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お米につく虫の種類
購入時には真っ白だったお米に、見慣れない虫が付着していることがありますね。お米に虫がつくと、食べるのをためらってしまいますよね。まずは、どのような虫が付きやすいのかを見分けてみましょう。
- コクゾウムシ
- ノシメマダラメイガ
- コメノゴミムシダマシ
- コクヌスト など
以上のように、様々な虫がお米にわく可能性があります。
お米に虫がわく4つの原因とは?
お米に虫がわく原因として、以下の4つが考えられます。特に重要なのは、購入後の適切な保存方法です。虫の繁殖を防ぐために注意が必要です。
1. 製造過程での虫の付着した
お米が収穫され、精米後に袋詰めされる過程で虫が付着することがあります。
- 収穫時
- 貯蔵時
最近は精米技術が向上しているため、購入後に虫が付くケースが多く見られますが、精米時に虫が完全に取り除かれるわけではないため、稀に虫が付着していることがあります。
2. 米袋の通気口からの侵入した
お米を入れている袋の通気口から虫が侵入することがあります。
- 通気口を小さくして虫が通れないようにする
- 逆止弁を設置する
虫は優れた嗅覚を持っており、お米の臭いを感じ取り侵入してくることがあります。しかし、通気口に対策を施すことで、お米の袋への虫の侵入を防ぐことができます。
3. 米袋の破損からの侵入した
メイガの幼虫は、お米の袋を食い破って侵入することがあります。袋をそのままにしておくと、袋の中で幼虫が成虫になり、新たにお米に卵を産みつけて増えることがあります。穴が開いた米袋を見つけたら、すぐにお米を出して管理することが虫の繁殖を防ぐのに役立ちます。
4. 米びつを洗わずに使い続ける
米びつの底には米ぬかが溜まりやすく、これが非常に栄養価が高いため虫が寄ってきやすいです。お米を使い切ったタイミングで、米びつをきれいに洗って乾燥させ、衛生的にお米を管理できるようにしましょう。
虫がわいたお米を食べても大丈夫?
お米にわく虫は基本的に無害な虫ばかりなので、食べても問題はありません。虫がわいているお米の特徴は、以下の通りです。
- 大きめの虫が米びつの中に入っている
- 米びつを開けたとき、小さな黒い点がある
気になる場合は、虫を取り除いてからお米を炊いてください。お米に虫が近寄りにくくなる虫よけアイテムを購入すると、より安全にお米を管理しやすくなります。
まとめ
お米につく虫は、非常に小さな種類ばかりで、毒はありませんが、お米に虫がわくと食べづらくなる可能性があります。できるだけお米に虫を寄せないように管理しましょう。
また、お米の中に幼虫が見られたら、どうするべきかを知っておくことが大切です。精米機にかける、米袋を定期的に点検するなどの対策を行い、虫の発生を予防することがお勧めされます。