ハズレ宝くじ、捨ててもいいの?実は1万分の1の再当選チャンスが存在!

宝くじ

ハズレてしまった宝くじを持っていても仕方がないからといって、当選日にハズレの宝くじをすぐに破棄してしまうのはもったいないかも!どうしてハズレの宝くじを持ち続けていたほうがよいのか、理由をまとめました。ハズレの宝くじを所持しておくべき期間や、ハズレくじの処分方法についても、紹介しています。

ハズレた宝くじ、すぐに捨ててもいいの?

ゴミ箱にゴミを捨てるところ

宝くじを購入して当選日を楽しみに待っていたけれど、ハズレてしまった。ハズレの宝くじを持っていても意味がないからと、すぐに捨ててしまうのはもったいない!ハズレくじは1年以内に「敗者復活戦」が行われるため、その期間は保管しましょう。

購入から1年以内の宝くじは、毎年9月2日(くじの日)にハズレくじを対象とした敗者復活戦「お楽しみ抽せん」が行われ、当選すると豪華な景品がもらえることがあります。

2024年の賞品例

  • ブランド米の食べ比べセット(1kg×2種)
  • 今治ブランドのホテルスタイルタオルセット
  • ステンレス製真空二重構造マグボトル
  • 長期保存食セット
  • お好きなスクラッチくじ(2,000円相当)

これらの賞品は、およそ2,000円から3,000円相当の価値があります。ハズレくじはすぐに捨てるのではなく、1年は大切に保管しておきましょう。

「お楽しみ抽せん」の詳細

  • 開催日:毎年9月2日(宝くじの日)
  • 対象:前年9月1日〜当年8月31日の抽せん分
  • 当選方法:宝くじの下4ケタの数字で決定
  • 当選確率:約1万分の1

ちなみに、ネットで購入した宝くじの場合でも、お楽しみ抽せんに参加できます。宝くじ公式サイトで購入した場合は、マイページから受け取りの手続きが必要です。みずほダイレクトで購入した場合は、自動的に賞品カタログが郵送されるので便利ですね。

このように、ハズレくじにも再チャンスがあるのです。大切に保管して、思わぬ幸運を掴みましょう!

ハズレた宝くじを捨てるタイミング

ハズレくじを捨てる適切なタイミングも重要です。ハズレた宝くじを捨てるタイミングは、以下の通りです。

  • 飲み物や食べ物をこぼして、字が全く見えなくなった
  • 敗者復活戦にも選ばれなかった
  • 激しく損傷した

くじとしての効果がなくなってしまった場合は、宝くじを破棄しましょう。ただし、処分する前に必ず当選番号を再確認することをおすすめします。思わぬ見落としがあるかもしれません。

実は、毎年100億円近くの当せん金が「時効当せん金」として引き換えられずに終わっています。

例えば、令和4年に発売された宝くじの売上総額は8,324億円で、時効当せん金は99億円もありました。全体の約2.5%もの金額が「当たったのに取りに来なかった」ことになります。これはもったいないですね。

そのため、ハズレだと思っていても、もう一度しっかりと確認してから処分するようにしましょう。「300円当せんで、交換がめんどくさいから良いか…」というケースが多いようですが、もしかしたら高額当せんしているのに見逃しているかもしれません。

ハズレた宝くじを処分する方法

くじの日の当選を待ってみたけれどそれでも当選しなかったとなれば、宝くじを捨てることになります。当選しなかった宝くじは、どのような方法で破棄すべきなのでしょうか?いくつかの方法をご紹介します。

あら塩を振って破って捨てる

不要になった宝くじは、あら塩を振って思いっきり破ってしまいましょう。そうすることで、厄落としの役目も担ってくれます。

特別宝くじに思い入れがあるわけではないのであれば、気持ちよく破ってしまう方が運気アップにつながりますよ。あら塩を振って清めることで、風水学的にさらに効果を高めることが可能です。

お金を出して購入したものですが、敗者復活戦にも当選しなかったとなるとあまり価値が見いだせない紙になってしまったものといえます。使い道がないものをしまい込んでいても、運気が悪くなるばかりです。ハズレくじは、気持ちよく破って燃えるごみとして処理しましょう。

