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洗濯機はドラム式と縦型…どちらを選ぶべきか迷う!
現在、洗濯機には大きく分けて「ドラム式」と「縦型」があります。最近はドラム式の人気の上昇していますが、現在も縦型洗濯機の人気は衰えていません。
実際、洗濯機を新しいものに買い替えようと考えている時、どちらの洗濯機にするか迷う人は多いです。洗濯機を購入する際は、ドラム式洗濯機と縦型洗濯機両方の特徴を理解した上で検討しましょう。
ドラム式洗濯機の特徴
ドラム式洗濯機は、日本では縦型洗濯機よりも比較的新しい種類の洗濯機です。見た目のスタイリッシュさなどから人気を集めていますが、それ以外にも以下のような特徴があります。
- 節水効果が高い
- 衣類同士が擦れにくく形崩れしにくい
- 乾燥機能が優れている
最近は外に洗濯物を干すことに戸惑いを感じたり、共働き家庭では急な雨への対策として室内干しを選ぶご家庭も増えています。その場合、洗濯機に搭載されている乾燥機能の性能が重要です。
ドラム式洗濯機に搭載されている乾燥機能は、縦型洗濯機よりも傷みにくく効率良く乾かすことができます。
また、ドラム式洗濯機はたたき洗いが基本なので、節水効果が高いというメリットも特徴的です。
縦型洗濯機の特徴
昔から多くのご家庭で使われてきた馴染みのある縦型洗濯機を選ぶ人も多いです。縦型洗濯機もドラム式洗濯機と比べると違う点でより高い効果が見込める特徴があります。
- 洗浄力が高い
- サイズがコンパクトで置きやすい
- 初期費用がドラム式洗濯機よりも安い
以上のメリットがあります。外遊びが好きなお子様や現場作業が多い方のいるご家庭では、服に頑固な汚れがつきがちです。その場合は、洗浄力が高い縦型洗濯機が使いやすいと感じる人も多いでしょう。
また、サイズ感がドラム式洗濯機よりも小さいものが多いため、置き場所に困らないという点も特徴の1つです。
ドラム式洗濯機を買ってはいけない人の特徴3つ
スタイリッシュでおしゃれなドラム式洗濯機に買い換えたいと思っている方も多いでしょう。しかし、以下の特徴に当てはまる方は、ドラム式洗濯機に買い換えるべきか、今一度考え直してみてください。
1.洗濯機を設置するスペースが狭い
そもそも洗濯機を設置するスペースが狭い住宅では、ドラム式洗濯機が大きくて設置できないというトラブルが発生する恐れがあります。
事前にしっかりと調べておかなければ、いざ購入したけれど入らなかった、脱衣所での圧迫感がすごいなど、後悔につながることも。
まずはドラム式洗濯機を置くスペースを確保できるか、またドラム式洗濯機を置いても快適に脱衣所を使えるかまで考えておきましょう。また、搬入経路も確認してください。
2.家族の衣類が汚れる頻度が高い
お子様が外遊びが好きな場合や屋外でのスポーツを行っている場合、あるいは職業的に現場仕事が多い場合など、家族の衣類が汚れる頻度が高い場合は、洗浄力の高い縦型洗濯機を選んだ方が納得のいく洗濯ができるでしょう。
最近では、洗浄力が縦型洗濯機と変わりないほど高いドラム式洗濯機も登場していますが、やはり価格が高めです。金銭的に余裕がある場合は、洗浄力の高いドラム式洗濯機を選ぶのも良いでしょう。
3.柄物や色物など色移りしやすい服が多い
柄物や色物など、他の衣類に色移りしやすい服が多い場合は、ドラム式洗濯機の購入を考え直した方が良いかもしれません。
ドラム式洗濯機は縦型洗濯機よりも使う水の量が少ない傾向にあるため、どうしても色移りする可能性が高くなります。
もちろん、柄物や色物をその幾度分けて洗濯することで問題なく洗濯を完了させることが可能です。しかし、忙しい人などはどうしても分けて洗濯する回数に限りがあります。その場合は、縦型洗濯機で洗濯ネットなどに入れ、一気に洗ってしまった方が楽だと感じる人も多いでしょう。
節水や乾燥機能を重視したい方はドラム式が断然おすすめ!
ドラム式洗濯機を買ってはいけない人の特徴を紹介しましたが、その特徴に当てはまらず、なおかつ節水や乾燥機能を重視したいという方には、ドラム式洗濯機がおすすめです。
ドラム式洗濯機は、縦型洗濯機に比べて初期費用は高い傾向にあります。しかし、節水効果が高いため、総合的にかかるコストはドラム式洗濯機の方が安いともいわれているのです。したがって、長い目で見ると総合的なコスト面はドラム式洗濯機の方が安いと考えられます。
また、乾燥機能も高性能な商品が多いので、外干しに抵抗がある方や、共働きで急な雨に対応できないというご家庭は、ドラム式洗濯機である程度乾燥させ、室内干しする選択もあります。
洗濯機はどちらも優秀!特徴を理解して選ぼう
いかがでしたか。洗濯機はドラム式、縦型どちらもそれぞれ優秀な特徴を持っています。現在のライフスタイルや重視したいポイントなどを考え、自分や家族に適した洗濯機の種類を選ぶことをおすすめします。