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子どもが泣きやすい状況とは
子どもが泣き出しやすい状況は、いろいろなものがあります。
- 初めての場所などで不安を抱えており、予測不能なことが起きて泣く
- 心身になんらかの危害が加わりそうな場面
- 自分のわがままが通りそうにないとき
- 周囲の人との意見の食い違い、自分の意見を否定されたときなど
子どもには個性があるため、泣きやすい子とそうでない子がいます。涙もろくてすぐ泣いてしまう子への、NGな接し方を知っておかないと、子どもから警戒されてしまうかも…!
すぐ泣く子にしてはいけない「間違った接し方」3つ!
すぐ泣く子どもにやってはいけない接し方は、以下のものが挙げられます。
1.無理やりにでも子どもを黙らせようとする
子どもが泣いていると、イライラしてしまうことがあります。だからといって、子どもを無理やり黙らせようとするような行動に出てしまうのはNG。
- 怒鳴って脅す
- 叩く・蹴るなどの暴力を振るう
- 閉じ込める・家から閉め出す
- 「お兄ちゃんなんだから」「お姉ちゃんなんだから」など、きょうだい関係を盾にする
- 子どもにとって怖い存在をだし、泣き止まなければそれがくると脅す
上記のような行動をっていると、子どもから不信感を持たれてしまいます。
2.なんで泣いているのか、理由を話すまで聞き続ける
子どもが泣いているときに、子どもに根掘り葉掘り泣いている理由をしつこく聞いてしまうのはよくありません。大人でもうっとうしいと思うような行動は、子どもも大人と同じ感情を抱きやすいです。
子どもの性格などを把握し、泣いている理由を聞くタイミングをうかがいましょう。
3.放置する
子どもが泣く理由の中には、子どもの自分勝手な行動や言動をとがめられたときも含まれています。もし子どもが自分勝手な行動で泣いていたとしても、子どもをそのまま放置してしまうのはNG。
落ち着いたり反省するまであえて声をかけないという方法は、場合によっては有効なこともあります。しかし、毎回子どもを放置してしまうと、子どもは自分の方を見ていないと感じて不安になってしまうかもしれません。
子どもが泣きやすい場面ごとの対処方法
子どもを泣き止ませるためにすべき行動は、以下のものが挙げられます。
- 不安で泣ている…抱っこなどをしてあげて、安心するような声掛けを継続して行う
- なんらかの危害が加わりりそうなとき…これから起こることを伝え、一緒に乗り越えたり取り組む旨を伝える
- わがままで泣いている…子どもとよく話し、諭す
- 周囲の人との意見が合わなかったとき…子どもを否定したわけではない旨を伝え、思いを受け止めてあげる
- 自分の意見が通らなかったとき…ほかの人の意見がなぜ採用されたのかを、その子に合った言葉を選んで伝える
泣いている理由は、さまざまあります。その理由がなんなのかを正しく把握し、子どもの気持ちに寄り添いつつ対応しましょう。
まとめ
子どもは、いろいろな理由で泣きます。どうして泣いているかをしっかりと把握して、泣いている子が納得できるような声掛けなどを行いましょう。