宝くじ供養に出す

ハズレくじ供養をおこなっているのは、東京都にある宝禄稲荷神社です。地方に住んでいる人は、気軽に行ける場所ではありませんが、心配ご無用!1000円以上の郵便振替で納め、郵送することで、5月22日に開催されている宝禄祭でお炊き上げをしてもらえます。ハズレた宝くじを供養することで、勝負運をアップさせる効果が期待されます。

現在も同様の供養が行われており、郵送による対応が可能です。宝くじ供養には「次回の宝くじは当たりますように」という願いを込めることができます。外れた宝くじと言えども、夢を求めて買ったものをそのまま捨てるのは忍びないという方にはおすすめの方法かもしれません。

フリマアプリに出品する

既にハズレてしまっている宝くじでも、フリマアプリで売ることが可能です。ただし、ここで重要なのは、法的に問題のない形で出品することです。

まず、抽せん前の宝くじや当せん金付きの宝くじの販売は「当せん金付証票法」により違法とされているため、絶対に行ってはいけません。ハズレ券の販売は法的には問題ありませんが、購入者が収集目的であることを確認することが重要です。

以下の条件に当てはまるハズレ券は、コレクターにとって価値があり、売れる可能性があります。

  • かなり昔に販売された宝くじ
  • 印刷ミスや裁断ミスがある宝くじ
  • 地域限定宝くじ
  • 記念販売された宝くじ
  • 絵柄が美しく、種類豊富な宝くじ

収集家が購入する可能性があるものは、非常に限られています。自分の手元にある宝くじがどのようなものなのかをしっかりとリサーチして、出品するかを検討しましょう。最新の取引傾向によると、記念宝くじや地域限定の特別な宝くじが高い需要を持っています。

出品する際は、以下の点に注意しましょう。

  • ハズレ券であることを明確に記載する
  • 収集目的での販売であることを明記する
  • 宝くじの詳細情報(発行年、種類、特徴など)を正確に記載する
  • 現金化や当せんの可能性を匂わせるような表現は避ける

これらの注意点を守ることで、法的トラブルを避け、安全に取引を行うことができます。ただし、一般的な宝くじのハズレ券では購入する人はほとんどいないため、出品する価値があるかどうかは慎重に判断しましょう。

リサイクルに出す

宝くじのハズレ券を処分する場合、環境に配慮してリサイクルボックスに入れるのも良い方法です。宝くじハズレ券は、紙でできているため、リサイクルすることで、新たな紙製品の原料として生まれ変わります。

リサイクルすることで、宝くじハズレ券は、地球の循環の一部として、新たな命を吹き込まれるのです。この方法は、環境への配慮だけでなく、宝くじに使ったお金を無駄にせず、有効活用したという気持ちにもつながります。

宝くじ売り場で確認・処分してもらう

外れた宝くじが特に希少価値も無く、ゴミに出すのも忍びない、わざわざ供養してもらいに行くのも面倒だという場合は、宝くじ売り場で処分してもらう方法もあります。

宝くじ売り場へ持って行くと、売り場の人が最後に念のために当選していないか確認してくれ、外れていた場合はそのまま処分してくれます。数字を見間違えていて当たっていればラッキーですし、外れていた場合も手元に残らないためスッキリするでしょう。

また、宝くジを売り場へ持っていく場合は、購入した売り場でなくても大丈夫です。全国どこの宝くじ売り場でも同じように対応してくれますので、お出かけのついでに立ち寄って処分してもらいましょう。

まとめ

ハズレた宝くじを持っていても意味がないと、すぐに宝くじを捨ててしまうのはもったいない!まずは、敗者復活戦まで、大切に宝くじを保管しておきましょう。敗者復活戦の賞品には生活用品や宝くじポイントが用意されています。

それでも当たらなかった場合は、あら塩を使った処分、宝くじ供養、フリマアプリへの出品、リサイクル、宝くじ売り場での処分など、さまざまな方法があります。自分に合った方法で、感謝の気持ちを込めて処分することが大切です。そうすることで、次の宝くじ購入時の運気アップにもつながるかもしれません。

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