賞味期限切れのお寿司は食べても大丈夫?絶対ダメな4つのサインと適切な保存方法とは?

握り寿司

お寿司は生モノなので基本的に賞味期限が非常に短いです。もしも記載されている賞味期限を過ぎてしまった場合、お寿司は食べることができるのでしょうか。今回は、賞味期限切れのお寿司について解説していきます。

お寿司の賞味期限は基本的に当日〜翌日まで!

握り寿司

スーパーで販売されているお寿司や、お寿司屋さんから出前やテイクアウトしたお寿司は、「〇〇までにお召し上がりください」や消費期限が記載されていることが大半です。

お寿司は生モノなので、賞味期限(味の質が保障されている期限)ではなく、消費期限(安全に食べられる期限)が記載されています。したがって、パッケージなどに記載されている期日を過ぎたお寿司は、原則として食べてはいけません。

一般的に、お寿司は当日〜翌日までが消費期限に設定されていることが多いので、食中毒を回避するためにも消費期限が切れたお寿司は食べずに廃棄しましょう。

持ち帰ったお寿司の適切な保存方法は?

お寿司は適切に保存したとしても、当日中、あるいは翌日中に食べ切らなければいけません。しかし、適切に保存しなければ、当日中に劣化してしまったり、場合によっては数時間で腐り始めてしまう恐れがあります。

持ち帰ったお寿司は、必ず冷蔵庫に入れて食べるまで保存してください。冷蔵室では少々温度が低いので、パサつきを抑えるためにも野菜室に入れて保存する方法がおすすめです。

夏場はもちろん、冬場であっても常温で放置することは絶対に避けてください。食中毒菌が繁殖してしまい、腹痛や下痢、嘔吐などの症状を発症するリスクが高まります。

賞味期限切れのお寿司…絶対食べてはダメな4つのサイン

バツ印を示す医師

お寿司の場合は、賞味期限ではなく消費期限が記載されていることが大半ですが、記載されている期限を過ぎたお寿司は、基本的に食べてはいけません。特に、以下のようなサインが出ている場合は、腐り始めている可能性が高いので、絶対に廃棄しましょう。

1.表面にぬめり気が出ている

表面がヌメヌメとしている場合は、細菌が繁殖していることによって食品の質が劣化しているサインです。腐り始めている可能性も高く、食べてしまうと食中毒症状を引き起こす恐れがあります。

箸や手で持った際にヌメッとした感触を覚えたら、他に異常が確認できなくても食べることを避けるべきでしょう。夏場などは、消費期限を過ぎていなくても腐敗サインが現れることもあるので、注意してください。

2.表面に白い粘膜のようなものが張っている

ぬめり気と共に表面に粘膜のような物が張っていることがあります。明らかに見た目に変化が生じているため、「大丈夫かな?」と心配になる方も多いでしょう。

このような異変もお寿司の品質が劣化し、腐敗が進行している時に見られるサインです。「まだ消費期限は切れていないから」と思っても、保存環境によって劣化が早まることも多くあります。油断せず、健康を考えて廃棄しましょう。

3.黒ずんでいる

お寿司が持ち帰った時よりも黒ずんでいたり、どことなく淀んで見えたりする時は、品質が劣化しているサインであることは明白です。特に黒ずんでいる場合は、腐敗が進んでいる可能性が高いので、無理して食べずに廃棄してください。

4.異臭がする

お寿司は生モノなので、腐敗が進行すると臭いに異変が生じることも多くあります。見た目には異変が現れていなくても、酸っぱい臭いが漂ってきたり、生ゴミのような明らかに違和感を覚える臭いを発生させている場合は、非常に危険です。

食べてしまうと腹痛や下痢、嘔吐といった食中毒症状だけでなく、より重い症状を発症する危険性もあります。

見た目に変化が見られなくても、臭いに変化が現れていることは往々にしてあります。持ち帰ってから時間が経過しているお寿司は、食べる前に臭いもチェックしましょう。

賞味期限切れのお寿司は食べずに廃棄するべき!

いかがでしたか。お寿司は一般的に「賞味期限」ではなく「消費期限」が記載されています。そのため、記載されている期限を過ぎているお寿司は、安全のため食べずに廃棄するべきです。特にNGサインが出ている時は、迷わず廃棄しましょう。

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