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防災グッズで優先度が「低いもの」6選
1.テント
災害時にテントを張って屋外で過ごそうと考えている人もいるかもしれません。しかし災害時の屋外はセキュリティが低く、犯罪に巻き込まれる恐れがあります。避難所が使える場合は、避難所の利用を優先してください。
また、プライバシーを守るために、避難所でテントを張ろうと考えている人も注意が必要です。避難所によってはテントの設置を禁止していることもあり、せっかく持ち込んでも使えない可能性があります。
持ち運びも不便で、用途が限られるテントは、防災グッズとしての優先度は低めと言えるでしょう。
2.ティッシュペーパー
ティッシュペーパーはトイレットペーパーで代用できるため優先度は低めです。特に箱入りのティッシュペーパーはかさばるので、避難の際には荷物になります。
トイレットペーパーであれば、芯を抜いて潰せばコンパクトになりますし、ジッパー付きのポリ袋に入れておけば雨に濡れても安心です。
3.ロープ
ロープは救急活動や脱出用として役立つ道具ですが、結び方や使い方を熟知していないと、とっさに活用するのは難しいものです。
ロープの活用方法としては、ブルーシートと組み合わせて目隠しにしたり、日差しよけとして使ったりすると良いでしょう。
4.ろうそく・マッチ
停電時の明かり取りとして、ろうそくやマッチを準備している人も多いです。しかし、火を使うため、火事ややけどといった二次被害の可能性もあります。
災害時の明かり取りには、乾電池式のランタンや懐中電灯を使いましょう。
5.ナイフ
ナイフは本格的なアウトドアで役立つ道具ですが、災害時にナイフを使って調理したり、ロープを切るといったケースはほとんどありません。
もしナイフを用意する場合は、栓抜きやホイッスルなどがついた「万能ナイフ」を選ぶようにしましょう。
また、災害時に持ち歩いても違法になる可能性は低いものの、不用意に所持すると「銃刀法違反」に該当する場合もあるため注意が必要です。
6.カップ麺
カップ麺は、賞味期限が長く非常食として重宝する食材です。しかし災害時は停電や断水によりお湯が沸かせない可能性があり、優先度は低めです。
防災グッズとしてカップ麺を用意する場合は、水だけで作れるタイプが良いでしょう。通常よりもかなり時間はかかりますが、非常食としていくつか用意しておきたい食材です。
まとめ【本当に必要なものを準備しよう】
この記事では、優先度が低い防災グッズをご紹介しました。一般的に必要とされているグッズでも、人によっては不要な場合もあります。その防災グッズは本当に必要なのか……自分に問いかけながら準備してくださいね。