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洗っったはずなのに洗濯物に汚れが残ってる…!?
現在、多くのご家庭が洗濯する際に洗濯機を使用して衣類を洗っていると思います。洗濯機はとても便利で優秀な機能を備えていますが、意外と説明書を熟読せず、間違った使い方をしている人も多くいます。
すると、「洗ったはずの洗濯物の汚れが落ちていない」「洗ったのに洗濯物から臭いが…」という事態が発生しやすくなるのです。
洗濯機の使い方はもちろん、洗濯する際に押さえておきたいポイントを知らずに洗濯機にかけていると、実は洗濯物がきちんと洗えていない可能性もあります。
実は洗濯物が洗えていない『間違った洗濯方法』5選
間違った方法で洗濯物を洗っていると、実は洗えておらず不清潔な状態で衣類を身につけていた…なんてことになりかねません。ここでは、実は洗濯物が洗えていない間違った洗濯方法を紹介します。心当たりのある方はすぐに改善しましょう。
1.一度に入れる洗濯物の量が多すぎる
一度に洗濯機に入れる洗濯物の量が多すぎると、洗剤や水量が足りず、均一に全体へと行き渡りません。そのため、きちんと洗濯物の汚れを落とすことができず、「汚れが付着したまま」「臭いが悪化している」といった状態で洗濯が終わってしまうのです。
一度に入れる洗濯物の量は、洗濯機の約8割が推奨されています。あまり多く入れすぎてしまうと、途中でエラーを起こしてしまうこともあるので、入れ過ぎには注意しましょう。
2.一度に入れる洗濯物の量が少なすぎる
では、一度に入れる洗濯物の量を少なくすればいいのかと言うと、実はそうでもありません。
洗濯機は、基本的に洗濯物同士を水圧で擦り合わせ、もみ洗いするようにして汚れを落としています。そのため、あまりにも一度に洗濯する洗濯物の量が少ないと、きちんと洗濯物同士が擦り合わず、汚れが落ちにくくなってしまうのです。
先ほども話に出てきましたが、洗濯機を使う際の理想の目安量は8割程度です。少なくとも、6〜7割を占めるくらいの洗濯物を一度に洗濯するようにしましょう。
3.入れる洗剤の量が適量ではない
多くの洗濯機には、洗濯機に投入された洗濯物の量を計測し、その洗濯物の量に適した洗剤の量を教えてくれる機能がついています。そうでなくとも、洗剤のパッケージには、洗濯機に入れた洗濯物の重量に合わせて、洗剤の適量目安が記載されています。
入れる洗剤の量が適量でないと、きちんと汚れを落とすことができなかったり、かえって船体の量が多すぎるあまり、残った洗剤が洗濯物に染み付いたまま雑菌の温床になってしまうこともあります。
きちんと洗えず不清潔なまま選択が終わってしまうので、毎回計測は面倒臭いと感じる方も、なるべく洗濯物の重量を計測し、洗剤の適量を把握しましょう。
4.シミになりそうな汚れを付着させたまま洗濯機に入れる
カレー汚れなどのシミになりそうな汚れを付けたまま、汚れた洗濯物を洗濯機で洗っていませんか。洗濯機はとても優秀ですが、こうした汚れを完璧に落とすことはできません。
シミになりそうな汚れの中には、そのまま洗濯機で洗ってしまったがために、汚れが拡がってしまったり、他の衣類にも被害が拡大したりすることもあります。
必ずシミになりそうな汚れは落とせるだけ落としてから洗濯機に入れましょう。
5.洗濯物の量に対して使う水の量が少ない
最近、洗濯に使う水の量を節水するために、濯ぎの回数を1回にしているご家庭が増えています。確かにある程度、汚れや洗剤を落とすことは可能ですが、濯ぎ1回では十分とは言い切れません。
特に、洗濯物の量が多い時に濯ぎ1回では、洗剤や汚れを濯ぎ落とし切ることができず、汚れや洗剤残りが付着したままであることも多いです。洗濯物の量に対して、水は適量使うようにしましょう。
洗濯する上で意識すべきポイントは?
洗濯機で洗濯物を洗濯する際、しっかり汚れを落とすためには以下のポイントを押さえておくことが大切です。
- 一度に入れる洗濯物の量は8割程度を目安に
- 洗濯機に入れる前に取れる汚れは落としておく
- 洗濯物の量に合わせて適量の洗剤を入れる
- なるべく濯ぎの回数は2回を目安に行う
一度の洗濯物の量は多すぎず少なすぎず、洗濯機の8割程度を目安にしましょう。また、洗濯物を入れる際、シミになりそうな汚れはあらかじめ落としてから入れてください。
他にも洗剤の量が水量などは、必ず適量を把握した上で、きちんと十分な量を使いましょう。もちろん、洗剤を入れすぎてもいけません。
最後に、洗濯が終わった後、長時間洗濯槽に洗濯物を放置してしまうと、雑菌の温床になってしまいます。生乾き臭の原因にもなるので、早めに洗濯物は取り出して干すようにしましょう。
正しい方法で洗濯して洗濯物を清潔な状態へ!
いかがでしたか。洗濯したはずなのに汚れが落ちていない場合、今回紹介したような間違った方法で洗濯している可能性があります。今一度、正しい洗濯方法や洗濯機の使い方を確認し、確実に洗濯物の汚れを落としましょう。