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妊娠中は感情が不安定になりがち
妊娠中は、日々成長するおなかを抱える不安でいっぱいです。それだけでなく、妊娠による体の変化や、これから迎える出産、上手に育児ができるかなど、不安視しやすい要素が多い時期。そんなデリケートな精神状態な妊娠さんに言うべきではない言葉とは、どのようなものなのでしょうか?
妊娠中に言われるとイラっとする『5つの言葉』
妊娠中に言われるとイラッとしやすい言葉は、以下の通りです。
1.つわりに対して「気持ちの問題」「病気じゃないから」
つわりは病気ではありません。しかし、個人差があり、場合によっては入院しなければならないこともあります。
- 妊娠の経験がない女性
- 妊娠期間中、つわりが無かった人
- 妊娠中の伴侶
- 妊娠や出産が遠い昔の記憶になっている老齢の人
つわりはときに、母体の生死にかかわることがあります。甘く見てよいものではないのです。
2.体型の変化に対して「太った?」「元の戻るの?」
妊娠中は、体型が大きく変化します。それは、体重があまり増えていない人であっても見られ、出産後赤ちゃんを育てるために必要なことです。
体型変化は、妊娠中の女性自身が非常に気にするデリケートな部分。それを、面白半分からかうのは絶対NG!
親族を引き合いに出し、「○○は元に戻ったけど」など比較するようなことを言うの、妊娠中の女性にプレッシャーを与えるだけでなく非常に失礼な言動です。
3.性別に対して「もうわかった?」「じゃあ次は○○○(妊娠中の赤ちゃんと反対の性別)ね」
赤ちゃんの性別について根掘り葉掘り聞いてしまうのは、相手に失礼な行動です。気になる部分ではありますが、直接聞くべきではありません。相手へのプレゼントは、性別関係ないものを選ぶのが無難。
親族に見られやすのが、まだ妊娠中にもかかわらず、次の子どもの話をして今妊娠している子と反対の性別の子を産めという趣旨の話をする人です。非常に失礼で、妊娠中の女性のストレス以外の何者でもありません。
4.体が重いのに「早くして」「遅い」
妊娠後期になると、立ち上がるのも一苦労!おなかの赤ちゃんの体重が増えるだけでなく、母体の体重も増えやすくなります。臨月ともなると、水でも体重が増えると錯覚するほど、太りやす時期です。
どんなに注意していてもからだが重くなる時期なのに、妊娠中の女性を急かすのはよくあります。急かして転倒してしまったら、大惨事を招く可能性があります。
5.分娩方法について「帝王切開はダメ」「普通分娩にすべき」
分娩方法は、複数あります。
- 帝王切開
- 自然分娩
- 無痛分娩など
妊娠中の女性の意思とは関係なく、分娩方法が決まることも少なくありません。どれであっても楽なお産はなく、命がけであることにかわりありません。そして、分娩方法にかかわらず、わが子はこの世で一番かわいいのです。
妊娠中を心穏やかに過ごす方法
妊娠中は母体のストレスがゼロに近い状態の方が、赤ちゃんによい影響を与えやすくなります。
- 落ち着ける音楽を聴く
- 無理をせず、こまめに休む
- 適度な運動…つわりが落ちつき、医師の許可が下りたら
- 嫌味は無視
- バランスが取れた食事を摂る
- 楽しい気持ちになれることを増やす
- 夫婦円満…思いやりを持ったあいてとのかかわり
妊娠中は、思いがけないことが起こりやすい時期です。それを考慮し、ストレスの少ない生活を送りましょう。
まとめ
妊娠期間中は、女性にとって非常に特別で特殊な期間です。周囲の人は少し気を使って、妊娠中の女性にストレスがかからないよう配慮しましょう。