する方法を検討し、本当に必要かどうかを考えるのがポイントです。また、すでに購入した調味料をどの料理に活かすかアイデアを考えるだけで、食費の節約だけでなく料理の楽しみも広がります。

6. 買い溜めしすぎた食材を腐らせる

まとめ買いの際、食材を使い切れずに腐らせてしまうことも少なくありません。特に日持ちしない生鮮食品や野菜は、冷蔵庫に残ったまま賞味期限が切れてしまうケースが多いです。これを防ぐためには、「冷蔵庫にある食材を使い切る献立」を組み立てることが効果的です。また、冷凍保存を活用して保存期間を延ばす工夫もおすすめです。