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年末年始の帰省は渋滞に巻き込まれる可能性大!
年末年始に車で実家へと帰省するという方も多いでしょう。しかし、考えることは皆同じ。年末年始や行楽期は、特に高速道路をはじめとした多くの場所で渋滞が起こります。
渋滞は事故を引き起こす確率が上がるため、普段以上に運転や渋滞に巻き込まれた時の意識を引き締めなければいけません。
自分勝手な運転が最悪のトラブルを招くことも
渋滞に巻き込まれた時、退屈さや苛立ちによって自分勝手な行動を起こしてしまう人も少なくありません。小さなお子様がいるご家庭では、「トイレに行きたい」「退屈加減に我慢できず大泣き」といったトラブルも増えるでしょう。
このように年末年始や行楽期には渋滞に巻き込まれるリスクが非常に高くなります。この時期に車で移動する方は、渋滞に巻き込まれることを頭に入れ、携帯用トイレや暇潰しアイテムなどを準備しておきましょう。
渋滞に巻き込まれた時にしてはいけない「絶対NG行為」5選
渋滞に巻き込まれた時こそ事故のリスクが上がります。自分勝手な行動やちょっとした油断が思わぬトラブルにつながるケースも少なくありません。ここでは、渋滞に巻き込まれた時にしてはいけない絶対NG行為を紹介します。
1.スマホ操作や同乗者との会話に夢中になる
なかなか渋滞の列が動かないからとスマホ操作や同乗者との会話に夢中になってしまう人は多くいます。しかし、運転以外のことにあまりに気を取られてしまうと、うっかりブレーキペダルから足を離してしまう危険性があります。
ブレーキペダルから足を離してしまうことで、前方に停まっている車に追突してしまい、多重事故を引き起こしてしまうことも。渋滞の合間に楽しむことは悪いことではありませんが、気を抜きすぎる過ごし方には注意しましょう。
2.隣の車線が動いたからと前車を確認せずに発進
しばらく列が動いていないと、隣の車線が動いた時に、つい一緒になって発進させてしまう運転手を見かけます。渋滞が起こっている時に前車を確認せず発進すれば、何が起こるか想像がつきますよね。
隣の車線が動いたからといって、自分の運転している車線が動いたとは限りません。必ず発進させる前に前車が動いているか、前車との車間距離などを確認してください。
3.シートを倒して仮眠する
なかなか動かない渋滞の列に、ついウトウトと眠くなってしまう人は多いでしょう。渋滞で列が動いていないからと居眠り運転する行為は絶対に禁物です。
中にはシートを倒して仮眠している人を見かけますが、これはあらゆるトラブルを招きます。万が一、後ろから車に追突されてしまった場合、体が前に滑り込んでしまったり、エアバックが正確に作動しなかったりといった危険性が高まります。
ちょっとした追突であっても大きな怪我につながる恐れがあるので、シートを倒して仮眠したり、背もたれに寄りかかった状態で居眠りしたりする行為は控えてください。
4.ダッシュボードに足を乗せてくつろぐ
助手席に座っている人の中には、あまりに長い渋滞に耐えかねて、ダッシュボードに足を乗せて休んでいる人を見かけます。
しかし、もしも後ろから追突されてしまったり、運転者が前の車に追突してしまった場合、フロントガラスを足が突き破ってしまい、大怪我してしまうリスクが上がります。
また、シートベルトがお腹を圧迫してしまうことで、内臓に必要以上の負担がかかり、重傷を負ってしまう危険性もあるのです。ダッシュボードに足を乗せる行為は絶対にやめましょう。
5.子どもをチャイルドシートから降ろす
なかなか動かな車に飽きてしまい、チャイルドシートに乗っている子どもが泣き出してしまう、という話はどのご家庭でも起こります。
しかし、だからといって子どもをチャイルドシートから降ろす行為は危険です。もしも降ろしている最中に後ろから追突されてしまった場合、シートベルトをしていない子どもが衝撃で窓ガラスに頭を強打してしまったり、場合によっては突き破って死亡事故につながる危険性もあります。
お子様がなるべく退屈にならないよう事前準備を整えつつ、泣き出してしまった場合でもチャイルドシートから降ろす行為は控えてください。
渋滞に巻き込まれても自分勝手な行動はダメ!事前準備を整えて
渋滞に巻き込まれた時こそ、気を引き締めて大怪我につながるような事故を回避しなければいけません。今回紹介した行為はもちろん、突然停車スペースを使って逆走するなどの危険行為も絶対にやめてください。
年末年始や行楽期は渋滞に巻き込まれることを想定し、あらゆる事前準備を整え、心に余裕を持って運転するようにしましょう。